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2017年1月31日 (火)

第1254回鮮やかカフジテイク

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 あっという間に、今日で1月も終わり。雪で変則開催になったこともあって、ずっと競馬をやっていた気分の1か月だった。その間に世界は、傲慢な自国中心主義者にかき回されて、混迷を深めている。

 先週から、東京の開催も始まった。
 G1フェブラリーSを目指す根岸Sは、直線、最後方から自慢の鋭い差し脚を使ったカフジテイクが、先に抜け出していたベストウォーリアを一気にとらえて、初の重賞のタイトルを手にした。2着は中団から抜け出したベストウォーリア、3着は最後方から馬群を割って伸びてきたエイシンバッケンだった。

 カフジテイクは34秒5の最速の上がりタイムで他馬を一蹴。さすがというか、カフジテイクの差し脚の鋭さは天下一品だ。この勝利で東京ダート1400メートル戦は3戦3勝となった。次走、マイルのG1フェブラリーSでもその脚が使えるかどうかは気にかかるところだが、前走ダート1800メートルのチャンピオンズCでも切れる差し脚を使っており、距離に問題はないとは思うが--。

 後日、レースの映像を見ていて、「惜しかった」と感じたのが、3着に入った岩田騎手騎乗のエイシンバッケンだ。道中は勝ったカフジテイクと同じ最後方待機策。直線、カフジテイクが大外に回したのとは逆に、内に入れて追おうとしたが、前が詰まってブレーキをかける場面が何度もあった。スペースを探して右往左往するレースぶりでは、普通なら大敗もあっただろう。それが、わずかに開いた狭い馬群をすり抜けるように伸びてきて、3着にまで迫ったのだから、驚きの印象が強く残った次第。ナビグラフを見ても分かる通り、カフジテイクとエイシンバッケンは差し脚の鋭さでは最上位の2頭で、もしもエイシンバッケンに大きな不利がなかったら、間違いなくカフジテイクにも肉薄できたのではないか。

 京都のシルクロードSは、トップハンデのダンスディレクターが快勝した。トップハンデ馬は苦戦続きのレースで、不利なデータを覆しての勝利は、新年から好調が続く武豊騎手の手腕だろう。2着は4歳馬セイウンコウセイ、3着はセカンドテーブル。

 期待していたネロは、控えて2番手から。直線半ばでセイウンコウセイに交わされると、一気に失速して11着に大敗した。前走の逃げ切り勝ちが鮮やかだった分、「控えなくても」と思ったのは、私だけではなかっただろう。

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2017年1月26日 (木)

第1253回差し脚上位はカフジテイク

 今週から始まる東京のメインは根岸S。G1フェブラリーSの前哨戦で、1着馬に同レースの優先出走権が与えられることもあり、出走馬のレベルは高い。ダートの短距離戦だけに、指数の上位馬の活躍が目立つが、なかでも過去10年のうち9年で連対している平均指数の上位馬が連軸の中心といえそう。ただし、2、3着はランク外の馬たちも台頭しており、連下は、手広く取ったほうが良いだろう。1番人気は過去10年で3勝、2着3回。連対率は60%で、まずまずの成績だろう。

(根岸S)  1着    2着    3着
07年    -     DXc   BZ
08年    AZa   D     C
09年    BYa   A b   D
10年    -     AYa   -
11年    BXa   -     -
12年      a   -     -
13年      d   -     -
14年    C     -     -
15年    A a   BXb   -
16年    C     BZd   CYb
(地方競馬の成績は減戦して集計)

 今年の指数上位馬はカフジテイク、モンドクラッセ、ノボバカラ、エイシンバッケン、グレープブランデー、タールタンなど。

 過去の連対馬は前年11月の武蔵野S(ダート1600メートル戦)で鋭い差し脚を発揮していた馬が多い。最近の3年間は前走、武蔵野Sで好走していた馬が3連勝中だ。根岸Sは1400メートル戦だが、ペースが上がりがちで、レベルの高い1600メートル戦をこなせるスタミナの土台がモノをいうのだろうか。

 今年の出走馬で、武蔵野Sで好走しているのはカフジテイク、キングズガード、ノボバカラ、ブライトラインなどだ。

 なかでも先行馬有利の流れをものともせず、最後方から鋭い差し脚で3着にまで追い込んできたカフジテイクが有力馬としてあがってくるだろう。前走のチャンピオンズCでもサウンドトゥルーと並んで最後方から。直線で内に入れたサウンドトゥルーが最速の上がりタイムで勝利したが、カフジテイクは大外に回して、勝ち馬には1馬身ほど届かず4着の結果だった。ただ、内外の距離の違いを考えれば、サウンドトゥルーとの上がタイムの0.2秒差はないに等しく、ここでも差し脚の鋭さはナンバー1だ。東京のダート1400メートルは2戦2勝と相性も良く、長い直線の東京コースは、持ち味の差し脚を生かすにふさわしい舞台だろう。

 武蔵野S組以外では連勝中の4歳馬ベストマッチョ。チャンピオンズCを逃げて10着に大敗したとはいえ、指数は上々だったモンドクラッセなども気になるところ。

 京都のシルクロードSは短距離のハンデ戦。指数上位馬がよく健闘しており、前走指数の上位馬や、平均指数の上位馬が連軸向きだ。
 今年は、ネロ、ソルヴェイグ、セイウンコウセイ、ダイシンサンダー、セカンドテーブル、ブランボヌール、ラインスピリット、ダンスディレクターなどが指数の上位馬たち。

 なかでも、前走、圧巻だったのはネロ。昨秋の京阪杯は雨で重くなった馬場も苦にすることなく、果敢に逃げて4馬身差の圧勝劇。新潟の直線1000メートル戦でも好走しており、素軽いスピードに勝る馬のように見ていたが、距離をこなすスタミナは十分にあるようだ。ここではトップハンデの57.5キロを背負うことになった。過去10年、トップハンデ馬は1勝、2着2回と、苦戦の傾向にあり、過信はできないものの、スタミナを生かして先行できれば勝利も手の届くところにあるだろう。

 4歳牝馬のソルヴェイグは昨年10月のスプリンターズS3着以来のレースになるが、成長余力を考えれば、ネロの逆転候補一番手だろう。

 2頭が連に絡めないことも、ないわけではないが、伏兵の台頭があるとしたら、ダイシンサンダー、ヒルノデイバローなどか。

(シルクロードS)
       1着    2着    3着
07年    AZd    Ya   B
08年    C d   -       c
09年    -     -     A c
10年     Yd   DZb   A
11年    DXa   -     B
12年    -     AXc   -
13年    B a    Xb   D
14年    BYd   A c   -
15年    -     -     BZb
16年    AYd   -     -

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2017年1月24日 (火)

第1252回軌道に乗れば

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 先週土曜日の朝、踏切の遮断機が下りかけているので、走って通り抜けようとしたら、レールに足を取られて思い切り転んだ。顔から落ちて、ひざや手首も腫れあがるほど打ちつけた。すぐに立ち上がれたし、電車も来ていなかったからよかったけど、もしも動けなかったらと思うとぞっとする。下りかけた遮断機はくぐってはいけない。無理、無茶はいけない。後日、レントゲンを撮ってもらって骨折などはなかったが、いまだに腫れは取れない。
 当たり所が良かったのか、悪かったのか。土曜日の馬券は、おおむね好調。ただし、日曜日はあまりいいところがなかった。

 アメリカJCCはロスなく内で脚をためていた7番人気のタンタアレグリアが直線も最内から伸びて完勝した。外から脚を使った1番人気のゼーヴィントは2着まで。先行して直線早めに先頭に立った3番人気のミライヘノツバサがよく粘って3着を確保した。

 勝ったタンタアレグリアは、前走、春の天皇賞で4着だった馬。前走指数は最上位だったが、昨年秋は全休しており、距離も少し短いと思って、評価を下げたが、いくつかの課題も難なくクリアして、初の重賞タイトルを手にすることになった。底力もありそうで、アメリカJCCも高指数だった。これで軌道に乗って、しばらく快進撃が続くのかもしれない。

 東海S。期待した2番人気のアスカノロマンは先行できず、直線も全く伸びないまま、8着に負けた。勝ったのは人気を集めた4歳馬グレンツェントで、昨年、3歳ダート重賞レパードSを高指数で勝ち、続くみやこSは2着。前走の師走Sも完勝しており、人気も妥当なところ。ここでも馬場の真ん中から勢いよく差し脚を伸ばして快勝した。

 2着には先行していた12番人気のモルトベーネが残って、3着も10番人気のメイショウウタゲが最内から追い込んできた。3連単は46万円超の高配当になった。

 ただ、ダートの重賞としてはペースが遅かったし、その割には上がりの脚の評価も低く、全体としては低調なレースだったのではないか。そのなかで唯一、光っていたのが勝ったグレンツェントの差し脚だったのだろう。

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2017年1月19日 (木)

第1251回好調と成長力

 日曜の積雪のため、京都、中京競馬が中止になって、結果、火曜日まで4日間連続でレースが行われて、気持ちが落ち着く間もなかった。
 今週の中山メインレースはアメリカJCC。正月競馬も今週で終わりだ。

 アメリカJCCはこの10年、全体として指数上位馬が強く、全て指数ランク馬が勝っている。1番人気馬は2勝のみ。他の年は3着もなく、1番人気の苦戦が目につく。ただし、勝ち馬は全て5番人気までの馬たちで、超人気薄馬の勝利はない。

(アメリカJCC)
       1着    2着    3着
07年    D      Z    -
08年    BZ      b   -
09年    B d   BXa   -
10年     Yd   B     DYb
11年    BXa   -      Xb
12年     Yb   B     AZc
13年      d    Zd   -
14年    DY    -       b
15年      c   A     A
16年    AXa   C d   C

 今年の前走指数上位馬はタンタアレグリア、ミライヘノツバサ、ナスノセイカン、シングウィズジョイなど。過去の指数、平均指数などでマイネルフロスト、ワンアンドオンリー、ルミナスウォリアー、クリールカイザー、ホッコーブレーヴ、クラリティスカイ、マイネルメダリストなどが上位にある。

 レベルの高いG2戦だけに、前走、天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念などのG1戦で戦ってきた底力のある馬たちが好走する傾向が強い。例年、中心になってきた前年の有馬記念組は今年は出走がなく、天皇賞(春)4着のタンタアレグリア、ジャパンカップ8着のワンアンドオンリーに注目が集まるだろう。しかしながら、タンタアレグリアは前走指数最上位とはいえ、8か月の休み明けの上、ここは距離も少し短すぎないだろうか。ワンアンドオンリーも2年4か月も勝利から遠ざかっており、勢いがあるとは思えない。

 近走、好調と成長を感じるのは明け4歳馬ミライヘノツバサだ。前走、1600万条件の迎春Sを勝ったばかりだが、スタミナのいるペースを2番手で先行して、直線も楽に差し切って、後続の追撃も寄せ付けなかった。指数の高さも十分だし、中山コースは(4111)、さらに2200メートル戦は(3000)と、コース、距離とも、最も相性が良い条件だ。アメリカJCCで4歳馬が勝ったのは10年前までさかのぼらなければならないほど、4歳馬にとっては厳しい戦いのようだが、古馬陣に骨っぽいメンバーが不在なだけに、明け4歳馬ミライヘノツバサの初重賞制覇も期待できるのではないか。

 東海Sは2013年から1月の中京開催に変わった。次週、東京の根岸Sと合わせて、フェブラリーSの前哨戦に位置づけられ、出走馬のレベルは比較的高い。
 今年の指数上位馬は、アスカノロマン、ロワジャルダン、ピオネロ、モズライジン、カラクプア、インカンテーション、カゼノコなど。

 ペースが上がってスタミナ比べのレースになるなら、指数上位馬で先行力のあるアスカノロマンが最有力だろう。前走はハイペースのG1チャンピオンズCを2、3番手で先行して、3着に粘っている。果敢に逃げる手もあるアスカノロマンを中心にとりたいと思っているが、前走も直線、脚が上がったようで、ハイペースになって、後方から差しが届く展開になると苦しいかもしれない。ハイペースで後方からの差し脚ならカゼノコが最上位だろう。また、ペースが緩むようなら、先行して差し脚の鋭いピオネロ、ロワジャルダンなどに展開が向くことになりそうだ。

(東海S)  1着    2着    3着
13年    A     CYa    Xc
14年     Xa   C c   B
15年     X    -     BYb
16年    D     -     A b
(公営競馬は減戦して集計)

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2017年1月12日 (木)

第1250回指数上位の4歳馬が中心

 日経新春杯は伝統のハンデ戦。過去6年に限ると、指数上位の4歳馬が5勝を上げており、明け4歳馬の成長の勢いを感じさせる。片や、トップハンデ馬は苦戦続きで、過去10年で1勝、2着1回、3着1回のみ。ハンデ戦とはいえ、指数上位馬もよく健闘しており、前走指数や過去指数の上位馬たちが連軸向きだろう。ただし、3着馬はほとんどがランク外の馬たちで、3連単は手広く流す必要がありそうだ。

(日経新春杯)1着    2着    3着
07年    -      Yc   -
08年     Zb   -     -
09年    -     C b   -
10年    -     -     -
11年     Xa   B     -
12年     Xa   B b   -
13年    D     A b    Xc
14年    A a    Z    -
15年     Z    -     -
16年    A d   -     C c

 今年の指数上位馬は、レッドエルディスト、ミッキーロケット、レーヴミストラル、アクションスター、ダコール、カフジプリンス、モンドインテロなど。
 トップハンデは58キロのダコールとレーヴミストラルだが、トップハンデ馬の苦戦を見る限り、軸馬候補としては取りにくい。

 近年、好結果を残している指数上位の4歳馬は、レッドエルディスト、ミッキーロケット、カフジプリンスの3頭。いずれも菊花賞に出走しており、そのパフォーマンスが上位の評価につながった。菊花賞の最先着馬は5着ミッキーロケットだったが、3頭ともに指数上は全く差のない結果で、ここは2400メートルの距離適性を見極める方が賢明だ。

 2400メートルの距離適性では、同距離の神戸新聞杯を差し脚鋭く2着に好走したミッキーロケットが最上位だろう。レッドエルディスト、カフジプリンスも神戸新聞杯に出走して3、4着だったが、指数上はミッキーロケットに少し差をつけられてしまった。レッドエルディスト、カフジプリンスたちの巻き返しもないわけではないが、カフジプリンスはスタミナ十分で距離は長い方が良いはずだし、レッドエルディストは良馬場向きのスピードはあるが、今の京都の力のいる馬場は合わないかもしれない。世代トップの集まる3歳重賞戦で2戦続けて最先着しているミッキーロケットのほうが欠点も少なく、連軸向きだろう。

 クラシック登竜門の京成杯。過去10年の勝ち馬はすべて指数の上位馬たちで、前走指数の上位馬と過去の指数上位馬のXY馬が中心になっている。
 今年の指数上位馬は、マイネルスフェーン、コマノインパルス、ベストリゾート、メリオラ、ジェニエーブル、ガンサリュート、アダムバローズなど。

 スローペース必至で、長く使える差し脚は必須条件だ。差し脚が最も鋭いのはコマノインパルスだろう。新馬勝ちのあと、前走は後方から直線一気に先頭に立ったが、その更に外から断然の1番人気馬レイデオロに交わされて半馬身差の2着も、世代トップクラスの力があることを示している。新馬、500万条件ともに2000メートル戦で結果を残しており、距離の不安もないだろう。ここは素直に信頼したい。

(京成杯)  1着    2着    3着
07年    AX    -     -
08年    D     CXd   B a
09年      Y    -     -
10年     Xa   A     CZb
11年    AYa   -     BYb
12年     Yc   BXa   C
13年    D     -     -
14年     Xd   AZ    -
15年    CY    A     -
16年    C     -     -
(スローペース調整-20/-10)

 中京の愛知杯は12月に行われていたレースだが、昨年から1月の開催に変わった。
 もともと牝馬限定のハンデ戦は、難解で荒れることが多く、一筋縄ではいかない。
 今年の指数上位馬は、アンジェリック、レーヴデトワール、カゼルタ、プリメラアスール、リーサルウェポン、マキシマムドパリ、サンソヴールなど。
 トップハンデは55キロのシャルール、ヒルノマテーラ。

 スローペースの差し脚上位はアンジェリック、レーヴデトワール、リーサルウェポン、マラムデールなどだが、ともに明け6歳馬になった。牝馬限定戦は若さがものをいうはずで、連軸の中心は4、5歳馬から取りたい。
 4、5歳馬で、先行して差し脚を使えそうなのはマキシマムドパリ、プリメラアスール、クリノラホール、クインズミラーグロなどだろう。

 直線、底力のあるマキシマムドパリが浮上してきそうだが、前走、エリザベス女王杯を逃げて5着に粘ったプリメラアスールが面白い存在。52キロの軽ハンデを生かして逃げ切りがあるかもしれない。

(愛知杯)  1着    2着    3着
16年     Za   -      Xa

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2017年1月10日 (火)

第1249回今年もよろしく

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 明けましておめでとうございます。
 本年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

 今年の正月は伊香保温泉に出かけた。きつい坂道と長い石段を上り詰めた先の伊香保神社にお参りをしたが、途中、息が上がって休み休み。あらためて体力の衰えを知らされた新年だった。今年の目標は体力増強かな。

 中山金杯は1番人気の6歳馬ツクバアズマオーが直線、後方から大外一気に追い込んで快勝。得意な中山で、初の重賞タイトルを手にした。2着はトップハンデの6番人気クラリティスカイ、3着に4番人気のシャイニープリンスが入った。期待して中心にとった4歳馬ストロングタイタンは先行したものの、ペースが少し厳しかったのか、直線、脚が上がって失速。9着に大敗した。

 京都金杯も1番人気の4歳馬エアスピネルが中団から差し脚を伸ばし、ブラックスピネルとのたたき合いをおさえ、ハナ差で久々の勝利をつかんだ。2歳時には1600メートル戦で2勝、2着1回と実績を残しているものの、前走は3000メートルの菊花賞で3着に好走しているだけに、1600メートルの距離はどうかとおもっていたが、スパッと切れる脚ではなく、じわじわ伸びる差し脚を見る限り、やはり距離は長い方が合いそうに思える。ここはペースが上がって、スタミナが生きるレースになったことも幸いしたのではないか。2着に6番人気のブラックスピネル、3着は5番人気のフィエロだった。

 明け3歳の重賞シンザン記念は、朝からの雨で京都の芝コースは重馬場まで悪化して、道悪の巧拙の差も出たレースになった。勝ったのは8番人気のキョウヘイ。最後方待機策から、直線は馬群を縫うように突き抜けてきた。先行各馬の脚が止まって見えるような、切れのある鮮やかな差し脚だった。2着は4番人気のタイセイスターリー。3着に1番人気のペルシアンナイトがはいったが、手綱を取ったM・デムーロ騎手は「この馬場は合わない」とコメントしていた。他にも緩んだ馬場を敗因にあげる騎手が多かった。

 3歳牝馬のフェアリーSは10番人気の伏兵ライジングリーズンが大外を一気に駆け上がって勝利を手にした。2着に1番人気のアエロリット、3着は7番人気のモリトシラユリ。

 シンザン記念を勝ったのは高倉騎手で、フェアリーSを勝ったのは丸田騎手。ともに久々に表開催での重賞勝ちだった。いつも穴っぽくて、好きな騎手だから、「単勝でも買っておけばよかった」と思ったが、終わってからではどうにもならない。

 今年もいっぱい「たら、れば」を積み重ねることになりそうだが、それでも競馬が楽しめられればいいだろう。

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