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2017年1月19日 (木)

第1251回好調と成長力

 日曜の積雪のため、京都、中京競馬が中止になって、結果、火曜日まで4日間連続でレースが行われて、気持ちが落ち着く間もなかった。
 今週の中山メインレースはアメリカJCC。正月競馬も今週で終わりだ。

 アメリカJCCはこの10年、全体として指数上位馬が強く、全て指数ランク馬が勝っている。1番人気馬は2勝のみ。他の年は3着もなく、1番人気の苦戦が目につく。ただし、勝ち馬は全て5番人気までの馬たちで、超人気薄馬の勝利はない。

(アメリカJCC)
       1着    2着    3着
07年    D      Z    -
08年    BZ      b   -
09年    B d   BXa   -
10年     Yd   B     DYb
11年    BXa   -      Xb
12年     Yb   B     AZc
13年      d    Zd   -
14年    DY    -       b
15年      c   A     A
16年    AXa   C d   C

 今年の前走指数上位馬はタンタアレグリア、ミライヘノツバサ、ナスノセイカン、シングウィズジョイなど。過去の指数、平均指数などでマイネルフロスト、ワンアンドオンリー、ルミナスウォリアー、クリールカイザー、ホッコーブレーヴ、クラリティスカイ、マイネルメダリストなどが上位にある。

 レベルの高いG2戦だけに、前走、天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念などのG1戦で戦ってきた底力のある馬たちが好走する傾向が強い。例年、中心になってきた前年の有馬記念組は今年は出走がなく、天皇賞(春)4着のタンタアレグリア、ジャパンカップ8着のワンアンドオンリーに注目が集まるだろう。しかしながら、タンタアレグリアは前走指数最上位とはいえ、8か月の休み明けの上、ここは距離も少し短すぎないだろうか。ワンアンドオンリーも2年4か月も勝利から遠ざかっており、勢いがあるとは思えない。

 近走、好調と成長を感じるのは明け4歳馬ミライヘノツバサだ。前走、1600万条件の迎春Sを勝ったばかりだが、スタミナのいるペースを2番手で先行して、直線も楽に差し切って、後続の追撃も寄せ付けなかった。指数の高さも十分だし、中山コースは(4111)、さらに2200メートル戦は(3000)と、コース、距離とも、最も相性が良い条件だ。アメリカJCCで4歳馬が勝ったのは10年前までさかのぼらなければならないほど、4歳馬にとっては厳しい戦いのようだが、古馬陣に骨っぽいメンバーが不在なだけに、明け4歳馬ミライヘノツバサの初重賞制覇も期待できるのではないか。

 東海Sは2013年から1月の中京開催に変わった。次週、東京の根岸Sと合わせて、フェブラリーSの前哨戦に位置づけられ、出走馬のレベルは比較的高い。
 今年の指数上位馬は、アスカノロマン、ロワジャルダン、ピオネロ、モズライジン、カラクプア、インカンテーション、カゼノコなど。

 ペースが上がってスタミナ比べのレースになるなら、指数上位馬で先行力のあるアスカノロマンが最有力だろう。前走はハイペースのG1チャンピオンズCを2、3番手で先行して、3着に粘っている。果敢に逃げる手もあるアスカノロマンを中心にとりたいと思っているが、前走も直線、脚が上がったようで、ハイペースになって、後方から差しが届く展開になると苦しいかもしれない。ハイペースで後方からの差し脚ならカゼノコが最上位だろう。また、ペースが緩むようなら、先行して差し脚の鋭いピオネロ、ロワジャルダンなどに展開が向くことになりそうだ。

(東海S)  1着    2着    3着
13年    A     CYa    Xc
14年     Xa   C c   B
15年     X    -     BYb
16年    D     -     A b
(公営競馬は減戦して集計)

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