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2017年2月 7日 (火)

第1256回差し脚も馬場次第

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 東京新聞杯は超スローペースになった。M・デムーロ騎手を背にしたブラックスピネルが楽々、逃げ切り勝ちを収めたが、その上がりタイムは何と32秒7だった。新潟の直線1000メートル戦では31秒台の上がりタイムも目にするが、コーナーを有するコースでは3ハロン33秒0はおそらく限界に近いタイムであり、通常、マイル戦で上がりタイム33秒を切るのはなかなかむつかしい。それが逃げたブラックスピネルに32秒7で上がられたわけで、後続馬たちは全くなすすべもなかっただろうと想像がつく。

 2着はプロディガルサンだったが、その上がりは32秒0、3着のエアスピネルの上がりも32秒3と、いずれも驚異的なタイムで追ったものの、先を行くブラックスピネルには届かなかった。

 結果的には、好スタートから超スローペースに落として逃げたM・デムーロ騎手の判断が勝利につながったといえるが、ただ、どの騎手も競りかけることもなく、楽々逃げ切らせてしまったわけで、他の騎手たちは自らの勝利のために何を考えていていたのか、聞きたくなる。

 軒並み32秒台を示す各馬の上がりタイムからは、まるで1200メートルのスプリント戦のようで、しかも道中の位置取りがそのままハンデとして効いたレースだった。

 きさらぎ賞は早朝からの雨で京都の芝コースは重馬場にまで悪くなっていた。重馬場といっても、見た目以上に時計がかかっており、道悪の巧拙が問われたレースだったかもしれない。

 直線、早めに動いた6番人気アメリカズカップが、追ってきた断然の1番人気サトノアーサーを振り切って2馬身差で完勝したが、スタミナがありそうで、重馬場も苦にする様子はなかった。2着はサトノアーサー、3着は2番人気のダンビュライトだった。

 サトノアーサーは自慢の差し脚のキレが見られず、やっぱりというか、ぬかるんだ力のいる馬場は合わないようだった。

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