« 第1270回馬場の巧拙 | トップページ | 第1272回圧倒的な勝利 »

2017年3月30日 (木)

第1271回指数上位の人気馬から

 大阪杯は、今年からG1に格上げされた。それまでも天皇賞春につながるレースとしてG1馬たちがこぞって出走、メンバーのレベルはG1並みに高いレースだったから、G2時代のデータもそのまま生きてくるのではないか。指数上は、過去10年の内9年で連対している前走指数の上位馬が中心になっている。1番人気馬も(4321)と圧倒的に強く、指数上位の人気馬が連軸の中心だ。過去10年、ランク外で連対した3頭は、いずれも4歳馬か牝馬で、5歳馬以上の牡馬の場合、指数上、ランク馬であることが連対の条件だろう。

(大阪杯)  1着    2着    3着
07年    -     DY      c
08年    A     BYb   -
09年     Yb     a   C
10年    A     B      Xa
11年    D     -     -
12年      c   A      Xa
13年    DXa    Zd   BYa
14年    D       b   AYa
15年    -     A d    Yc
16年    A       d   CY

 今年は、キタサンブラック、サトノクラウン、マカヒキ、マルターズアポジー、モンドインテロ、ヤマカツエース、ミッキーロケット、ステファノスなどが指数の上位馬で、このなかにG1大阪杯初代チャンピオンもいるはずだ。

 近走、2000メートル以上の距離の指数では、キタサンブラック、サトノクラウンが並んで最上位。差がなくマカヒキ、ヤマカツエースと続く。おそらくこの4頭が指数上位の人気馬といえそうで、勝利に最も近い馬たちだろう。

 阪神の内回り2000メートル戦は、スローペースになりやすい外回りのレースと違って、ペースが極端に緩むことはない。レベルの高い馬がそろった大阪杯だけに、厳しいペースを先行して、直線でも差し脚を使えるスタミナがなければ、勝利はないだろう。その点からも、先に名前を上げたキタサンブラック、サトノクラウン、マカヒキ、ヤマカツエースの4頭はともに条件をクリアする有力馬だといえる。

 なかでも、スタミナ豊富な先行力と差し脚が光るキタサンブラックを中心に取りたいと思っている。前走の有馬記念は2番手待機から、直線を向くと早々に先頭に立ったが、ゴール直前でサトノダイヤモンドに交わされて惜しい2着だった。しかし、勝ち馬とは2キロの斤量差があったことを勘案すれば、実質的には最強の内容だったはず。昨年の年度代表馬にも選出されて、名実ともに最強馬といえる存在だ。

 相手の筆頭にはサトノクラウンを推したい。近走、香港ヴァーズ(G1)、京都記念(G2)を連勝して、本格化を感じさせる勢いも出てきた。前走の京都記念は直線マカヒキに並ばれながら、叩き合いを制して勝利をつかんだが、自力強化は明らかだ。キタサンブラックを相手に逆転勝利があるかもしれない。

 ダービー卿CTはハンデ戦。過去10年、1番人気馬は(2107)と3連対のみ。人気薄馬の台頭もあり、波乱続きのレースだ。
 今年の指数上位は、キャンベルジュニア、グランシルク、ショウナンバッハ、クラレント、クラリティシチー、マイネルアウラート、コスモソーンパーク、ガリバルディなど。

 過去10年で1勝、2着1回と、苦戦続きのトップハンデ馬は57.5キロのクラレント。次いで57キロのガリバルディ、マイネルアウラートと続く。

 恵ハンデ馬で好調をうかがわせるのはキャンベルジュニアだ。昨年もこのレースに出走したが逃げて8着に失速。それから1年の間に、準オープンクラスで実績を積んで(1110)と好成績を残してきた。近走は指数上も高レベルで安定しており、55キロのハンデなら恵まれたといえるだろう。

(ダービー卿CT)
       1着    2着    3着
07年    C d   -     -
08年      c   -     -
09年    C     C     -
10年    CZc   CZb   -
11年(阪神)-      Xa    Zb
12年     Zc     b   A
13年    -     -     C a
14年     Xd   -     A 
15年    -     -     -
16年    B     CXb    Zb

|

« 第1270回馬場の巧拙 | トップページ | 第1272回圧倒的な勝利 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/65085882

この記事へのトラックバック一覧です: 第1271回指数上位の人気馬から:

« 第1270回馬場の巧拙 | トップページ | 第1272回圧倒的な勝利 »