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2017年3月28日 (火)

第1270回馬場の巧拙

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 日曜日未明からの雨で、中京の芝コースはかなり悪くなっていたようだ。稍重の発表だったが、良馬場だった土曜日と比べると、1600メートル換算で1秒以上もタイムを要する馬場状態だった。

 高松宮記念は4歳馬のセイウンコウセイが完勝したが、セイウンコウセイの陣営は当初から「悪い馬場は得意」と見ていたようで、結果もそのことを証明した形になった。セイウンコウセイは好スタートから4番手に控え、直線は馬場の真ん中から突き抜け、押し切る強さを見せた。馬場が悪く、しかもハイペースを先行して差し切ったわけで、底力を感じさせるレースだった。

 レッツゴードンキは後方から、馬場の荒れた最内をついて33秒9の最速の上がりタイムで2着を確保。荒れた馬場も上手にこなしてみせた。1番人気のレッドファルクスは直線2着のレッツゴードンキを追う形になったが、交し切れず3着。レッドファルクスは力のいる香港でも大敗しており、ここも緩い馬場に泣かされる結果になってしまったが、得意ではない馬場でも、3着ならよく頑張ったといえるのではないか。

 他の馬の騎手たちのコメントを見ても、馬場状態についての発言が多く、力のいる馬場の巧拙が勝負を分けたレースになった。

 日経賞も4歳馬シャケトラが、中団後方から直線一気に差し切り勝ちをおさめた。2着も早め先頭に立った4歳馬ミライヘノツバサが粘り込み、3着は先行していたアドマイヤデウス。圧倒的人気を集めたゴールドアクターは、直線好位につけていたものの、差し脚が伸ばせず5着まで。どうしたのだろう。

 高松宮記念も日経賞も、勝ったのは4歳馬だった。今年に入ってから古馬の重賞は23レースあったが、そのうち8レースで4歳馬が勝っている。フェブラリーSと高松宮記念のG1の2レースはともに4歳馬が勝ち、G2は8レースの内4歳馬が4勝をあげた。格が上がるほど4歳馬が強い傾向が見て取れ、巷間言われるように「今年の4歳馬は強い」ようだ。

 ダートのハンデ戦、マーチSは10番人気のインカンテーションが好位から抜け出して重賞4勝目のゴール。2着ディアデルレイ、3着アルタイル。人気を集めた4歳馬コスモカナディアンは素軽いダートが合わなかったとかで、12着に大敗。4歳馬もいろいろ。

 3歳馬の毎日杯。勝ったのは2番手で先行したアルアイン。圧倒的な人気馬サトノアーサーは最後方から直線脚を伸ばしてきたが、楽に抜け出した勝ち馬をとらえることはできず2着に負けた。確かに内容は悪くなかったが、本来なら勝てるレース。後ろ過ぎたのが敗因だろう。

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