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2017年3月23日 (木)

第1269回中団からの差し脚上位は

 いよいよ春のG1がスタートする。第1弾は中京競馬場の高松宮記念。
 2012年のコース改造後、1番人気馬は2勝、3着2回とまずまず。1番人気が勝てない年も4番人気までの馬たちが勝っている。馬場改造後も、全体として指数上位馬が強いという傾向が続いている。

(高松宮記念)1着    2着    3着
07年    CZ    -     AZ
08年    B      Zc   AYa
09年    AYd   DXa   D
10年    CZb    Y    D d
11年(阪神)CYc   B a   -
----------------------
12年    A c    Xc   B
13年    BXc   BZa   -
14年    A     -     B
15年    -(外)   Z    A
16年     Xa   AZb   -

 今年の指数の上位馬は、フィエロ、レッドファルクス、セイウンコウセイ、ラインスピリット、レッツゴードンキ、スノードラゴン、トーキングドラム、ヒルノデイバロー、クリスマスなど。

 馬場改造後、後方一気の馬より、中団より前でレースを進め、直線の瞬発力が鋭い馬たちが活躍する傾向が見える。
 中団より前でレースができて、瞬発力も鋭いのはレッドファルクス、シュウジ、セイウンコウセイ、フィエロ、トーキングドラム、メラグラーナ、ラインスピリットなど。

 なかでも、中京コースが得意で、切れる差し脚でも上位なのがレッドファルクスだ。昨秋のG1スプリンターズSを勝った後、前走、香港スプリントに出走。12着に大敗したが、国内戦に限れば、芝1200メートルは(3000)、中京芝は(3000)、手綱を取るM・デムーロ騎手とも(3000)と相性が良い。スプリントG1の秋、春連覇に懸けたい。

 他では、成長の勢いのある4歳馬シュウジ、セイウンコウセイの好走に、切れる差し脚を生かしたいレッツゴードンキ、メラグラーナ、1200初挑戦のフィエロなどの台頭があるかもしれない。

 日経賞は指数上位馬が活躍しているレースだ。
 今年は、ゴールドアクター、ミライヘノツバサ、アドマイヤデウス、シャケトラ、レインボーライン、ディーマジェスティなどが指数の上位馬たちだ。

 2500メートルの距離適性は昨年の勝ち馬ゴールドアクターが最上位だ。2500から2600の距離は(5010)と最も得意としている。一昨年の有馬記念を勝ってG1馬の仲間入りを果たした実績馬だが、前走、有馬記念でも3着に好走しており、底力でもナンバー1だ。

(日経賞)  1着    2着    3着
07年    AYd    Xd   C c
08年    A a   B d    Yb
09年     Yc   D     -
10年    DYc   AXa   B d
11年(阪神)D      X    A a
12年    -      X    C b
13年     Xa   -     C c
14年    AZc   -     B d
15年    B      Y     Y
16年      a   CZc   D

 マーチSは1番人気馬が1勝、2着1回、3着2回と苦戦の傾向にあり、波乱含みのダートのハンデ戦。ただ、ハンデ戦の割には、指数上位馬がよく頑張っており、特に過去10年のうち9年で連対している平均指数上位馬の活躍が目立つ。

 今年の平均指数の上位馬はアスカノロマン、リーゼントロック、インカンテーション、ピットボス、マイネルクロップなど。他に、前走指数、過去の指数などで、メイショウスミトモ、コスモカナディアン、ディアデルレイ、アルタイル、ディアドムスなどもピックアップできる。

 トップハンデ馬は過去10年で2勝どまり。実績最上位のアスカノロマンも少し苦しいかもしれない。

 成長の勢いを感じさせるのは4歳馬コスモカナディアンだ。今年に入って1600万条件戦を勝ち、J1川崎記念で堂々の3着、前走のオープン仁川Sでも90を超す高指数で2着。ここは中1週のレースになるが、スタミナもありそうで、連軸の中心に推したい。

(マーチS) 1着    2着    3着
07年    -     C b   BYd
08年    B     -       b
09年    AXa   C     -
10年     Yb   -       d
11年(阪神) Xa   -      Z
12年    B b   -      Yb
13年     Ya    Xb   C
14年      d   B     B
15年    B       c    Zb
16年    -     C a    Zb

 3歳馬の毎日杯は、ABCなど前走指数上位馬が中心を担う。
 今年は、サトノアーサー、キセキ、ガンサリュート、プラチナムバレット、クリアザトラックなどが前走指数の上位馬たちだ。

 先行して、長くいい脚を使えるサトノアーサー、キセキ、プラチナムバレットなどが中心になりそう。なかでも、スローペースでも対応できる鋭い差し脚が光るサトノアーサーが最有力だろう。前走、きさらぎ賞では1番人気に支持されたものの、道悪が応えたのか2着に終わったが、指数のレベルは上々。素質の高さを示している。

(毎日杯)  1着    2着    3着
07年    -       d   CXb
08年    B     -     -
09年    A c   -     -
10年    BX    DYa   -
11年    B     -     -
12年    B     -      Y
13年    A     -     BYa
14年    -     -     -
15年    BXa   -     A
16年    D a   AYb   AX
(スローペース調整-15/-5)

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