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2017年4月 6日 (木)

第1273回ソウルスターリング中心

 各地で桜が満開とのこと。まさに桜花賞の名にふさわしい季節だ。
 桜花賞は3歳G1戦だけに、前走指数の上位馬や、過去の指数の上位馬が連軸の中心になっている。特に前走指数上位馬は過去10年で7勝をあげて、勝利に最も近い馬たちだろう。1番人気は3勝、2着2回。2番人気は2勝、2着3回。

(桜花賞)  1着    2着    3着
07年    A b   AXa   -
08年    -     -     B b
09年     Xa   -     -
10年    B       a   B
11年    B b   -       c
12年    DXa   -     BZ
13年    -      Yb   -
14年    A     B     C b
15年    DY    -     -
16年    B d   BZa   -
(スローペース調整-20/-10)

 今年は、アドマイヤミヤビ、アエロリット、ソウルスターリング、ミスパンテール、レーヌミノル、リスグラシュー、アロンザモナなどが、指数の上位馬たちだ。

 勝ち馬の前走を見てみると、過去10年でチューリップ賞組が8勝をあげ、他路線組を圧倒している。チューリップ賞は桜花賞と同じ、阪神のマイル戦だけに、その経験が生きるのだろうか。今年の指数上位馬でチューリップ賞を使っていたのは、ソウルスターリング、ミスパンテール、リスグラシュー、アロンザモナなど。

 とりわけ、注目は4戦4勝、無敗のソウルスターリングだろう。新馬、オープンを勝って、3戦目に阪神JFを勝利、最優秀2歳牝馬に選出された。前走、3か月の休み明けだったチューリップ賞も2馬身差の完勝。いずれも好スタートから、難なく好位置を取り、直線も余力十分に抜け出して勝ってきた。

 1800メートル戦でも2勝をあげているようにスタミナがあり、長くいい脚を使えるのは勿論、前走、チューリップ賞の上がりタイムは33秒8を示し、差し脚の鋭さも兼ね備えている。完成度も高く、いまのところ欠点が見えない。ここは相手探しに徹した方がいいだろう。

 相手の筆頭はアドマイヤミヤビだ。新馬戦2着の後、堂々の3連勝。前走はクイーンCを好指数で勝った。前走指数の高さは最上位にあり、しかも3戦連続33秒台の上がりを示し、鋭い差し脚が魅力だ。ソウルスターリングとは初対戦だが、前走指数だけでなく、瞬発力でも最上位にあり、マイナス点はチューリップ賞組ではないことぐらい。逆転をも期待できる1頭だろう。

 他では2戦目にしてチューリップ賞2着のミスパンテール、クイーンC2着のアエロリットをはじめ、レーヌミノル、リスグラシュー、ヴィゼットジョリー、ミスエルテなどが連下候補だろう。

 ニュージーランドTはNHKマイルCのトライアルレース。3着までに優先出走権が与えられる。3歳重賞だけに、前走指数上位馬たちが連軸の中心。ただ、中距離の能力上位馬たちは、次週の皐月賞からダービーへと歩を進めていく。それだけに、短距離、マイル路線は手薄なメンバー構成になりがちで、確たる中心馬が見えず、波乱か、堅いか、両極端な結果が目につく。

 今年の前走指数の上位はボンセルヴィーソ、メイソンジュニア、ダイイチターミナル、ジョーストリクトリ、タイムトリップ、ナイトバナレット、タイセイスターリー、スズカゼなどだ。

 先行力があり、力のいる中山の芝に適性が高そうなのはボンセルヴィーソだ。朝日杯は果敢に逃げて3着に好走。3か月の休み明けになったファルコンSは3番手で先行して、直線、早め先頭に立ち押し切りをはかったが、ゴール直前で交わされ惜しい2着。それでも十分に成長を感じさせる指数の高さを示した。朝日杯3着が示す通り、マイルの距離適性も高く、連軸向きだろう。

(ニュージーランドT)
       1着    2着    3着
07年    -     -     C b
08年    -       c   DXb
09年     Xb     c   B c
10年    CX    -      X
11年(阪神)-     -     BX
12年    -     AZ    BZb
13年    CY    -     -
14年    AZc     c   A
15年    C a   B b    X
16年    CZ    -      Z
(スローペース調整-15/-5)

 阪神牝馬Sは昨年から、内回り1400メートルから、外回りの1600メートルに距離とコースが変更された。内外のコースの変更は大きいと思うが、一応過去10年の連対馬のデータをあげておいた。
 今年の指数上位はミッキークイーン、タッチングスピーチ、クイーンズリング、アドマイヤリード、デニムアンドルビー、アットザシーサイド、クロコスミアなどだ。

 牝馬限定戦で、外回りコースのマイル戦だけに、スローペースは必至。近走、スローペースで長くいい脚を使ってきたデニムアンドルビー、ジュールポレール、アドマイヤリード、クイーンズリング、ミッキークイーンなどに展開が向くだろう。

 重賞実績ではエリザベス女王杯を勝っているクイーンズリングと、秋華賞の勝ち馬ミッキークイーンが上位だが、ともにここが年明け初戦。休み明けだけに、多少の割引が必要かもしれない。

 順調に使われている馬たちのなかでは、前走1600万条件を勝ち上がってきたばかりだが、マイルで長く良い差し脚を使って3連勝中のジュールポレールと、同じく前走1600万条件を勝ったアドマイヤリードの2頭の4歳馬が気にかかる存在だ。

(阪神牝馬S)1着    2着    3着
07年    DZb   C     AXa
08年    -      Xa    Yb
09年    DXb     a   D c
10年    C      Z     Xb
11年    BZb    Z    A a
12年    -     DYb   AZ
13年    A     D b   -
14年    A d   D     -
15年    -     -     D d
16年    -     CYa   A d

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