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2017年4月11日 (火)

第1274回1番人気が勝てない

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 単勝1.4倍という圧倒的な1番人気に支持されたソウルスターリングだったが、スタートが良くなかったせいか、いつもならすっと2、3番手につけるところ、この日は中団より後ろの位置になってしまった。それでも3コーナーから徐々に上がっていって、直線では5番手。先に抜け出しを図るレーヌミノルのすぐ後ろから追う形になった。

 大方は、そのままソウルスターリングが前を行く馬たちを差し切って、期待に応えてくれると想像しただろう。ところが、ソウルスターリングは何かもたついているようで、先に先頭に立ったレーヌミノルをとらえるどころか、逆に差を広げられ、後ろから追ってきたリスグラシューにも交されてしまった。結果は3着。それまでの差し脚の鋭さは影を潜め、凡庸な差し脚しか見せられなかった。

 ソウルスターリング陣営からは「力のいる馬場」が、直線伸びあぐねた要因だったとするコメントがあったが、他に考えられることがなければ、確かにそうなのだろう。

 勝ったレーヌミノルは好スタートから4番手につけ、直線、勢いよく突き抜けて勝利をものにした。スピード指数も、牡馬も含めて3歳世代のトップにあり、8番人気ながら圧倒的人気馬を退けての勝利は評価が高いはずだ。

 今年も含めて、過去11年間で桜花賞の1番人気は3勝しかしていない。単勝1倍台の圧倒的人気になった馬はソウルスターリングも含めて6頭もいたが、そのうち勝ったのは単勝1.2倍のブエナビスタとハープスターの2頭だけ。今後にむけて、妙なジンクスにならなければいいが。

 ニュージーランドTは12番人気のジョーストリクトリが勝った。2着に8番人気メイソンジュニア、3着に5番人気ボンセルヴィーソ。昨年に続いて、今年も荒れた。

 メイソンジュニアがスローペースで逃げ、2番手にボンセルヴィーソ。3番手にスズカゼ、5番手でジョーストリクトリの隊列で進んだ。直線、空いた最内に入れて追ったのが勝ったジョーストリクトリ。結局、2、3、4着も前に行った馬たちが、そのままの順位で流れ込んで、後方から差し脚に懸けた馬たちに出番はなかった。スローペースだったこともあり、指数は低調。次走のNHKマイルCにつながるレースとは思いにくい。

 阪神牝馬Sは1番人気のミッキークイーンが快勝。後方から直線内に入れて伸びたアドマイヤリードが2着。直線、いったん先頭の場面もあったジュールポレールが差のない3着だった。とりわけミッキークイーンの強さが目についたが、前走、有馬記念の5着は自力強化の表れだったのだろう。次走はヴィクトリアマイルのようだが、G1の3勝目を手にする可能性も高いのではないか。

 先週は雨のために、阪神も中山も馬場か悪化して、芝は力のいる馬場状態になった。結果からみても先行馬が多く活躍しており、逆に、鋭い差し脚は封じ込められることになったようだ。阪神も中山も今週で春の開催が終わるが、今週の中間の雨で、傷んだ馬場がすぐに回復するとは思えず、今週も荒れた馬場の適性に頭を使うことになりそうだ。

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