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2017年4月27日 (木)

第1279回サトノダイヤモンドVSキタサンブラック

 春の長距離王決定戦。京都芝3200メートルの天皇賞・春が今週のメインレース。
 2000年以降、過去17年間の連対馬は、平均指数上位のabcd馬が15年間で連対して、連軸の中心を担っている。比較的、指数上位馬が活躍するレースだ。

 1番人気馬は、過去17年間で3勝、3着3回のみ。06年にディープインパクトが勝って以降は3着が1回あるだけで、最近の10年は勝利から見放されている。片や、2番人気馬は最近の10年間で、5勝、2着1回、3着1回と、好成績をあげている。ただ、10番人気以下の馬たちも過去10年の内7年で3着内に好走して波乱を演出。3連単の配当が10万円以上だったのは10年間で9回にものぼる。

(天皇賞)  1着    2着    3着
00年    AXa     d   BZ
01年    DYb   D c   AYc
02年    -     DYb   CXa
03年    D      Yd   -
04年     Xb   -     CXa
05年    -     -     -
06年    AZ    BXa   -
07年    -     -      Yb
08年    -     BXb   A
09年    C     B b   AYb
10年    -     AYb   -
11年    B b   A a   C
12年    -      Xa    Zd
13年    DYc   D     -
14年     Xa    Yd   -
15年    AYa   -     -
16年    C       d   A

 今年の指数上位馬は、サトノダイヤモンド、シュヴァルグラン、トーセンバジル、スピリッツミノル、タマモベストプレイ、キタサンブラック、ゴールドアクターなどだ。

 人気を分け合うのはサトノダイヤモンドとキタサンブラックだろう。1番人気苦戦のジンクスもあり、どちらが1番人気になるのか、気にかかるところだが、有馬記念以来、再び両馬の対決は見ものだ。

 4歳馬のサトノダイヤモンドは落鉄があったダービー2着の後、神戸新聞杯、菊花賞、有馬記念、阪神大賞典と全て1番人気で4連勝。有馬記念は年度代表馬となったキタサンブラックを制しての勝利だった。前走の阪神大賞典は100を超す現役馬最高の高指数で完勝しており、一戦ごとにより強さを増してきたといえそうだ。天皇賞・春の3200メートルは初距離だが、3000メートルの菊花賞、阪神大賞典を勝っており、距離に課題があるとは思えない。

 昨年の年度代表馬キタサンブラックは、菊花賞、天皇賞・春、ジャパンカップ、大阪杯と、G1で4勝をあげてきた。持ち前のスタミナを生かし、先行して押し切るレースが得意だが、だからといって、切れる差し脚がないわけではなく、瞬発力でも上位の鋭さを兼ね備えているのが強味だ。京都の外周りコースは全て重賞戦で3戦3勝。

 サトノダイヤモンドとキタサンブラック。甲乙つけがたいが、4歳馬の成長の勢いを評価するなら、サトノダイヤモンドが上位だろうか。有馬記念は負担重量の差が勝敗を分けたという見方もあるが、その後、阪神大賞典でのサトノダイヤモンドの指数の高さを見る限り、さらに力をつけている様子で、今なら5分以上の戦いができるのではないか。平均以上のペースでしのぎ切れるのはサトノダイヤモンドだろうが、差し脚の鋭さではキタサンブラックの方に分がありそうで、決め手比べになったら逆転もあるだろう。

 2強に割って入るとしたら、アルバート、ゴールドアクター、シュヴァルグラン、シャケトラなどだろうか。

 青葉賞は、3歳の2400メートル戦。前走にスローペースのレースが多く、指数上位馬も苦戦の傾向が目につく。
 今年の指数上位馬は、トリコロールブルー、アドマイヤウイナー、ダノンキングダム、マイネルスフェーン、タガノアシュラ、アドミラブルなど。

 2400メートルの距離を考えると、ここはスローペース必至で、上がりの脚比べになりそう。
 スローペースで、長く良い脚を使えるのは、アドミラブル、ベストアプローチ、トリコロールブルー、ポポカテペルトなどだ。

 新馬戦は9着だったが、2走前、世代トップクラスの高指数で未勝利戦を勝ち上がり、前走、スローペースの2400メートル戦で、直線、後続を一気に引き離して3馬身差で完勝したアドミラブルが最有力だ。

(青葉賞)  1着    2着    3着
07年    C     -      Z
08年    A a   -      Xb
09年    -      Y     Z
10年    B a   -     -
11年    -     -     -
12年     Z    -     -
13年    -     -     -
14年    -     -     -
15年     Y    D     -
16年    B a   -     -
(スローペース調整-15/-5)

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