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2017年6月 1日 (木)

第1289回前走指数上位馬から

 今週は、春のG1の最後を飾る安田記念がメイン。
 指数上は、過去10年のうち8年で連対する前走指数の上位馬が連軸の中心を担う。平均指数の上位馬も7年で連対しており、指数上位馬たちが比較的安定した好成績をあげている。1番人気馬は4勝、2着1回。2番人気馬は3勝をあげており、勝ち馬は人気上位馬が占めている。また、勝ち馬の前走は4着内の馬たちで、大敗からの巻き返しはないようだ。

(安田記念) 1着    2着    3着
07年     Yd   A     -
08年    -     外     AX
09年    BYb   AYa   -
10年    -       d   -
11年    A     -      Zd
12年    CYb   -     -
13年    AZ      a   D d
14年    AXa     c    Y
15年    D     -     -
16年    A c    Xa     d

 今年の指数上位は、ステファノス、イスラボニータ、アンビシャス、エアスピネル、レッドファルクス、ブラックスピネル、サトノアラジンなど。

 近走、好調を感じさせるのは、G1大阪杯2着のステファノスと、読売マイラーズCを勝ったイスラボニータだろう。

 ステファノスは国内戦で(4438)。国内G1戦は(0212)と、まだ勝ち星はないが、すべて5着以内に好走している。前走のG1大阪杯も、年度代表馬キタサンブラックをマークして、直線しっかり追ったものの、最後まで差を詰められず、4分の3馬身差の2着だった。キタサンブラックの強さに屈した形だが、レース内容、指数の高さは上々だった。マイルで2勝、勝利は全て1800メートルまでの距離であげており、2000の距離より、マイルの方か距離適性が高いように思える。

 2014年の皐月賞馬イスラボニータは、前走、読売マイラーズCで2年7カ月振りの勝利を手にした。直線では少しスムースさを欠いたが、最後は狭いスペースをこじ開け、力で勝ち取った勝利のように見えた。近走はルメール騎手が騎乗して(1300)と、成績が安定。前走の指数も高く、ルメール騎手の4週連続G1勝利の可能性もあるだろう。

 他では4歳馬エアスピネル、切れる差し脚が光るレッドファルクス、素軽いスピードがありそうな香港馬ビューティーオンリーなどにもチャンスがありそう。

 鳴尾記念は、2012年から2000メートルに変更になり、この時期の開催になった。前走、大敗している馬たちの巻き返しが目につくレースだ。
 過去5年は、過去の指数が高いXY馬が、連軸の中心になっている。
 今年の指数上位は、スピリッツミノル、マイネルフロスト、スズカデヴィアス、バンドワゴン、ステイインシアトル、レッドソロモン、デニムアンドルビー、ラストインパクトなど。ランク外だがスマートレイアーも差がない。少頭数のレースながら、指数上はほとんどの馬にランクが付くほどの混戦だ。

 指数の高さと安定感ではスピリッツミノルが最上位だろう。前走の天皇賞・春はスタートで出遅れて14着に大敗したが、天皇賞のレベルの高さもあって、指数は大きく下げておらず、調子を落としているようには見えない。最近は長距離を使われているが、勝ち星は2000から2400までに集中しており、2000は適性の範囲だ。2走前の阪神大賞典5着時のような、先行するレースができれば、このメンバー相手なら十分に戦えるのではないか。

 他では、阪神が得意なステイインシアトルや、この2走はダートを使ってきたが、芝に戻るラストインパクトにも要注意。ルメール騎手のバンドワゴンからの手もあるだろう。

(鳴尾記念) 1着    2着    3着
12年    DXa     c   CZd
13年    -      Y      b
14年    C      Xa     b
15年    BXa   -     -
16年    CXa   B b   -

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