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2017年6月27日 (火)

第1296回敗因

201706250911

 春のグランプリ宝塚記念。
 単勝1.4倍。圧倒的な人気を集めたキタサンブラックが、どうしたことか、9着に負けた。好スタートから、いつも通りの先行策。直線に向くと、先頭をうかがう脚色に見えたが、直線の半ばでパタッと脚が止まってしまった。

 大外から勢いよく抜け出したサトノクラウンが鮮やかな差し切り勝ちをおさめ、初の国内G1タイトルを手にした。最内をついたゴールドアクターが2着、大外から追った牝馬ミッキークイーンが3着。3、5、4番人気の入着順で、3連単は7万420円。

 キタサンブラックは見せ場もないまま馬群にのまれ、後方に落ちていった。上がりタイムの36秒9は出走メンバーの下から2番目。これでは勝負にならない。故障があったのかと思ったが、その心配はないらしい。

 キタサンブラックの手綱を取った武豊騎手はレース後、敗因について「正直ちょっとわからない」とコメントしている。仕上げは万全と聞いていたし、道中の流れにも乗れていたはず。結局、稍重の馬場が合わなかったのか、ペースが合わなかったのか、ただ、走る気を失くしただけだったのか。いずれにしても、武豊騎手が「分からない」というのだから、知る由もないが--。

 勝ったサトノクラウンは、稍重の馬場をものともせず、最速の上がりタイムを示している。キタサンブラックなど、先行馬たちを並ぶ間もなく交し去った直線の瞬発力は見事だった。それにしても、よほど力のいる馬場が合うのだろう。

 今年の宝塚記念の勝利で、国内の重、稍重の馬場状態のレースは(4001)となった。良馬場時の(2014)に比べると、適性の差は歴然としている。昨年末、G1香港ヴァーズを勝っており、日本の素軽い馬場より、力のいる海外のレースの方が、持てる力を発揮できるのではないか。

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