« 第1297回波乱含みのハンデ戦 | トップページ | 第1299回逃げ馬と追い込み馬 »

2017年7月 4日 (火)

第1298回素質馬たちの夏

201707020311
201707020711

 先週から、夏の福島競馬が始まった。メインはラジオNIKKEI賞だった。
 注文通りにウインガナドルが逃げ、2番手にニシノアップルパイ、少し離れた3番手にセダブリランテスがつけた。隊列は落ち着いたまま、道中の流れは平均ペースだ。大きく動き出したのは4コーナー手前から。

 セダブリランテスが仕掛けると同時に、2番手にいたニシノアップルパイはずるずる下がっていった。直線でも勢いよく逃げるウインガナドルにセダブリランテスが馬体を合わせていくが、最後方から一気の脚で上がってきたロードリベラルが前の2頭に迫ってきた。

 しかし、勢いはウインガナドル、セダブリランテスにあり、ゴール前、勝負は2頭の叩き合いに絞られた。激しい叩き合いの末、セダブリランテスがクビ差交わしたところがゴールだった。3着はロードリベラル。2、8、9番人気の決着で3連単は15万を超す高配当になった。

 セダブリランテスは先行差しの王道競馬で3戦3勝となった。まだ、成長も見込める素質馬といえそうだが、このラジオNIKKEI賞のスピード指数は500万条件レベルにとどまり、少し低調なだけに、真価を問うには、もう何戦かが必要になるだろう。

 中京競馬場は、CBC賞。
 注目していたシャイニングレイは、スタートで出負け、後方からのレースになった。もともと先行脚質で、後方からのレースは経験がない。少し嫌な感じがしたが、それは杞憂だった。

 降り出した雨の中、果敢に逃げるアクティブミノルに、2番手はセカンドテーブル。直線に入っても前を行く2頭の脚に衰えはない。直線半ばでもまだ、後続馬を引き離す勢いを見せている。 ゴールまで残り100メートル。セカンドテーブルが逃げ粘るアクティブミノルをとらえ先頭にたち、そのまま押し切るかにも見えたが、後方から大外一気、矢のように飛んできたのがシャイニングレイだった。ゴールではわずかにハナ差でシャイニングレイが勝利を手にした。

 前走は1400メートルの安土城Sを勝ち、ここは1200メートルの重賞CBC賞も制覇。それまでは2000メートル戦を使い続けてきたが、短距離路線に戦いの場を移してからは2戦2勝。「けがの功名」といえるかも知れないが、後方からのレースで33秒2というメンバー最速の鋭い上がりの脚を示して、今後のレースの幅も広がる勝利ともいえそうだ。素質馬が適性のある距離を見つけたといえそうで、この先々も注目に値する1頭だろう。

 シャイニングレイは2番人気、2着は13番人気のセカンドテーブル、3着は8番人気のアクティブミノル。馬連は1万8380円の万馬券、3連単は41万を超す配当人になった。

|

« 第1297回波乱含みのハンデ戦 | トップページ | 第1299回逃げ馬と追い込み馬 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/65493342

この記事へのトラックバック一覧です: 第1298回素質馬たちの夏:

« 第1297回波乱含みのハンデ戦 | トップページ | 第1299回逃げ馬と追い込み馬 »