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2017年7月11日 (火)

第1300回ハイペース

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 七夕賞。ハイペースで逃げたマルターズアポジーは、3コーナー手前からマイネルフロストにからまれる苦しい流れ。4コーナー手前で交わされると、ずるずる後退していくしかなかった。

 向こう正面で中団にいたゼーヴィントは、3コーナーから前々に進出して、4コーナーでは早くも2番手に浮上。直線は、前を行くマイネルフロストを追って、追って、差を詰め、ゴールでは4分の3馬身差をつけて勝った。57キロと軽くはないハンデを背負いながらも、1番人気の期待に応える快勝だった。2着は5番人気のマイネルフロスト。中団から脚を伸ばした7番人気のソールインパクトが3着に上がった。3連単は2万1540円。

 ゼーヴィントは戸崎騎手の自信に満ちた騎乗ぶりが光った。中団から動き出すタイミング、4コーナーでの位置取り、直線に残すべき脚色、いずれも、きちっと計算されたような勝利だった。

 逆に、逃げたマルターズアポジーは、スタートからのハイペースがたたった。スタートして2ハロン目が10秒5、3ハロンルも11秒4というハイラップのうえ、3コーナー手前からからからまれたのでは、息はもつはずもなかった。

 惜しかったのはハイペースを早めに仕掛けて2着に粘ったマイネルフロストだろう。57キロのハンデを背負っての粘りはなかなかで、近走の好調ぶりがうかがえるレースだった。3歳の毎日杯以降、重賞の勝利からは遠ざかっているが、近いうちに重賞を勝つチャンスも巡ってくるのではないか。

 プロキオンSもハイペースの流れになった。上位を占めたのは、いずれも後方待機の馬たち。勝ったのは後方の内に入れて、直線、馬群を割って伸びた5番人気のキングズガードだった。直線は前が詰まる不利もあったが、前が開くと一気に駆け抜けた。

 2着も後方から伸びた1番人気のカフジテイク。いつものような大外一気ではなく、内から前を行く馬たちをさばいて伸びてきた。勝ったキングズガードとは2馬身の差がついたが、直線、少し手間取った分だろう。3着は8歳馬ながら中団からいい脚を使った6番人気ブライトラインだった。3連単は1万6380円。

 先週から九州の水害の映像を目にするたびに、自然の猛威になす術もない人間の非力さを思う。大量の流木がより、被害を大きくしたようだが、子供のころに遭遇した伊勢湾台風の被害を大きくしたのもまた、港の貯木場から流れ出した大量の丸太だったことを思い出す。一日も早い復興ができますように。

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