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2017年10月31日 (火)

第1332回極悪馬場の内と外

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 前日から激しい雨が続き、天皇賞(秋)は、不良馬場になった。

 雨中の熱戦を制したのは1番人気のキタサンブラック。直線、キタサンブラックを追い続けた2番人気のサトノクラウンが2着。3着は13番人気のレインボーラインだった。3連単は5万5320円。

 スタートで出遅れた1番人気のキタサンブラックは、開いた内ラチを進んで徐々に前に位置をあげていく。サトノクラウンも中団の内から進出して、3コーナーでは2番手に取り付いた。

 4コーナー。不良馬場のため、多くの馬たちが外に進路を取って、コースの内は大きく開いた。4コーナーで2番手につけたキタサンブラックは馬なりのまま、最内から脚を伸ばすと、早々と先頭に立った。武騎手はキタサンブラックを少しづつ外へ外へと誘導しながら、必死に追い続ける。直線で一瞬、仕掛けが遅れたサトノクラウンも、M・デムーロ騎手が鞭をふるってキタサンブラックに激しく迫ったが、ゴールまでクビ差が詰めきれなかった。3着のレインボーラインも道中はキタサンブラックのすぐ後ろにつけ、4コーナーでは最内から外に持ち出している。

 不良馬場のため、4コーナーで荒れた内を避ける馬が多かったが、結果的には、最内をついて伸びた馬たちが上位を占めたわけで、あそこまで極悪馬場になると、コースの内外の差はあまりなかったのかもしれない。そうだとすれば、コースロスの少ない内を通った馬たちが有利になるはずだろう。

 キタサンブラックの現役最強馬の証明と、完全復活だけでなく、スタートでの出遅れのアクシデントを騎手の判断でカバーして、見事に勝利をつかんだ武騎手の「神騎乗」への称賛も止むことがない。

 京都のスワンSは、雨で重馬場になった。ゴールまで続いたサングレーザー、ヒルノデイバローの叩き合いは、アタマ差で2番人気のサングレーザーが勝利をつかんだ。12番人気のヒルノデイバローが2着、3着は1番人気のレッツゴードンキだった。

 2歳牝馬の重賞アルテミスS。サヤカチャンがしぶとく逃げ粘る中、ゴールまで残り200を切った地点で先行していたラッキーライラックがサヤカチャンをとらえて差し切り勝ち。2着は単勝万馬券のA馬13番人気のサヤカチャンが残った。3着も2、3番手で先行したラテュロス。3連単は30万円を超す高配当になった。

 10月に入って、週末に雨が多い。秋の東京開催は9日間で、芝の良馬場は3日しかなかなく、ダートでは終日良馬場だったのは1度もない。京都も同様で、芝での終日良馬場は2日だけ。ダートは1日しかなかった。 しかも、季節外れの台風の影響で、2週続けて史上最悪の馬場状態になった。今後、不良馬場で力を出しきれなかった馬たちの取捨がより難しくなりそうだ。

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