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2017年10月11日 (水)

第1326回驚きの7歳牝馬

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 今年の毎日王冠を制したのは、5歳馬リアルスティールだった。
 レースは、最内枠からソウルスターリングがハナを主張、スローペースに落として逃げた。ソウルスターリングは直線の半ばまで主導権を握っていたが、直線、坂を上がったところで失速していく。馬場の中央から押し寄せるように上がってきたのが、中団にいたリアルスティール、サトノアラジン、グレーターロンドンで、ともに32秒台の上がりタイムで駆け上がってきて、上位を占めた。

 3、5、4番人気の順で、3連単は2万7280円。
 昨年のダービー馬マカヒキは6着、人気を集めた3歳牝馬ソウルスターリングは8着に負けた。休み明けで本調子にはなかったのかもしれないが、2400メートル戦で世代のトップに立ったスタミナに特徴がある馬たちで、1800メートルの超スローペースに対応する絶対的なスピードには欠けるところがあったのではないか。

 勝ったリアルスティールは、G1ドバイターフを含め1800メートル戦は4勝目。自身の勝ち星は全て1800戦のもので、1800戦は(4111)になった。国内での勝利は全てスローペースのレースであげており、スローペースでの上がりの脚の鋭さには今後も要注意だろう。

 今年の京都大賞典を制したのは、4番人気の7歳牝馬スマートレイアーだった。いつもなら積極的に先行する馬が、この日は馬なりで後方に控えるレースになった。直線に向くと、1、2頭分開いた最内をつき、鋭く切れる脚を繰り出して、前を行くトーセンバジルをとらえ、外から襲い掛かるシュヴァルグランをも抑え込んで、ほぼ1年半ぶりの勝利をつかんだ。
 2着は6番人気のトーセンバジル、3着は1番人気のシュヴァルグラン。

 負担重量に恩恵があるとはいえ、牡馬の1線級に混じって牝馬が勝つのはむつかしい。1997年以降、京都大賞典で牝馬が勝ったのはスイープトウショウ、メイショウベルーガ、スマートレイアーの3頭だけで、スマートレイアー以外は5歳牝馬だった。7歳牝馬ともなると、ピークは過ぎているはず。まさに常識をくつがえす驚きに値するスマートレイアーの勝利だった。

 スマートレイアーはこれまで、1800メートルまでの距離でしか勝っていない。今回の2400メートルは初挑戦の距離だったが、案外、差し脚を生かせる2400の距離が合っていたのかもしれない。

 2歳重賞サウジアラビアロイヤルCは2番人気のダノンプレミアムが圧勝。2着に1番人気ステルヴィオ、3着は6番人気カーボナード。

 ダノンプレミアムは6月の新馬戦勝ち以来のレースだったが、好スタートから2番手に控え、直線、無理なく抜け出す強い勝ち方で完勝だった。後方から追い込んできた1番人気のステルヴィオだったが、勝負のついた後ではいかんともしがたい。

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