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2017年12月26日 (火)

第1348回ありがとうキタサンブラック

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 1番人気のキタサンブラックが見事に有終の美を飾った有馬記念だった。

 キタサンブラックは好スタートからハナに立ち、マイペースの逃げに持ち込む。ペースは緩いが、動くに動けなかったのか、誰も競りかけていかない。最後の4コーナーを回って直線に向くと一気に差を広げ、大歓声を突き破るようにゴールを駆け抜けていった。逃げて、逃げて、最後まで影も踏ませず。まさにキタサンブラックらしい、完勝のラストランだった。

 接戦となった2着に8番人気のクイーンズリング、3着は3番人気シュヴァルグラン。3連単は2万5040円。断然人気のキタサンブラックが勝った割には好配当になった。

 全てのレースが終わって、キタサンブラックのお別れのセレモニーが行われた。冬空の中、何万人の人が残っていただろう。コースに沿う花段前は端から端まで人で埋め尽くされていた。私の席の周りにいた人たちも、レースが終わっても誰ひとり帰らなかった。

 皆、サブちゃんの、やさしく配慮の行き届いた言葉のひとつひとつを聞き逃すまいと、耳をそばだてていた。サブちゃんの声が空気を震わすだけで、じつに静かな空間だった。何万人かの気持ちがひとつになる豊かな時間だったようにも思えた。

 いろんな馬たちの引退式をみたが、わたしはこのキタサンブラックのお別れのセレモニーでのサブちゃんの言葉が一番心に残った。

 ありがとうキタサンブラック、そしてサブちゃん。さらにキタサンブラックを支えた多くの人たちにも一ファンとして、感謝します。もちろん、最後は「祭り」の大合唱だった。

 電飾で光るクリスマスツリーの前で写真を撮って、カミさんと西船橋までの長い夜道を歩いて帰る。荻窪で小さなケーキを買った。

 有馬を勝ったキタサンブラック、2着のクイーンズリングも引退レースだったが、土曜日の阪神カップも、このレースを最後に引退するイスラボニータが出走。直線、ダンスディレクターとの叩き合いになったが、ハナ差で最後のレースを勝利で飾った。

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