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2018年2月20日 (火)

第1362回 展開のアヤも

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 2018年、最初のG1フェブラリーS。
 ゴール前、熾烈な叩き合いを制したのは4番人気ノンコノユメ。クビ差で2着が1番人気のゴールドドリーム。さらにクビ差遅れて3着が6番人気インカンテーション。4着は3番人気のサンライズノヴァだったが、前とは大きく離されてしまった。 

 ノンコノユメにとっては先行馬たちのペースが速かったのも、幸いしたのだろう。後方から図ったような差し脚を決めて、まさに文句のつけようのない完璧なレースだった。内田騎手のファインプレー騎乗といえるだろう。

 ゴールドドリームも後方から。道中の位置取りはノンコノユメのすぐ前。直線に向くと早目に動いて、直線半ばで先頭に立った。テイエムジンソクなどの先行馬の前残りを意識しすぎたのか、早めに仕掛けたことがレースを難しくしてしまったのかもしれない。少し遅れて追い出したノンコノユメにわずかに交わされてしまった。それでも、結果は展開のアヤというべきで、昨年の最優秀ダート馬としての能力の高さは十分に見せたレースだった。

 ただ、勝ち馬も指数は100に届かなかったし、上がりも少し物足りないレベルで、本来なら、前で引っ張る馬たちがもっと粘らなければならないレースだったのではないか。

 ダイヤモンドSはトップハンデを背負った8歳馬フェイムゲームが、中団からの差し切りを決めて完勝した。昨年のダイヤモンドSこそトップハンデで6着に負けたが、2014年1着、2015年1着に次いで、ついに同レース3勝目をあげた。2016年も2着に好走しており、3400メートル以上の距離では(3201)。8歳の年齢を感じさせない圧倒的なスタミナを武器に、古豪の戦いはまだまだ続きそうだ。

 小倉大賞典は1番人気の苦戦が多いレースだが、今年は1番人気のトリオンフが中団から差し切り。力通りの勝利だった。1000万、1600万条件を連勝して、前走指数は抜けた高指数。ここは古馬重賞初挑戦だけに、ハンデにも恵まれていた。2着に15番人気のクインズミラーグロ、3着は4番人気のスズカデヴィアス。

 京都牝馬Sは、牝馬限定戦らしくスローペースの差し脚比べになって、中団から差し脚を伸ばした4歳馬ミスパンテールが半馬身差で勝った。2着は勝ち馬と馬体を合わせて伸びた4歳馬デアレガーロ。3着は5歳馬のエスティタート。

 牝馬の重賞とはいえ、指数のレベルは500万条件並み。スローペースの影響があったとしても、短距離の1400メートル戦でこのペースと、このレベルでは--。

 平昌冬期オリンピックもたけなわ。栄光をつかんだ選手はもちろん、負けた選手にも、ひとりひとり、そこにたどり着くまでのドラマがあり、そうした物語に接するたびに、心揺さぶられる。

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