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2018年2月 8日 (木)

第1359回 クラシック前哨戦

 東京は、共同通信杯、牝馬のクイーンCが今週のメインレース。春のクラシックを目指す3歳馬たちの前哨戦だ。

 共同通信杯は過去10年、すべての年で連対している前走指数の上位馬が連軸の中心になっている。指数上でランク外の馬が勝ったのは1頭だけで、2、3着馬もほぼ指数のランク馬が占めており、指数上位馬たちが断然に強い傾向にある。

(共同通信杯)1着    2着    3着
08年    B b   C c   DY
09年      d   AXb   C
10年    AZc   A     -
11年    AYa   C      X
12年    BX    D     A
13年    B     A a    Xa
14年    C a   A a    Xc
15年    -     AZa   -
16年    DY    BX    A
17年    C      Zd   C
(スローペース調整値-20/-10)

 今年の指数上位馬は、ステイフーリッシュ、グレイル、ゴーフォザサミット、エイムアンドエンド、カフジバンガード、リュウノユキナなどだ。

 中央競馬で2勝をあげているのは、グレイル、ゴーフォザサミット、カフジバンガード、オウケンムーン、コスモイグナーツの5頭。(公営での勝利を含めるとリュウノユキナは3勝)

 全体として差し脚のしっかりとした馬が多く、ペースも多少スローペース気味の流れになりそう。ここは直線での差し脚比べのレースだろう。

 差し脚で上位にあるのは、グレイル、ゴーフォザサミット、サトノソルタス、ジャックローズ、ステイフーリッシュなどだが、とりわけ安定した差し脚の鋭さではグレイルが少し抜けた存在だろう。

 グレイルはただ1頭の2戦2勝馬だ。不良馬場の新馬戦、良馬場のG3京都2歳Sともに、中団より前でレースを進め、直線、きっちりと差し切る安定したレースぶり。2戦とも上がりは最速だった。

 京都2歳Sで2着だったタイムフライヤーは続くG1ホープフルSを好指数で勝っており、京都2歳Sのレベルは高かったといえるだろう。ここは2カ月半ぶりのレースになるが、ゆったりとしたローテーションで、その分成長余力も大きいはず。勝利に最も近い1頭だ。

 3歳牝馬のクイーンカップも、前走指数上位馬たちが連軸の中心。
 今年は、マウレア、レッドベルローズ、ソシアルクラブ、ハトホル、テトラドラクマ、ライレローズ、マルターズルーメン、アルーシャなどが指数の上位馬たちだ。

  2勝馬は、前走指数最上位のマウレア1頭だけ。前走はG1阪神JFで3着だったが、直線、馬群に飲まれて少しスムーズさを欠いたものの、視界が開けてからの伸びは見どころ十分だった。スローペースの東京マイル戦で2勝しており、スローペースの差し脚でも上位だ。

(クイーンC)1着    2着    3着
08年    DXb   -       c
09年    CYb   B b   -
10年    B a   A a   DXa
11年    -      Z    -
12年      d   AX    -
13年    B b   D     B(-3着同着)
14年    AXa   BZb     d
15年    A a   -     -
16年    AXa   D d   -
17年     -     BYc   -
(スローペース調整-20/-10)

 京都記念は、平均指数の上位馬が10年連続で連対中。
 今年は、レイデオロ、ミッキーロケット、プリメラアスール、ケントオー、アルアイン、クリンチャーなどが指数の上位馬だ。

 中心は昨年のダービー馬で、ジャパンCでも2着に好走したレイデオロだ。ジャパンCでは中団から馬群を割って、逃げたキタサンブラックをとらえ、勝ったシュヴァルグランに1馬身と迫る2着だった。上がりタイムは最速で、勝ったシュヴァルグランとのコンマ2秒差は道中の位置取りの差、コースの内外の差だったのではないか。

(京都記念) 1着    2着    3着
08年    B     C a   -
09年     Za   BYa   -
10年    A       c   AXa
11年    -       d   A
12年    C     AXa    Xb
13年    B      Yc   A a
14年    A     BYb    Yd
15年    AXc   -     CYa
16年     Y    D b     d
17年     Yb   -     CXa
(海外、公営の成績は減戦して集計)

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