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2018年3月22日 (木)

第1371回 勝ち馬は指数上位馬から

 春のG1、第1弾は中京競馬場の高松宮記念。
 2012年のコース改造後、1番人気は2勝、3着3回。連対率は少し物足りない。ただ1番人気が勝てない年も5番人気までの馬たちが勝っており、ここまでの6年間では3連単の配当も大荒れはない。
 全体として指数上位馬が強いという傾向が続いており、外国馬を除けば、勝ち馬は全て指数上のランク馬たちだ。

(高松宮記念)1着    2着    3着
08年    B      Zc   AYa
09年    AYd   DXa   D
10年    CZb    Y    D d
11年(阪神)CYc   B a   -
----------------------
12年    A c    Xc   B
13年    BXc   BZa   -
14年    A     -     B
15年    -(外)   Z    A
16年     Xa   AZb   -
17年    C      X    BX

 今年の指数の上位馬は、ダンスディレクター、ファインニードル、セイウンコウセイ、レッドファルクスの4頭。指数上、勝ち馬の条件を備えている最有力馬たちといえそう。

 馬場改造後、後方一気の馬より、先行力があり、直線でも粘るスタミナがある馬たちが中心になっている。とくに、1400メートルや、それ以上の距離で高指数を示している馬たちの好走例が多く、ペースの厳しくなるG1戦では、スタミナも重要なポイントになるだろう。

 その点からは、レッドファルクス、ダンスディレクター、シャイニングレイなどがピックアップされるが、連軸の中心は指数上位のレッドファルクス、ダンスディレクターのどちらかではないか。

 レッドファルクスは、中京コースが得意で、切れる差し脚が特長。国内戦に限れば、芝1200メートルは(4010)、中京芝は(3010)、手綱を取るM・デームーロ騎手とも(5020)と相性が良い。16年、17年と、スプリンターズSを連覇しており、スプリントG1の3勝目を目指す。

 ダンスディレクターは1200メートル戦(3313)、中京芝は(0210)。前走、阪神C2着以来のレースで、3カ月振りの休み明けは気になるが、先行して直線でもパワーが落ちない粘り腰が特長。ペースの上がるG1でこそ生きるスタミナだろう。8歳にして初のG1タイトルを手にできるだろうか。

 中団より前でレースができるファインニードル、セイウンコウセイ、キングハート、ネロ、ラインスピリット、シャイニングレイ、レーヌミノルなどが連下候補になりそう。

 日経賞も指数上位馬が中心のレースだ。
 今年は、トーセンバジル、ガンコ、ゼーヴィント、サクラアンプルールなどが指数の上位馬たちだ。

 勝ち馬は2400メートル以上の距離で、好指数と好成績を残している馬たちが多い。その点からは、トーセンバジル、ガンコ、ロードヴァンドールに加え、4歳馬で菊花賞の勝ち馬キセキが有力馬として浮上してくる。

 素質からは菊花賞馬キセキからというのが本道。日経賞は4歳馬も多く活躍しており、素直に入れば良いのだろう。ただ、後方一気の脚質だけに、中山の短い直線で取りこぼしもあるかもしれない。

 ここは、少し無理を承知でガンコからの狙いが面白い。ガンコはダート中心に戦ってきたが、3走前から芝に戦いの場を移して(2010)。前走1600万条件を勝ったばかりだが、ダート戦で培ってきたパワーを生かして先行するレースで、2走前はG2日経新春杯で3着に好走している。軽ハンデだったとはいえ、重賞3着は伊達ではないだろう。

(日経賞)  1着    2着    3着
08年    A a   B d    Yb
09年     Yc   D     -
10年    DYc   AXa   B d
11年(阪神)D      X    A a
12年    -      X    C b
13年     Xa   -     C c
14年    AZc   -     B d
15年    B      Y     Y
16年      a   CZc   D
17年    C d   B     CYc

 マーチSはダートのハンデ戦。
 ハンデ戦でも指数上位馬がよく頑張っており、特に過去10年のうち9年で連対している平均指数上位馬の活躍が目立つ。
 今年の指数上位馬は、ハイランドピーク、センチュリオン、クインズサターン、アルタイル、ロンドンタウン、ディアデルレイ、メイショウウタゲ、コスモカナディアンなど。

 トップハンデ馬は過去10年で2勝。58キロのトップハンデを背負うオールブラッシュも少し苦しいかもしれない。

  成長の勢いを感じさせるのは4歳馬ハイランドピークだ。目下1000万、1600万条件を連勝中。2走ともハイペースで逃げて、直線では差を広げる一方。後続を寄せ付けず、重賞級の高指数で大差勝ちしている。重賞初挑戦だけにハンデも55キロに抑えられて恵量。逃げ馬ながら差し脚に見どころがあり、先々も楽しみな1頭だ。

(マーチS) 1着    2着    3着
08年    B     -       b
09年    AXa   C     -
10年     Yb   -       d
11年(阪神) Xa   -      Z
12年    B b   -      Yb
13年     Ya    Xb   C
14年      d   B     B
15年    B       c    Zb
16年    -     C a    Zb
17年    D c   A     D

 3歳馬の毎日杯は前走指数上位馬が中心。
 今年は、ウォーターパルフェ、アルムフォルツァ、ノストラダムス、ギベオン、ブラストワンピース、テイエムディラン、マイハートビート、ユーキャンスマイルなど。

 指数上は大混戦だが、スローペース必至で差し脚比べのレースになりそう。ここは長くいい脚を使って2戦2勝のギベオンが中心になるだろう。

(毎日杯)  1着    2着    3着
08年    B     -     -
09年    A c   -     -
10年    BX    DYa   -
11年    B     -     -
12年    B     -      Y
13年    A     -     BYa
14年    -     -     -
15年    BXa   -     A
16年    D a   AYb   AX
17年     Y    A a   B c
(スローペース調整-15/-5)

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