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2018年3月29日 (木)

第1373回 指数上位か4歳馬

 大阪杯は、昨年からG1に格上げされた。以前もメンバーのレベルはG1並みに高いレースで、G2時代のデータもそのまま生きてくるだろう。
 指数上は、過去10年の内9年で連対する前走指数の上位馬が中心になっている。1番人気馬も(4321)と圧倒的に強く、指数上位の人気馬が連軸の中心になりそう。過去10年、ランク外で連対した2頭は、いずれも4歳馬か牝馬で、5歳馬以上の牡馬の場合、指数上、ランク馬であることが連対の条件だろう。

(大阪杯)  1着    2着    3着
08年    A     BYb   -
09年     Yb     a   C
10年    A     B      Xa
11年    D     -     -
12年      c   A      Xa
13年    DXa    Zd   BYa
14年    D       b   AYa
15年    -     A d    Yc
16年    A       d   CY
----------------------
17年    AZa     d    Y

 今年は、ヤマカツライデン、ウインブライト、ペルシアンナイト、シュヴァルグラン、アルアイン、サトノダイヤモンド、ゴールドアクター、スワーヴリチャードなどが指数の上位馬たちだ。

 阪神の内回り2000メートル戦は、外回りコースと比べると直線が短く、先行馬に向くコースだ。レベルの高い馬がそろう大阪杯だけに、先行して直線でも差し脚を使えるスタミナがなければ、勝利はないだろう。その点から、サトノダイヤモンド、ゴールドアクター、スワーヴリチャード、シュヴァルグラン、ヤマカツライデン、トリオンフなどが有力馬に上がってくる。

 なかでも、スタミナ豊富で差し脚も使える5歳馬サトノダイヤモンドに注目したい。サトノダイヤモンドは2016年、皐月賞3着、ダービーはマカヒキに次いで2着。その後は、神戸新聞杯、菊花賞、有馬記念、阪神大賞典をすべて1番人気で4連勝。春の天皇賞3着の後、フランスに渡ってフォワ賞4着、凱旋門賞15着。

 フランスでは少し期待外れな結果だったが、帰国後の前走はスローペースの金鯱賞を中団から最速の上がりタイムで3着に好走。上がり指数からすると、33秒7の上がりタイムは限界値といえそうで、勝ち馬スワーヴリチャードとは位置取りの差だけ。3着とはいえ、内容は悪くなかった。

 これまで全成績は(7132)だが、フランスでの成績を除く国内戦だけなら(7130)。阪神の芝コースは3戦3勝と得意なコースだ。キタサンブラック引退の後、古馬トップの座をつかみとり、凱旋門賞大敗の雪辱をも果たしたい。

 相手の筆頭は4歳馬スワーヴリチャードだろう。ダービーはレイデオロに次ぐ2着、アルゼンチン共和国杯1着、有馬記念は4着に好走している。前走、金鯱賞は2番手で先行して、あとは直線、逃げ馬を差し切って完勝。スローペースを見込んで先行させたM・デムーロ騎手の好判断が生きたレースだった。

 ペースが上がった場合、流れについていけるか、疑問がないわけではないが、差し脚上位であることは間違いなく、ここもM・デムーロ騎手の手綱さばきが見どころになるだろう。

 他では昨年のジャパンカップ勝ち馬、6歳馬のシュヴァルグラン。ここは有馬記念3着以来のレースになるが、中団からの鋭い差し脚が持ち味で、阪神コースも合うはず。好レースが期待できるだろう。

 ハンデ戦のダービー卿CTは波乱が多い。過去10年、1番人気馬は(2206)とやや不振だ。
 今年の指数上位は、キャンベルジュニア、テオドール、マルターズアポジー、サンライズメジャー、レッドアンシェル、グレーターロンドンなど。

 過去10年で1勝、2着1回と、苦戦続きのトップハンデ馬は58キロのマルターズアポジー。果敢に逃げて、1600から2000メートルの距離で8勝をあげているが、58キロの重量で、まだ連対はない。

 恵ハンデ馬で好調をうかがわせるのはテオドールだろう。2走前に準オープンを好指数で勝ったばかりで、重賞は初挑戦。当然、ハンデは54キロと軽量だ。先行力とスタミナがあり、逃げるマルターズアポジーを追っても、容易にはバテないのではないか。

 比較的、逃げ先行馬が多く、ペースが上がる可能性もある。とするなら、中団からの差し脚が鋭いヒーズインラブ、グレーターロンドン、サンライズメジャーなどの浮上があるかもしれない。

(ダービー卿CT)
       1着    2着    3着
08年      c   -     -
09年    C     C     -
10年    CZc   CZb   -
11年(阪神)-      Xa    Zb
12年     Zc     b   A
13年    -     -     C a
14年     Xd   -     A 
15年    -     -     -
16年    B     CXb    Zb
17年    -     AZc   B b

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