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2018年3月 1日 (木)

第1365回 弥生賞はダノンプレミアム

 弥生賞は、皐月賞の優先出走権をかけた戦い。クラシック戦線を目指す戦いもいよいよ本格化する。 
 過去10年、弥生賞の連対馬は、過去の指数が高いXYZ馬や、前走指数の高いABCD馬などが中心になっている。ただし、最近の3年はスローペースで指数が低いものの、鋭い差し脚を使って勝ってきた馬が勝ち続けており、差し脚上位馬には要注意だ。

(弥生賞)  1着    2着    3着
08年    -      Z    AXc
09年    AXa   -      Z
10年    B     AXb   C a
11年    CZb   CXc   A d
12年    -     DXd   A a
13年     Zc    Y    AXb
14年    C      Z    A a
15年    -     -       c
16年    -     A     CY
17年    -      Z    B c
(スローペース調整は-20/-10)

 今年は、ダノンプレミアム、オブセッション、ワグネリアン、ジャンダルムなどが指数の上位馬たちだ。

 中心は、前走、朝日杯FSを制したダノンプレミアムだろう。新馬戦、サウジアラビアRC、朝日杯とデビューから3連勝。いずれも好スタートから2、3番手に控え、直線は余裕十分に抜け出す王道のレースぶりで、快勝が続いている。前走、朝日杯のスピード指数は、現3歳馬の最高指数であり、いまもその指数を上回る馬はいない。

 課題があるとしたら、初距離になる2000メートルの適性と、スローペースになったときの対応力だろうか。ただ、新馬戦の1800メートルを、直線、後続との差を広げる一方のレース内容なら、2000の距離に不安があるとも思えない。また、スローペースになればなるほど、先行して差し脚のある馬に展開が向くはず。

 逆転候補は、スローペースの差し脚に見どころがある3戦3勝のワグネリアン、2戦2勝のオブセッションだろう。ともに1800、2000メートル戦を、中団から鋭い差し脚を使って快勝しており、超スローペースで、直線での差し脚比べなら勝負になるのではないか。

 他ではサンリヴァル、リビーリングも連下候補にはなるだろう。

 チューリップ賞は桜花賞のトライアル戦。
 前走指数や過去の指数で上位の馬たちが活躍している。
 今年は、ラッキーライラック、リリーノーブル、マウレア、レッドランディーニ、サヤカチャン、シグナライズ、スカーレットカラーなどが指数の上位馬たちだ。

 チューリップ賞は2歳G1阪神JFと同コース、同距離のレースで、阪神JFの上位馬たちが活躍する傾向が強い。桜花賞も同コース、同距離のレースで、そこを目指す馬たちにとって、チューリップ賞は重要なポイントとなる前哨戦だ。

 今年は阪神JFを勝ったラッキーライラック、2着のリリーノーブル、3着のマウレアがそろって出走してきたが、スピード指数も上位にあり、ここでも最有力馬候補といえるだろう。

 なかでもただ1頭、デビューから負け知らず、マイル戦を3戦3勝のラッキーライラックが最有力だ。阪神JFは、直線、先に抜け出したリリーノーブルを追って差し脚を伸ばし、ゴールでは4分の3馬身差をつけて完勝している。

 3戦3勝の成績から、ラッキーライラックが1歩リードしているが、阪神JFの上位3頭、ラッキーライラック、リリーノーブル、マウレアの指数、差し脚はほぼ互角といえそうで、リリーノーブル、マウレアの逆転があるかもしれない。

(チューリップ賞)
       1着    2着    3着
08年      c   AYa   BXb
09年    AZa   -     -
10年    -     B     -
11年     Xa    Zd   C
12年    -     CXc   A
13年    B     -      Yd
14年    BX    -     D
15年    DYc   A a   AXd
16年    B     D c   -
17年    A a   -     BXc
(スローペース調整は-20/-10)

 芝1200のオーシャンSは、前走指数の上位馬が連軸の中心。
 今年は、ビップライブリー、ラインスピリット、ネロ、ナックビーナス、ラインミーティア、キングハート、エポワス、スノードラゴンなどが指数の上位馬たち。
 短距離戦とはいえ、ハイペースはなさそうで、先行馬に向く流れだ。
 先行して差し脚もあるのは、ビップライブリー、ラインスピリット、ダイメイフジ、ネロなど。

 ここは戸崎騎手に乗り替わる5歳馬ビップライブリーに期待したい。前走は1400メートル戦の阪神Cで5着だったが、前走指数は最上位だ。ここまで1400、1600メートルを中心に使われて(5716)と成績も安定している。2走前の京阪杯で初めて1200メートルを使って、逃げ切って勝ったネロとクビ差の2着に好走しており、距離の適性もありそうだ。

 鋭い差し脚のあるフミノムーン、ロードクエスト、ラインミーティアなどの後方一気に要注意だ。

(オーシャンS)
       1着    2着    3着
08年    C     -     C
09年    A b   -     -
10年    BZc   -      Y 
11年    -     CXb   AYa
12年    C     -     -
13年    AYb   BXa   -
14年    D     -      Z
15年    A      Y      a
16年    -      X    AZa
17年    C     -      Y

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