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2018年3月 8日 (木)

第1367回 先行力を生かして

 フィリーズレビューは4週先に迫った桜花賞のトライアル。3着馬までに桜花賞の優先出走権が与えられる。
 3歳牝馬の重賞戦なら、前走指数の上位馬が中心になるはずだが、前走指数上位馬は2勝どまりと、やや精彩を欠く。かわって、過去の指数の高いXYZ馬が5勝、7連対とまずまずの成績を上げている。ただ、ランク外の馬の活躍も目立ち、スローペースで差し脚上位の馬には注意がいる。

(フィリーズレビュー)
      1着    2着    3着
08年    -     -    -
09年     X    -     Z
10年    -     DZb  AXc
11年    -     B a  -
12年    AZb   DXa  -
13年     Ya    Zc  -
14年     Z    -    -
15年    -     -    AXc
16年     Yd   A a  B b
17年    C c   AXa  B d
(スローペース調整は-20/-10)

 今年は、アンヴィル、アルモニカ、モルトアレグロ、ラブカンプー、リバティハイツ、アリアなどが指数の上位馬だ。

 阪神の内回りコースの芝1400メートルなら、外回りコースと比べて極端なスローペースはないだろう。先行して差し脚のある馬たちに流れが向くとすると、中心になるのはモルトアレグロだろう。

 モルトアレグロの2走前、阪神JFは入れ込みがきつかったようだが、後方から追い込んで5着に健闘。上位馬とは少し差がついたが、直線の伸びは上々だった。前走の紅梅Sは離れた3番手で先行、直線で差し脚を伸ばして完勝している。

 陣営は前走のような先行力を生かしたレースが合うと判断しているようで、阪神の内回りの1400メートル戦はモルトアレグロの適性に最も合うレースだろう。

 前走、東京の1400メートル春菜賞を2番手から快勝したアルモニカ、好指数で1200を3連勝しているアンヴィル、スローペースの差し脚が鋭いアマルフィコーストなどが相手の中心。

 中山牝馬Sはハンデ戦。
 今年の指数上位馬は、エテルナミノル、レイホーロマンス、マキシマムドパリ、シャルール、ワンブレスアウェイ、カワキタエンカ、トーセンビクトリー、ブラックオニキスなど。

 前走、愛知杯を使った馬たちが8頭出走して、指数上でも上位にあり、再戦模様のレースだろう。その愛知杯を勝ったのはエテルナミノル。先行して直線半ばに先頭に立つと後続馬の追撃を許さず快勝した。後方から差し脚を伸ばして迫ったのが3着のマキシマムドパリだが、先行力がある分、ここでもエテルナミノルが連軸向きだろう。

 愛知杯以外の組では4歳の逃げ馬カワキタエンカが気になる存在。休み明けだった前走は10着に大敗しているが、逃げてローズS2着、秋華賞5着の粘りはなかなか。ひと叩きされて、落ち着いたレースができれば、粘り切るかもしれない。

 他では底力のある6歳馬トーセンビクトリー。昨年の勝ち馬で、前走のAJCも牡馬相手に5着に好走している。

(中山牝馬S)
       1着    2着    3着
08年    -     -     CYa
09年     Xc   -     -
10年     Yb   -     -
11年(阪神)  b   -     -
12年    -     -     B
13年     Z     Y    c
14年    A b     d   -(2着同着)
15年     Z    A a   B
16年    D b   -     -
17年    B     AZc   D

 昨年から春の開催になったG2金鯱賞は、G1大阪杯を目指すステップレース。今年は有力馬たちがそろってレベルが高い。

 今年の指数の上位馬は、サトノダイヤモンド、メートルダール、ダッシングブレイズ、サトノノブレス、デニムアンドルビー、スワーヴリチャード、プレスジャーニー、ヤマカツエースなど。

 とりわけ、指数が高く、安定感があるのはサトノダイヤモンドだ。前走の凱旋門賞は15着に大敗したが、一昨年の菊花賞、有馬記念も制して、昨年は、阪神大賞典も勝った。天皇賞春はキタサンブラック、シュヴァルグランに次いで3着だったが、国内戦では3着以下になったことがない。

 それだけに、凱旋門賞(2400m)の15着は腑に落ちないが、スタミナの豊富な馬だけに、2500メートル以上の距離のほうが合うのかもしれない。とすると、2000メートルの金鯱賞はどうだろうか。

 サトノダイヤモンド逆転の一番手は4歳馬スワーヴリチャードだろう。ダービー2着の後も、アルゼンチン共和国杯を制して、前走の有馬記念は4着に頑張った。ここは2カ月半ぶりのレースになるが、成長の勢いに期待したい。

(金鯱賞)  1着    2着    3着
17年    A     -     -

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