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2018年4月26日 (木)

第1381回 天皇賞(春)を制するのは

 京都芝3200メートルの天皇賞(春)が注目のレース。
 2000年以降、過去18年間の連対馬は、平均指数上位のabcd馬が16年間で連対して、連軸の中心を担っている。比較的、指数上位馬が活躍するレースだ。

 1番人気馬は、過去18年間で4勝、3着3回。10番人気以下の馬たちも過去10年の内6年で3着内に好走しており、3連単の配当が10万円以上だったのは10年間で8回にものぼる。

 過去18年間の勝ち馬は、4歳馬が半数を占める9勝、5歳馬は6勝、6歳馬が3勝。馬齢が若い方に分がある。

(天皇賞)  1着    2着    3着
00年    AXa     d   BZ
01年    DYb   D c   AYc
02年    -     DYb   CXa
03年    D      Yd   -
04年     Xb   -     CXa
05年    -     -     -
06年    AZ    BXa   -
07年    -     -      Yb
08年    -     BXb   A
09年    C     B b   AYb
10年    -     AYb   -
11年    B b   A a   C
12年    -      Xa    Zd
13年    DYc   D     -
14年     Xa    Yd   -
15年    AYa   -     -
16年    C       d   A
17年     Xc   BZd   A b

 今年の指数上位馬は、レインボーライン、アルバート、クリンチャー、サトノクロニクル、トーセンバジル、シュヴァルグラン、ミッキーロケットなどだ。

 昨年に続き、逃げるのはヤマカツライデンだが、ペースを落としても脚が残せるわけでもなく、ペースは上がるはず。大逃げを打つヤマカツライデンに、他の馬たちが動き出すのは2周目の向こう正面から。4コーナーで4、5番手に位置していなければ勝機がないレースだけに、後方待機の馬たちも、3コーナーの坂を過ぎるあたりには仕掛けていくことになる。直線、先行各馬がしのぎを削る叩き合いの中、馬場の真ん中を駆け抜けてくるのはどの馬だろう。

 勝率の良い4歳馬からはサトノクロニクル、クリンチャーが有力候補。

 前走、阪神大賞典で2着だったのがサトノクロニクル。不良馬場の菊花賞は10着に大敗したが、不良馬場が合わなかったのだろう。阪神大賞典では中団から、直線は勝ち馬(レインボーライン)と馬体を合わせるように上がってきて、ゴール前100メートルで振り切られてしまったが、2着に好走。長距離にも対応できる素質を見せた。

 阪神大賞典で1番人気に支持され、3着に粘ったのがクリンチャー。強い4歳世代の中心にある1頭だ。不良馬場の菊花賞では、後方から仕掛けて4コーナーで先行集団に取り付き、直線、果敢に先頭に立ったが、大外からキセキに交わされて2着だった。京都記念、阪神大賞典とも、近走は比較的前々でレースができているし、直線、押し切るスタミナも十分。距離の適性も高く、ここでも中心になる1頭だろう。

 阪神大賞典を快勝したのが5歳馬のレインボーラインで、3歳春のアーリントンC以来実に2年ぶりの勝利だった。昨年も天皇賞(春)に出走して12着、その後は宝塚記念5着、天皇賞(秋)3着、ジャパンカップ6着、有馬記念8着。強い相手のG1戦を戦い続けてきた。

 2000から2500メートルの距離では、少しスピードが足りない印象だが、スタミナのいる3000メートル以上の距離では、菊花賞2着の指数が88、昨年の天皇賞(春)が95、前走、阪神大賞典の指数は96と、いずれも安定して高いレベルの指数を示している。これまでは、距離不足で勝てなかったのだと思えば、この春の天皇賞こそ、レインボーラインにとって最大のG1取りのチャンスなのではないか。

 長距離適性からはアルバートが最上位だ。前走の阪神大賞典は4着も、これまで3000メートル以上の距離では(4003)。とりわけステイヤーズS3連覇が光る。天皇賞(春)は過去2年、6着、5着に好走しており、勝機もあるはず。

 他で気になるのが前走、日経賞を勝ったガンコ。昨年12月、芝に戦いの場を移してから3勝、3着1回と大きな変わり身を見せている。指数も一応のレベルにあり、直線の先行抜け出しに注目したい。

 3歳の青葉賞はダービートライアル。2着まで優先出走権が与えられる。
 スローペースのレースが多く、上がりの脚の戦いになりがちで、指数上位馬も苦戦の傾向が目につく。

 今年の指数上位馬は、ダブルフラット、ディープインラブ、ノストラダムス、カフジバンガード、ゴーフォザサミット、オブセッション、スズカテイオーなどだ。

 スローペースで、長く良い脚を使えるのはサトノソルタス、カフジバンガード、エタリオウ、トラストケンシンなどだが、ここは差し脚上位のサトノソルタスに注目したい。2戦目の前走、共同通信杯で2着に好走したが、直線、坂を上がってからの伸びは目立っていた。

 先行馬の中では逃げるダブルフラット。マイペースで逃げられそうで、そのまま押し切りもありそう。

(青葉賞)  1着    2着    3着
08年    A a   -      Xb
09年    -      Y     Z
10年    B a   -     -
11年    -     -     -
12年     Z    -     -
13年    -     -     -
14年    -     -     -
15年     Y    D     -
16年    B a   -     -
17年     Xa   -     B
(スローペース調整-15/-5)

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