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2018年4月17日 (火)

第1378回 低調な皐月賞

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 皐月賞は7番人気のエポカドーロが勝ち、手綱を取った戸崎騎手は念願のクラシック初制覇を果たした。

 注文通り逃げたのはアイトーン。2、3番手にジェネラーレウーノ、ジュンヴァルロがつけ、先行3頭が後続をぐんぐん離していく。向こう正面、10馬身以上離れた第2クループの先頭にエポカドーロがたち、サンリヴァル、ケイティクレバーなどが続く。

 先行した3頭は1000メートル通過が59秒2と、明らかにハイペース。一方、10馬身以上離れた後続馬たちはスローペース気味の流れだっただろう。

 直線なかばまでアイトーン、ジェネラーレウーノが粘っていたが、すでにその脚に勢いはない。直線、第2グループ先頭の位置から差を詰めてきたエポカドーロの脚色がひときわ目立っていた。ゴールまで残り100メートル地点。粘っていたアイトーン、ジェネラーレウーノの2頭をエポカドーロがとらえ、そのまま押し切ってクラシック勝利の栄冠を手にした。

 2着は第2グループの2番手にいた9番人気のサンリヴァル。3着は先行して粘った8番人気ジェネラーレウーノ。後方から最速の上がりで追い上げた2番人気のステルヴィオは4着まで。1番人気のワグネリアンは7着。3番人気のキタノコマンドールは5着。

 そのキタノコマンドールに騎乗したデムーロ騎手が「変な競馬になってしまったね」というコメントをしていたが、ハイペースだった先行3頭を除けば、「スローペースの前残り」とも見える「変な」皐月賞だった。

 ただ、過去の皐月賞と比べると、スピード指数はかなり低調で、2000年以降ではワースト2の低レベルだ。「ペースに見合う上がりの脚だったかどうか」も、疑問符がつきそうで、ダービーは別路線組で指数の良い馬に注意すべきだろう。

 NHKマイルCを目指す3歳重賞アーリントンCは、後方から差し脚を伸ばしたタワーオブロンドンが差し切り勝ち。2着パスクアメリカーナ、3着レッドヴェイロン。
 皐月賞以上に、指数は低調だった。
 ここにきて3歳馬たちの指数に伸びが見られず、足踏み状態が続いているようだ。

 ダート重賞のアンタレスSは、ダートで負け知らずの5歳馬グレイトパールが完勝。グレイトパールは中団後方から、4コーナーで4番手にまで進出。直線では、先に先頭に立ったミツバを競り落とし、楽々ダート6連勝を決めた。2着はミツバ、3着はクインズサターン。グレイトパールは骨折休養明けで、11か月振りのレース。万全だったとは思えないが、ここは力の違いを見せたレースだった。

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