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2018年5月22日 (火)

第1388回 最強オークス馬

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 今年のオークスはアーモンドアイの圧勝で終わった。

 6番手で進んだアーモンドアイは、直線にはいっても余力十分。残り400メートル地点から追い出されると、あっという間に前を行く馬たちをとらえ、残り200メートルで先頭に立つと、あとは楽々ゴールに飛び込むだけだった。スピード指数は「89」の高レベルで、これは牡馬も含む現3歳世代の最高指数。まさに圧巻の勝利だった。

 例年、オークスはスローペースが基本。多くの馬が経験のない距離に挑むのだから、当然といえば当然だし、直線の長い東京コースということもあって、直線に向くまでペースは上がらず、直線の差し脚比べになるのが普通だ。

 したがって、例年、勝ち馬のスピード指数はあまり高くはならない。2000年以降、オークスの勝ち馬の最高指数は昨年のソウルスターリングの(84)が最高で、オークスのレコードタイム保持者のジェンティルドンナの(83)が2番目の高指数だった。

 のちに名牝といわれるブエナビス(77)、アパパネ(74)のオークスでの指数は平凡に思えるレベルでしかないが、スローペースで折り合い、余力を持って直線に向かい、長く良い差し脚を使って栄光をつかんでいる。ブエナビスの上がり指数は(19)、アパパネは(22)と、能力の証は上がり指数に現れる。ちなみに、スピード指数の高かったジェンティルドンナの上り指数は(8)に過ぎない。

 今年のオークスを勝ったアーモンドアイのスピード指数の「89」は、2000年以降のオークス馬の最高指数であり、しかも、上がり指数は「19」の高レベル。指数上は「過去最強のオークス馬」といえるのではないか。今週はダービーが控えているが、アーモンドアイの指数を超える馬が現れるだろうか。

 アーモンドアイの今後の活躍が楽しみだが、2、3着のリリーノーブル、ラッキーライラックも指数は上々で、ここは相手が悪かったというしかない。

 平安Sは4歳馬のサンライズソアが逃げ切り勝ちを収めた。2着は4歳牝馬のクイーンマンボ。3着はクインズサターン。ダート6連勝中で圧倒的1番人気に推されたグレイトパールは直線、脚色が悪く5着まで。期待に応えられなかった。

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2018年5月17日 (木)

第1387回 アーモンドアイ中心

 今週はオークス。
 3歳牝馬のG1だけに、過去10年の連対馬は前走指数上位馬が中心。なかでも、前走指数の高い馬A、B馬が有力にみえる。他に、平均指数の上位馬や過去の指数上位馬も差なく好走しており、指数上位馬が連軸向きだろう。

 1番人気馬は過去10年で、4勝、2着2回、3着1回。連対率は60パーセント。前走、桜花賞組は8勝をあげて断然の中心。他に、忘れな草賞の勝ち馬が2勝、フローラSの勝ち馬が1勝をあげている。

(オークス) 1着    2着    3着
08年     Zb   B     A d
09年    A c   B a   C
10年   (AZa)(c)1着同着  Z
11年    -     D     B d
12年    AYa   B b   -
13年    -     -     -
14年      c   DY    AX
15年    BX    -     C
16年    AXa   B b   -
17年    BZa   -      Xb
(スローペース調整-20/-10)

 今年の指数上位馬は、アーモンドアイ、ラッキーライラック、リリーノーブル、オールフォーラヴ、トーセンブレス、マウレア、レッドサクヤ、ウインラナキラなど。

 中心は桜花賞を圧倒的な差し脚で完勝したアーモンドアイだ。

 今年の桜花賞は、3番手で先行したラッキーライラックが直線なかばで抜け出したが、後方から大外一気に駆け上がってきたアーモンドアイが、実に鮮やかな差し脚で16頭の馬群を置き去りにして快勝した。

 アーモンドアイのスピード指数は「86」の高レベルで、これは牡馬を含めて、現3歳世代の最高指数だ。過去の桜花賞馬と比べても、2007年のダイワスカーレットと並ぶ高指数で、阪神コースが新しくなった2007年以降の桜花賞で「84」以上のスピード指数を示したのは、2007年の勝ち馬ダイワスカーレット(86)と、2着のウオッカ(84)、2009年のブエナビスタ(84)の3頭だけ。アーモンドアイは、指数上、過去の名牝たちと並ぶか、それ以上の素質をも秘めていることを示している。

 2400メートルの距離が課題とされているが、アーモンドアイの驚異の差し脚は、距離が伸びてさらに輝きを増すのではないか。

 桜花賞組とはすでに決着がついており、相手の筆頭は別路線組のサトノワルキューレだろう。サトノワルキューレは2400のゆきやなぎ賞を勝って、前走は2000メートルのフローラSを快勝した。距離の経験は大きいし、東京向きの長く使える差し脚に注目したい。

 桜花賞組からは、2、3着のラッキーライラック、リリーノーブルが有力候補。アーモンドアイ、サトノワルキューレがともに後方からの差し脚に懸ける馬たちだけに、先行脚質を生かしての粘り込みに注目したい。

  他では、忘れな草賞を勝ったオールフォーラヴ、水仙賞を勝ち上がってきたロサグラウカの先行差しにも要注意だ。

 平安Sは5月の開催になり、距離も1900メートルで行われるようになって、今年で6年目。ダートの重賞戦だけに、前走指数上位馬が中心だ。

 今年は、グレイトパール、メイショウウタゲ、ミツバ、トップディーヴォ、テイエムジンソク、クインズサターンなどが指数の上位馬たち。

 とりわけ、ダートで6連勝中の5歳馬グレイトパールが有力だろう。昨年、この平安Sを高指数で勝ったあと、骨折で11か月の休養を余儀なくされたが、復帰戦となった前走アンタレスSも中団後方から追って、難なく快勝して見せた。先行してもよし、中団後方から追ってもよしと、脚質も自在。展開に左右されることなく、強さを発揮してきたが、ここもさらに連勝を伸ばすのではないか。

 ミツバ、テイエムジンソク、ナムラアラシなどが相手の中心になりそう。

(平安S)  1着    2着    3着
13年    AXa   B      Yc
14年    -       c   B
15年    -     BZc    Xa
16年    AYc     d   B b
17年    B     D d   -
(海外、公営のレースは減戦して集計)

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2018年5月15日 (火)

第1386回 高速馬場の決め手比べ

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 午後から降り出した雨で、ヴィクトリアマイルは稍重の馬場状態になった。

 カワキタエンカの逃げでペースはスロー。直線なかば、先行集団からアエロリットが抜け出しを図る。一旦は先頭に立ったアエロリットは必死に追ったが、坂を上がるとレッドアヴァンセに交わされ、さらに中団の外から差し脚を伸ばしたジュールポレール、大外一気に駆け上がってきたリスグラシューにも交わされて4着に落ちた。

 ゴール前ではジュールポレール、リスグラシューの叩き合いになったが、先にゴールラインを超えたのはジュールポレール。わずかにハナの差の勝利だった。
 1着8番人気ジュールポレール、2着1番人気リスグラシュー、3着7番人気レッドアヴァンセ。

 当日の馬場指数を計算すると、稍重とはいえ、さほど悪くはなかった。福永騎手は「緩い馬場でありながら、時計は速いという特殊な馬場」とコメントしていたが、実際、勝ち馬ジュールポレールの勝ちタイムは、レース創設の2006年以降のベスト4にあたる走破タイムだったし、最速の上がりを示したリスグラシューの32秒9の上がりタイムは歴代ベストタイの速さだった。

 稍重の馬場状態を考えると、それぞれのパフォーマンスはなかなかのレベルだったといえるだろう。ただ、東京の芝コースは先週からBコースに替わったが、雨も加わって、コースの内外の差はあったのかもしれない。
 結果的には、スローペースで、素軽いスピードのある馬たちの差し脚が生きたレースだったといえそうだ。

 京王杯スプリングC。
 ゴール前、3頭横一線の中から、アタマだけ突き抜けたのが4番人気ムーンクエイクだった。速めに先頭に立って押し切りを狙った7番人気のキャンベルジュニアが2着。3着は後方から追い込んできた2番人気のサトノアレスだった。

 3頭ともレコードタイムを更新するという高速決着で、中団より後ろにいた馬たちが鋭い差し脚を使って上位に上がってきたレースだった。
 1番人気のダンスディレクターは中団から追ったが、反応が悪く15着だった。

 いよいよ、今週はオークス、来週はダービー。春のG1戦線も佳境を迎える。
 今の東京の高速馬場を制するのは--。

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2018年5月10日 (木)

第1385回 しぶといアエロリットに期待

 ヴィクトリアマイルは牝馬限定のマイルG1。過去10年、1番人気は3勝、2着3回だが、1番人気で勝ったのは名牝として名高いウオッカ、ブエナビスタ、ヴィルシーナの3頭。2着もウオッカ、ブエナビスタ、ミッキークイーンだけで、圧倒的な能力上位でない限り、1番人気は疑ってかかった方がいいかもしれない。

 世代的には過去10年で6勝をあげている4歳馬が中心。4歳馬が連対できなかったのは3連単で2000万超馬券になった2015年の1度だけだ。

 指数上は、前哨戦などにスローペースが多いこともあり、ランク外の馬たちが上位に浮上しており、指数上位馬が圧倒する状況ではない。

(ヴィクトリアマイル)
       1着    2着    3着
08年    -     B      Za
09年    CXa   -     -
10年     Xb   -     C c
11年    BYc   DXa   -
12年    A     -       Zc
13年    -     -     A d
14年      d    d     Xb
15年    -     A     -
16年     Y    DZb   BYa
17年    -     -     -
(スローペース調整値-10/0)

 今年は、アエロリット、レッツゴードンキ、カワキタエンカ、デンコウアンジュ、リスグラシュー、エテルナミノル、アドマイヤリードなどが指数の上位馬たちだ。

 中心勢力になる4歳馬で、マイルの重賞を勝っているのは、アエロリット(NHKマイルC)、レーヌミノル(桜花賞)、ソウルスターリング(阪神JF、チューリップ賞)、ミスパンテール(阪神牝馬S、ターコイズS)など。

 マイル戦とはいえ、ここはペースが落ち着き、先行馬に向く流れになりそう。逃げるのはカワキタエンカ、2番手がアエロリットの隊形だが、ともにハイペースにも対応できるものの、あえて無理なペースを作ることはないはず。阪神牝馬S組はスローペースだっただけに、追走には苦労しそうで、中団からの差し脚に懸けることになるだろう。

 中心には先行力がある4歳馬アエロリットを推したい。桜花賞5着の後、牡馬相手のNHKマイルCを勝利。続くクイーンSも勝って秋華賞に臨んだが、距離と馬場が合わなかったのか7着まで。休み明けの前走、中山記念は一旦交わされながらも2着に盛り返すしぶといレースを見せ、好調子をうかがわせる。

 近走は1800メートル以上を使って、結果も残しているが、マイル向きの素軽いスピードがあり、マイルの距離適性の方が高いのではないか。東京コースは(2100)。今週からBコースで先行馬に向く。

 他では阪神JFを勝って最優秀3歳牝馬の栄誉を得たソウルスターリング。桜花賞は3着に負けたが、オークスは期待通りに勝利をつかんだ。その後は毎日王冠、天皇賞秋、ジャパンカップと、結果は残せなかったが、牡馬の一線級を相手に戦ってきた。前走、阪神牝馬Sでは10着だったが、ひと叩きされて、巻き返しもあるだろう。ただ、マイルの距離が合うかどうか。疑問は少し残る。

 阪神牝馬S組では、勝ったミスパンテールを筆頭に、2着のレッドアヴァンセ、3着リスグラシュー、4着アドマイヤリードなどの差し脚が逆転候補だ。

 京王杯スプリングCは、1番人気が過去10年で1勝、3着1回と大苦戦。指数上は過去10年で9度連対している平均指数上位馬が連軸向きだ。ただし、ランク外の馬たちも5勝をあげて、1、2着がランク馬同士で決着したこともない。

 今年はキャンベルジュニア、グレーターロンドン、ダンスディレクター、テオドール、ビップライブリー、アドマイヤゴッド、ウインガニオンなどが指数の上位馬たちだ。

 短距離のスピードでは8歳馬ながらダンスディレクターが上位だろう。前走、高松宮記念は中団から内に入れて追ったが4着まで。それでも健在ぶりはアピールできた。ここでも人気になると思うが、期待にこたえられるかどうか。

 ペースは速くなりそうで、一定のスタミナは求められるはず。
 スタミナで浮上してくるのはキャンベルジュニアだろう。前走はマイル戦を3番手で先行。先行馬総崩れの厳しい流れをものともせず、直線、先頭に立ち、ゴール前で交わされたとはいえ、最後までよく粘って2着だった。1400は3戦とも10着以下に大敗しているが、馬場が悪かったり、先行できなかったりと、敗因は距離適性とは別にあったのではないか。差し脚の鋭さは持ち合わせており、軽い馬場で先行できれば、快勝もあるのではないか。

(京王杯スプリングC)
       1着    2着    3着
08年    BYb   -     AXa
09年    -     AYa   C
10年    -     BYc   A
11年    -     BYb    Zd
12年      a   -      C
13年    -     -     -
14年    -     A c   -
15年     Xb   -     -
16年    BXa   -     A b
17年    DYc   -       b

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2018年5月 8日 (火)

第1384回 ダービーも狙える

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 4コーナーでは、ほぼ最後方の位置。そこからホント、よく届いた。
 ケイアイノーテックは、直線、大外から長く長くいい脚を見せて、前を行く馬たちを次々と交わしていく。先行集団から抜け出したギベオンをとらえたところが栄光のゴールだった。ケイアイノーテックは33秒7の最速の上がりタイム。NHKマイルCの栄冠を手にすると同時に、藤岡佑介騎手をもG1ジョッキーに導いた。

 直線、先に先頭に立って押し切るかに思えたギベオンがクビ差の2着、3着はレッドヴェイロン。6、2、9番人気順で、3連単は12万9560円と高配当になった。

 1番人気のタワーオブロンドンは中団の後方から。直線は最内をついたが、ごちゃつく馬群をさばけず、挟まる不利もあって結果12着に終わった。タワーオブロンドンに限らず、内に入れた馬たちはいずれも脚を使えないまま、不完全燃焼のように思えた。

 逆に、勝ったケイアイノーテック、3着のレッドヴェイロンは大外から何の不利もなく脚を伸ばした馬たちで、外から追った馬たちの伸びが目立っていた。直線でのコース取りの差はあっただろう。

 私は牝馬のテトラドラクマに懸けたが、直線なかばまで逃げていたものの、坂下で止まってしまった。

 京都新聞杯も、藤岡佑介騎手の7番人気のステイフーリッシュが勝った。
 ペースを緩めずに逃げるメイショウテッコンを追って、好スタートを切ったステイフーリッシュは離れた2番手につけた。直線に向くと早々と先頭に立ち、そのまま押し切って勝った。 近走は後方から追うレースが続いていたが、結果につながらず、ここは思い切った先行作戦が功を奏したレースだった。

 2着は11番人気のアドマイヤアルバ、3着に4番人気のシャルドネゴールド。3連単は26万円超の高配当だった。

 勝ったステイフーリッシュのスピード指数は「86」になったが、この指数は現3歳世代のトップに位置する高レベルのもの。厳しいペースを先行して、直線も押し切るスタミナは評価が高いはずで、ダービーでも上位を狙えるのではないか。ただし、藤岡佑介騎手はダービーはサンリヴァルに先約があり、残念ながらステイフーリッシュは別な騎手に乗り代わりになるらしい。

 新潟大賞典はスローペースになった。内ラチの好位から、直線、馬場の真ん中に持ち出して5番人気のスズカデヴィアスが快勝した。2着は4コーナーで先頭に立った9番人気のステイインシアトルが粘り、3着も先行していた11番人気のナスノセイカン。3連単は58万円を超す高配当。

 スローペースで、先行馬に流れが向いたレースだったようで、1番人気のトリオンフは好位追走もスローペースに見合う切れる脚が使えず4着だった。

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2018年5月 3日 (木)

第1383回 牝馬テトラドラクマに期待

 NHKマイルCの1番人気は過去10年で6勝と上々。ただ、10番人気以下の馬たちも上位をにぎわしており、3連単は高配当も多い。
 指数上は前走指数上位馬や、過去の指数上位馬が連軸の中心になっている。近年、指数上位の牝馬が2連勝中で、今年も要注意だろう。

(NHKマイルC)
       1着    2着    3着
08年    A a   B     -
09年    -     -     -
10年    -     C     A a
11年     X    -     -
12年    D      Zc   -
13年     Y    -     -
14年    DYc   B     CZ
15年    AZb   -     -
16年     Xb   AYa   -
17年    CX    -      Yc
(スローペース調整-10/0)

 今年は、プリモシーン、テトラドラクマ、アンコールプリュ、ギベオン、タワーオブロンドン、ケイアイノーテック、ダノンスマッシュ、ファストアプローチなどが指数の上位馬たちだ。

 逃げるのはカシアスになりそうだが、ペースは遅くなりそうで、先行馬に向く展開だろう。指数上位馬で先行力かあるのは、牝馬のテトラドラクマだ。

 テトラドラクマは前走、クイーンCを好指数で快勝。ペースは比較的厳しかったが、4コーナー手前、2番手から早々と先頭に立つと、後続に詰め寄られることもなく、そのまま押し切って勝った。NHKマイルCでも、逃げるカシアスを早目にとらえて、直線、クイーンCのように押し切れるかどうかだが、東京のマイル戦は(2100)とコース適性もあり、指数の高さと合わせて、ここは中心に推したいと思っている。 

 ほとんどが2勝馬の中、ただ1頭4勝をあげているのがタワーオブロンドン。朝日杯3着の後、前走、アーリントンCでは中団後方から長くいい脚を使って勝利をつかんだ。実績では最上位で、本来ならタワーオブロンドンが中心になるべき馬だろう。ただ、差し脚に懸ける馬とはいえ、際立った切れとは思えず、道中の位置取りが結果を左右するのではないか。

 他ではアーリントンC2着のパクスアメリカーナ、NZT2着のケイアイノーテックなどにもチャンスがあるだろう。

 京都新聞杯は、平均指数の上位馬が連軸の中心。
 今年の指数上位馬は、フランツ、タニノフランケル、アルムフォルツァ、レイエスプランドル、ケイティクレバー、ダブルシャープ、ロードアクシス、ステイフーリッシュなど。
 指数も接近して大混戦のレースだ。

 2200メートル戦だけに、ペースは落ち着きそう。前走、逃げて快勝したタニノフランケル、皐月賞は11着に大敗したが、先行力のあるケイティクレバーなどの前残りもありそう。皐月賞14着から巻き返しをはかるダブルシャープの差し脚にも要注意。

(京都新聞杯)1着    2着    3着
08年    -     A b   -
09年    AXb   D       d
10年    AYc   CZb   B a
11年    -     AYa   B
12年    D     AXa     c
13年    BXa   -     -
14年    -       d   -
15年    -     -     C
16年    DXb    Yd   AYa
17年     Zd   -     DY
(スローペース調整-15/-5)

 新潟大賞典はハンデ戦だが、前走指数の上位馬が健闘している。
 今年の指数上位馬は、マイスタイル、ロッカフラベイビー、ナイトオブナイツ、ハクサンルドルフ、ラインルーフ、ステファノス、トリオンフ、スズカデヴィアス、カレンラストショー、ケントオー、シャイニープリンスなど。

 指数の高さと安定感で、4歳馬トリオンフに期待したい。小倉大賞典を勝ち、前走、G1大阪杯で8着。先行力のある馬だが、大阪杯は出遅れて好位置が取れず、後方から無理に上がっていった結果、直線、脚をなくしたレースだった。自分のスタイルに持ち込めば成績も安定しており、指数もすでに90を超す重賞レベルにあり、連軸の中心に取りたい。

(新潟大賞典)1着    2着    3着
08年    -     C     -
09年    D     -     B c
10年    A b    Zd     a
11年    -     -     CXb
12年    B     -       b
13年    C     A     -
14年    -     A d   B a
15年    BZ     Z     Z
16年     Yc   AX    C
17年    C      X    A a

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2018年5月 1日 (火)

第1382回 岩田のイン差し

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201804280511

 春の長距離王決定戦・天皇賞(春)は2番人気レインボーラインが勝った。

 注文通り、平均ペースの流れでヤマカツライデンが逃げた。先行集団はトミケンスラーヴァ、ガンコ、シュヴァルグランなど。レインボーラインは後方の内に位置を納めた。2周目の向こう正面、各馬が動きを見せて上がっていくところでもレインボーラインはじっとしたまま。

 3コーナー過ぎ、外に持ち出して徐々に進出を図り、4コーナーで外に持ち出して直線に向いた。しかし、直線、外からかぶされ、前が詰まって抜け出すスペースがない。直線、早々に先頭に立ったシュヴァルグランが勢いを保ったままゴールへ突き進んでいく。レインボーラインの手綱を取る岩田騎手はスペースを探しながら、馬群を縫って内に内にと切れ込みながらも必死に追い続けた。

 ゴール前、勝利に近づいていたはずのシュヴァルグランの内から、レインボーラインがついに差し切った。イン差しが得意な岩田騎手らしい大胆なコース取りだった。個人的にはレインボーラインからの馬券を買っていたから、正直、最後まで冷や冷やだったが、何はともあれ、勝ててよかった。
 2着は1番人気のシュヴァルグラン、3着は4番人気のクリンチャー。今年は堅い決着になった。

 ダービートライアル青葉賞は、ゴーフォザサミットが先に抜け出していたエタリオウをとらえて快勝した。2着はエタリオウ。この2頭がダービーのチケットを手にした。3着はスーパーフェザー。勝ったゴーフォザサミットの直線、残り200メートルからの追い出しのスピードに非凡さを感じた。

 スローペースの流れで、比較的先行した馬たちに利があったレースで、後方から差し脚に懸けたサトノソルタスやダノンマジェスティなどは、苦しい展開だったようだ。

 ゴールデンウィークといっても、仕事は競馬に合わせていつも通りのスケジュール。
 今日は天気も良いし、この後、神宮球場のナイター、ヤクルト×中日戦に出かけようと思っている。
 低迷の続く中日だけど、昨日、松坂投手が勝ったのは、本当にうれしかった。生で松坂の好投を見てみたい。

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