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2018年5月31日 (木)

第1391回 素軽いスピード

 春のG1の最後を飾る安田記念が今週のメイン。
 1番人気馬は4勝、2着1回。2番人気馬も2勝をあげているが、人気薄の馬たちの台頭もあって、堅い決着は少ない。
 指数上は、過去10年のうち7年で連対する前走指数や、平均指数の上位馬たちが連軸の中心になっている。

(安田記念) 1着    2着    3着
08年    -     外     AX
09年    BYb   AYa   -
10年    -       d   -
11年    A     -      Zd
12年    CYb   -     -
13年    AZ      a   D d
14年    AXa     c    Y
15年    D     -     -
16年    A c    Xa     d
17年      d   -      Z

 今年の指数上位は、サングレーザー、スワーヴリチャード、ヒーズインラブ、ペルシアンナイト、モズアスコット、キャンベルジュニア、レッドファルクスなど。

 重賞実績で最上位は、4歳馬スワーヴリチャードだ。ダービー2着の後、アルゼンチン共和国杯1着、有馬記念4着、金鯱賞1着と実績を積み、前走、ついに大阪杯を快勝して、G1のタイトルホルダーになった。

 東京コースは(2200)と得意にしており、馬場も稍重まではこなしている。課題があるとしたら、初挑戦になる1600メートルの距離だろう。これまで1800から2000の距離は(4201)と安定しており、1600もこなせる距離のように思える。ただ、大阪杯は、向こう正面で後方から一気に先頭に上がって行って、パワーで押し切るレースだった。長く使える差し脚に象徴されるように、スタミナは十分にあるが、その分、素軽いスピードには欠けるのかもしれない。

 マイル戦での素軽いスピードではサングレーザーが上位だろう。前走のマイラーズCはスピードの出る良馬場。中団後方から鋭い差し脚を使って、レコードタイムで完勝している。マイル戦は(1131)と、強調できるものではないが、3歳時にはG1マイルCS3着もあり、距離適性は高い。前走指数は最上位で、大きな成長を感じる4歳馬だ。

 他に、素軽いスピード上位はリスグラシュー、サトノアレス、リアルスティールなど。良馬場の差し脚比べなら十分にチャンスがあるだろう。

 前残りで気になるのが、前走、マイラーズCで、直線、早め先頭に立って2着に粘ったモズアスコット。京王杯スプリングCで惜しい2着だったキャンベルジュニアの本格化にも要注意だ。

 鳴尾記念は2012年から2000メートルに変更になり、この時期の開催になった。
 過去6年、1番人気は1勝、2着2回。指数上は、前走指数や過去の指数が高い馬が連軸の中心になっている。

 今年の指数上位は、マルターズアポジー、ヤマカツライデン、タツゴウゲキ、トリコロールブルー、モンドインテロ、トリオンフなど。

 例年、平均ペースの流れになり、逃げ、先行馬が好走する傾向にある。
 今年は強力な逃げ馬マルターズアポジー、ヤマカツライデンがペースを作るが、それでもハイペースにはならないだろう。2頭の逃げ残りもありそうだが、逃げる2頭を見ながらレースができる、タツゴウゲキ、トリオンフなどに展開は向くだろう。

 人気になりそうなトリオンフか、9か月の休み明けでも、芝2000は(5104)のタツゴウゲキからか。タツゴウゲキから狙うほうが面白いかもしれない。

(鳴尾記念) 1着    2着    3着
12年    DXa     c   CZd
13年    -      Y      b
14年    C      Xa     b
15年    BXa   -     -
16年    CXa   B b   -
17年    D     -     A

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