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2018年7月12日 (木)

第1403回 成長の4歳馬から

 今週の重賞はサマー2000シリーズ第2戦の函館記念(第1戦は先週の七夕賞)。重賞はこの1レースだけで少し寂しい。

 函館記念はハンデ戦だけに、指数上位馬も苦戦の傾向が見える。一応、前走指数の高いABC馬が、10年の内8年で中心になっているが、ランク外の馬たちの活躍も多い。

 1番人気は2着2回があるだけ。トップハンデ馬も1勝、2着1回のみと、どちらも不振続きだ。加えて、人気薄の馬たちの台頭もあって、3連単は高配当が多い。ただ、勝ち馬はすべて5番人気以内の馬たちで、人気馬の取捨がポイントになるだろう。

(函館記念) 1着    2着    3着
08年    -     C      Zb
09年(札幌)C d   -     -
10年    AYb   C     -
11年    A      Y    DXb
12年    -     B     -
13年    -     -      Z
14年      d   C     A
15年    -      Zb   -
16年    -     A     D
17年    CZ    AXa   A

 今年は、トリコロールブルー、ロジチャリス、ブラックバゴ、ゴールドサーベラス、サクラアンプルール、マイネルハニー、スズカデヴィアスなどが指数の上位馬たちだ。

 トップハンデは57.5キロのサクラアンプルール。昨年の札幌記念を好指数で勝ち、続いて天皇賞秋、有馬記念にも挑戦したが、さすがに相手が強く、結果にはつながらなかった。そのあとG2中山記念は4着、前走G2日経賞でも3着に好走して、相手が楽になれば勝ち負けになることを示した。データ上は苦戦が多いトップハンデ馬とはいえ、要注意だろう。

 注目したいのは、前走指数最上位の4歳馬トリコロールブルーだ。菊花賞は15着に大敗したが、年明け、古馬との1600万条件の飛鳥S、オープンの大阪城Sを連勝し、前走はG3鳴尾記念を自己ベストの好指数で3着に頑張った。

 これまで、比較的スローペース気味のレースで、長く良い差し脚を使って好走してきたが、前走、鳴尾記念ではレコード決着の厳しいペースにも耐えられることを示した。まさに成長を感じさせるレース内容だったといえるだろう。昨年夏、札幌で勝っており洋芝も問題なくこなせるはず。2000メートル戦は(3110)と、距離適性は高い。

 他では、7歳馬スズカデヴィアスが好調だ。前走、新潟記念を中団から楽に抜け出して快勝。鋭い差し脚が持ち味で、北海道の洋芝コースの経験は1戦(9着)のみで、洋芝の適性は未知数も、スローペースの差し脚比べで浮上する1頭だろう。

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