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2018年8月28日 (火)

第1416回 モレイラ騎手の好騎乗

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 キーンランドCはモレイラ騎手騎乗の5歳牝馬ナックビーナスが、堂々の逃げ切り勝ちを収めた。1000メートル通過が57秒3。札幌の日曜日の馬場状態(稍重)を合わせて考えれば、結構厳しい流れだったはず。そのペースをものともせず、ゴールまでしっかりとした脚を使って、2馬身半の差で完勝。自己ベストの好指数だった。

 レース後、モレイラ騎手は「道中も折り合いがつき、馬なりのまま直線を迎えることができた」とコメントしていた。5歳牝馬ナックビーナスの成長を引き出したモレイラ騎手の好騎乗だろう。ナックビーナスは、ハナを奪って逃げた芝戦は(3110)と、好成績をあげており、この戦い方のほうが合うのかもしれない。

 厳しいペースの割には前が残る展開になり、2、3着は先行したダノンスマッシュ、ペイシャフェリシタが粘り切った。中団から差し脚を使ったキャンベルジュニア、中団後方から伸びてきたスターオブペルシャは、最後まで差を詰められず、4、5着に終わった。直線の短い札幌で、馬場状態が稍重とはいえ、緩い馬場状態で、追い込みに懸ける馬たちにとっては苦しい戦いだったようだ。

 新潟2歳Sは、想定通りのスローペース。直線、馬場の大外から33秒1の上りタイムでケイデンスコールが差し切り勝ちを決めた。2着は上がり33秒2のアンブロークン。3着は上がり33秒3のスティルネス。

 スローペースのため指数は低調ながら、上位の3頭は上がり指数で高レベルの数値を示しており、今後の活躍に期待がかかる。

 札幌で行われた「ワールド オールスター ジョッキーズ」は、世界の名ジョッキーがそろう豪華版。今年は、武豊、ルメール、モレイラなど、日本で乗りなれている騎手たちが勝ったが、今後も札幌のイベントとして、世界から日本を目指す騎手たちが増えることを期待したい。

 日本に活躍の場を移したいモレイラ騎手は、先週の札幌の土日2日間で9勝。ルメール騎手も4勝をあげて、相変わらずの外国人騎手たちの活躍ぶり。来年、モレイラ騎手がJRA所属になったら、勝ちまくること間違いはないだろう。

 日本人騎手に頑張ってもらいたいと思いつつも、日本人騎手たちが急にうまくなることもないわけで、今週もモレイラ騎手、ルメール騎手、デムーロ騎手たちの勝ち鞍に乗るしかないのだろう。

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