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2018年8月23日 (木)

第1415回 短距離適性で

 8月も残りわずか。今週の札幌はキーンランドCがメインレースだ。
 1番人気馬は(1432)と、勝率は低いものの、馬券の対象にはなっている。他に、牝馬が過去10年で6勝をあげていることも特徴的だ。
 指数上は、前走指数の高いAB馬と平均指数上位馬が、過去10年のうち7年で連対している。

(キーンランドC)
       1着    2着    3着
08年    -     BYd   AXa
09年     Xa   -     A
10年    A b   CXb   -
11年    B d    X     Yd
12年      c   AXa   BZd
13年(函館)A      Yb   -
14年    A     A      Z
15年    -     -      Xb
16年    A     -     -
17年     Yc   -     -

 今年は、ヒルノデイバロー、ナックビーナス、ダノンスマッシュ、ムーンクエイク、キャンベルジュニア、オールインワン、スターオブペルシャ、ユキノアイオロスなどが指数の上位馬たち。

 ペースは上がりそうだが、それでも、直線、差し脚を発揮できるスタミナが問われるのが重賞戦だ。今年の出走予定馬で、中段より前でレースができ、差し脚が使えるのは、ナックビーナス、キャンベルジュニア、ヒルノデイバロー、ペイシャフェリシタ、タマモブリリアンなどだろう。

 ナックビーナスは高松宮記念3着、函館スプリントSでも3着の5歳牝馬。芝1200メートル戦は(4434)と安定している。まだ重賞勝ちはないが、牝馬ながら堅実さが持ち味だ。今回、名手モレイラ騎手に乗り替わって、勝利をもぎ取れるかどうか。

 注目したいのは、1200メートル戦に初挑戦のキャンベルジュニア。これまでの全成績は(5516)。まだ重賞のタイトルはなく、勝ち星は1600から2000メートルでのもの。近走は、90台に届く高指数で、ダービー卿CT2着、京王杯スプリングCも2着に好走した。前走G1安田記念は、果敢に先行したもののG1の厳しいペースに直線は脚が止まって11着だった。

 ただ、京王杯スプリングC(1400メートル)の素軽い差し脚からは、短距離のほうに適性があるように思える。前走の11着大敗は距離が長かったのも要因のひとつと思えば、納得もできる。ペースが上がる短距離戦で、中段からの差し脚がより生きるのではないか。

 新潟2歳Sは、スピード指数の高さより、スローペースで長くいい脚を使ってきた馬たちが中心のレースだ。この時期の新馬戦や2歳未勝利戦はスローペースが基本。とくに直線の長い新潟コースはその傾向が強く、上がりだけの勝負になりがちだ。

 今年は、ケイデンスコール、エイカイキャロル、アンブロークン、エイシンゾーン、ロードアクアなどが上がり指数の上位馬たちで、連軸の中心になる馬たちだ。

 東京の芝1800メートルの新馬戦で、4コーナー、2番手から早めに先頭に立ち、そのまま押し切って勝ったアンブロークンを中心にとりたい。スタミナの核もシッカリとしていそうで、将来性も高いのではないか。

 極端なスローペースになるようなら、エイカイキャロルやエイシンゾーン、ケイデンスコールなど、差し脚の鋭い馬たちにもチャンスがあるだろう。

(新潟2歳S)1着    2着    3着
08年     Xd   -     A a
09年    -     -     A b
10年    -     CYd   -
11年    -     -     -
12年    -     -     -
13年    -     -     DXa
14年    -     -       d
15年    -     D     BXb
16年    B     -     -
17年    -     A     -
(スローペース調整-20/-10)

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