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2018年8月21日 (火)

第1414回 秋の主役を目指して

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 日曜日、札幌は午前中の雨のため、馬場が悪化。札幌記念は稍重になった。
 その力のいる馬場を逃げたのはマルターズアポジー。1000メートル通過が59秒1というハイペース気味の流れで、先行馬たちは直線で脚が止まった。

 後方2番手から直線、大外一気に脚を伸ばした1番人気のマカヒキが、いったんは先頭に立って、そのまま押し切るように思えた。しかし勝ったのは、ごちゃつく内を突いた2番人気サングレーザーだった。

 サングレーザーは直線、前が大きな壁になって、外にもスペースがなく、勝負どころでも追い出せないまま、万事休すの状態。そこから、わずかに空いたスペースをこじ開けるように、持ち味の鋭い差し脚を繰り出して、ゴールでクビの上げ下げにまで持ち込んだ。結果はわずかにハナ差でサングレーザーの勝利だった。3着は最後方にいた4番人気のモズカッチャン。

 サングレーザーは、これまでマイルまでの距離で実績を積んできたが、2000メートルに勝ち星がなく、距離の不安を指摘されていた。ハナ差とはいえ、マカヒキを抑え込んでの勝利は、距離不安を一掃するに十分だっただろう。サングレーザーの成長と底力を見せたレースだった。

 マカヒキもダービー馬としての真価を発揮できた。秋に向けて期待の広がるきっかけになったのではないか。

 北九州記念はトップハンデの不利をはねのけた6番人気アレスバローズが完勝した。
 アレスバローズは中段の最内から。直線は内にスペースを見つけ、鋭い差し脚で抜け出してきた。2着は中段から大外に回した4番人気のダイメイプリンセス。先行して早々と先頭に立った7番人気のラブカンプーが粘って3着を確保した。

 アレスバローズはCBC賞に続いてスプリント重賞を連勝。一躍、G1スプリンターズSの主役に躍り出た。

 高校野球は大阪桐蔭高校の優勝で、今日、幕を閉じた。札幌、新潟、小倉競馬もあと2週を残すだけになった。夏の熱気も静かに冷めていく。

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