« 第1431回 神戸新聞杯組から | トップページ | 第1433回 長く使える差し脚で »

2018年10月23日 (火)

第1432回 長距離は騎手

201810210811
201810200511

 3歳馬最後の1冠を争う菊花賞。
 直線、馬場の真ん中から抜け出したのはエタリオウ。そのまますんなりとゴールに飛び込むのかと思ったが、内をついて一気に迫ってきたのがフィエールマンだ。

 エタリオウとフィエールマン。きわどいゴールになった。どっちが勝ったのか、すぐにはわからなかった。
 写真判定の結果は、ルメール騎手のフィエールマンがハナ差で先着していた。2着はデムーロ騎手のエタリオウ。離れた3着には武豊騎手のユーキャンスマイルが入った。

 3000メートルの長丁場だけに、例年、菊花賞のペースは落ち着くのが普通だが、今年はさらに遅くなって2000メートル通過が2分06秒9。そして、上位3頭の上りタイムはともに33秒9という、3000メートルの距離としては破格の上りタイムになった。

 2000年以降、菊花賞で33秒台の上りタイムを記録したのは、2005年のディープインパクト上り33秒3(逃げ馬の2000通過2分04秒6)、2006年のソングオブウインド上り33秒5(逃げ馬の2000通過2分02秒2)のみ。今年は上位3頭だけでなく5頭が33秒9の上りを記録。いかにペースが遅かったかを表している。

 フィエールマンもエタリオウも、本来なら後方に位置して差し脚を使うのがこれまでのレースだ。ただ、道中のペースが遅いとみるや、ルメール騎手もデムーロ騎手も、馬を進めて中団の前に位置をあげ、4コーナーは6番手で通過。ともに勝ち負けを争う戦いを演じた。フィエールマンもエタリオウも、いつもの後方の位置にいたのでは届かなかっただろう。

 結局、騎手にその馬の差し脚とペースの関係を見極める力があるかどうか。流れに乗りながら、ペースを判断して、過去にとらわれず、自在に動かしていく勇気があるかどうかなのだろう。長距離は騎手の判断が勝負を分けるウェイトがより高い。
 
 ルメール騎手は東京の土曜日、富士Sもロジクライで勝った。
 ロジクライはスタミナもあり、平均ペースにも強い。ルメール騎手はそのことをわかっていたようで、ロジクライは2番手から。直線も馬なりに差し脚を伸ばして、後続馬に2馬身の差をつけて、危なげない完勝劇だった。後方から鋭い差し脚を使って上がってきたモレイラ騎手のワントゥワンが2着。差のない3着にレッドアヴァンセが入った。

 日曜日の新潟、最終レース。勝ったハトホルから3連単の流し馬券を買った。人気薄の2着馬も押さえていたが、3着が抜けた。3連単は1015万馬券だった。うーーん。

|

« 第1431回 神戸新聞杯組から | トップページ | 第1433回 長く使える差し脚で »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182685/67304794

この記事へのトラックバック一覧です: 第1432回 長距離は騎手:

« 第1431回 神戸新聞杯組から | トップページ | 第1433回 長く使える差し脚で »