« 2018年12月 | トップページ

2019年1月17日 (木)

第1454回 強さは断然

 もう、正月競馬も最終週。中山はアメリカJCCがメインレースだ。過去10年、全て指数ランク馬が勝っており、平均指数上位馬を中心に、全体としても指数上位馬が強い傾向にある。1番人気馬は2勝、2着2回。

(アメリカJCC)
       1着    2着    3着
09年    B d   BXa   -
10年     Yd   B     DYb
11年    BXa   -      Xb
12年     Yb   B     AZc
13年      d    Zd   -
14年    DY    -       b
15年      c   A     A
16年    AXa   C d   C
17年    AZa   -     B
18年     Yb   -     D

 今年の前走指数上位馬は、サクラアンプルール、ショウナンバッハ、メートルダール、シャケトラ、ダンビュライトなど。

 期待の4歳馬は、前走、菊花賞を勝ったフィエールマンだ。ここまで4戦3勝、2着1回。長くいい脚を使えるのが特長で、新馬戦以外の3戦すべてで、最速の上りタイムを示している。今回、指数上位のランクにはわずかに届かなかったが、G1勝ち馬は他馬より1キロ重い負担重量を課せられているためで、実質的に指数上位のレベルの馬だ。

 菊花賞では7番人気。ルメール騎手を背に、中団の前々でレースを進めた。直線、前が詰まって追い出しが遅れる場面もあったが、前が開くと一気に差し脚を繰り出し、先に先頭に立っていたエタリオウをきっちり交わして、ハナ差の勝利だった。 

 まだ4戦しかしていないが、その戦歴で菊花賞を勝ったのだから能力の高さは明らかだろう。菊花賞のスピード指数もとくにレベルが低いわけではないし、経験を積めばさらに成長を期待できる逸材ではないか。

 他では、有馬記念は7着に好走して、まだまだ元気なサクラアンプルール。差し脚上位のメートルダールなどが相手の中心。

 東海Sは、中京開催の過去6年間で、1番人気馬が4勝、3着2回。すべての年で3着内に好走しており、馬券は比較的固い決着が多い。
 今年の指数上位馬は、インティ、アンジュデジール、チュウワウィザード、アングライフェン、グレンツェント、アスカノロマン、コスモカナディアンなど。

 ここは重賞初挑戦ながら、目下5連勝中のインティが中心だ。
 インティはデビュー戦こそ9着だったが、続く未勝利戦から前走の1600万条件戦まで、7、4、4、10、5馬身の差をつけ、5戦とも圧倒的な能力の違いで快勝を続けてきた。先行力があり、逃げるか、2番手からのレースが多いが、直線はいずれも後続馬をぶっちぎる差し脚を使って差を広げてきた。スピード指数もこの2走は98、98と、初重賞戦とはいえ、すでに重賞クラスの指数を連発。重賞の壁があるとは思えない。

(東海S)  1着    2着    3着
13年    A     CYa    X c
14年     Xa   C c   B
15年     X    -     BYb
16年    D     -     A b
17年    -     -     -
18年    AXa    Y    D c
(公営競馬は減戦して集計)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月16日 (水)

第1453回 強い4歳馬

201901130811
201901140611
201901120611

 先週は3日間開催。日経新春杯は明け4歳馬グローリーヴェイズが勝った。好スタートをきったが、内で控える作戦のようで、3コーナーでは最内後方の位置取りになってしまった。4コーナー、各馬が外に膨れるところ、スペースの空いた内から一気に差を詰めていき、直線、アッという間に先頭に立つと、後は押し切るだけ。スピード指数上も上々のレベルで、強い4歳馬の強い内容のレースだった。
 大外後方から脚を延ばした距離適性の高いルックトゥワイスが2着。3着はシュペルミエール。

 京成杯は先行馬たちの前残りになった。
 道中2番手から4コーナーで先頭に立ったラストドラフトが抜け出して快勝。4コーナー2番手のランフォザローゼスが1馬身4分の1の差で2着。3着も4コーナー4番手のヒンドゥタイムズだった。

 1番人気のシークレットランは4コーナー4番手から前を行く馬たちを追ったが、勝ち馬と同じ脚色では届くはずもなかった、極端なスローペースではなかったから、前の馬たちに力があったということだろう。ラストドラフトは1戦1勝馬。2戦目での京成杯勝ちは史上初とのこと。

 3歳牝馬のフェアリーSは、3番人気のフィリアプーラが勝利を手にした。最内枠から好スタートを切ったが、徐々に位置を下げて、道中は中団後方から。直線は、鮮やかな後方一気の差し脚で各馬をとらえた。アタマ差でホウオウカトリーヌが2着、3着は先行していたグレイスアンが残った。

 成人式も終わって、正月気分もなくなった。東京の寒さの本番はこれから。インフルエンザも流行っているようです。健康に気を付けてお過ごしください。
 私は昨年秋に急な入院もしたが、基準タイム33版、毎週の馬場指数、スポニチ予想、馬場日記と、スタッフに助けられながら、どれも欠かすことなく乗り越えられて、ほっとしているところ。正月には家族で水上温泉に行ったが、家族水入らずで温泉に行くのはこれが最後になるかもしれない。いろいろ感慨深い年末年始でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月10日 (木)

第1452回 強い4歳馬から

 京都の日経新春杯はハンデ戦。
 トップハンデ馬は過去10年で1勝、2着1回、3着2回とやや不振。片や、1番人気馬は3勝、2着4回、3着1回と、比較的安定した成績を残している。1、2、3番人気馬が揃って連を外したのは1度だけ。ハンデ戦とはいえ、堅めの決着が多い。また、明け4歳馬が出走した9年間で、4歳馬が6勝をあげており、圧倒的に4歳馬が強い傾向にある。ハンデ戦とはいえ、指数上位馬も比較的健闘しており、前走指数や過去指数の上位馬たちが連軸向きだろう。

(日経新春杯)1着    2着    3着
09年    -     C b   -
10年    -     -     -
11年     Xa   B     -
12年     Xa   B b   -
13年    D     A b    Xc
14年    A a    Z    -
15年     Z    -     -
16年    A d   -     C c
17年    B     -       d
18年    -     DZ    A c

 今年の指数上位馬は、ルックトゥワイス、ウインテンダネス、シュペルミエール、グローリーヴェイズ、アフリカンゴールドなどが前走指数の上位馬たちだ。他に、過去の指数などでノーブルマーズ、ムイトオブリガード、ガンコ、ロードヴァンドールなどもピックアップされる。
 トップハンデは57キロのガンコ。

 前述のとおり、明け4歳馬が強いことからすると、菊花賞5着の4歳馬グローリーヴェイズに注目が集まる。ここまで6戦2勝、2着2回。古馬相手の準オープン戦、佐渡Sでも圧倒的な人気を集め、最速の上りタイムで完勝している。まだ重賞の勝利はないが、きさらぎ賞2着、京都新聞杯4着と、戦世代トップクラスのメンバー相手に好走してきた。

 菊花賞は不利な大外枠で、12番人気の低評価だったが、勝ち馬と同じ33秒9の最速の上りタイムで5着。勝ち馬とは位置取りの差だけともいえる結果で、能力の高さを示したレースだった。佐渡Sや菊花賞で示した鋭い差し脚が持ち味で、スローペースには強い。素直にグローリーヴェイズから入れば良いようにも思うが、ただ、ペースが上がってスタミナも問われるレースになると、少しもろさを見せるかもしれない。

 ペースが上がるようなら、先行して粘るスタミナがある馬たちが浮上してくる。とすると、目黒記念の勝ち馬で、前走ジャパンカップ8着のウインテンダネスや、ここは昇級戦ながら2400メートル以上の距離で(2201)と距離適性が高いルックトゥワイスなども有力馬として上がってくるのではないか。
 他では49キロと圧倒的にハンデが軽い4歳馬サラスの差し脚に要注意だ。

 クラシックを目指す馬たちの京成杯。過去10年の勝ち馬はすべて指数の上位馬で、前走指数の上位馬と過去の指数上位馬のXY馬が中心だ。1番人気は(3313)と信頼度もまずまず。

 今年の指数上位馬は、シークレットラン、ランフォザローゼス、カイザースクルーン、ダノンラスター、ナイママ、マードレヴォイス、カフジジュピター、クリスタルバローズなど。

 なかでも、前走、2歳レコードタイムで葉牡丹賞を快勝した指数上位のシークレットランが連軸の中心になりそうだ。スタート直後に他馬によられて後方からのレースになったが、3コーナー手前から動き出し、直線、鮮やかな差し切り勝ちを決めた。新馬戦こそ先行して2着だったが、未勝利、500万特別では長くいい脚を使って快勝している。しっかりとした差し脚に期待したい。

 他では、葉牡丹2着のランフォザローゼス、同5着のカイザースクルーン、あるいは札幌2歳S2着のナイママなどの巻き返しに注目。スローペースの差し脚が鋭いラストドラフト、ダノンラスターにも要注意だろう。

(京成杯)  1着    2着    3着
09年     Y    -     -
10年     Xa   A     CZb
11年    AYa   -     BYb
12年     Yc   BXa   C
13年    D     -     -
14年     Xd   AZ    -
15年    CY    A     -
16年    C     -     -
17年    B b    Y    A a
18年    C     -     -
(スローペース調整-20/-10)

 3歳牝馬のフェアリーSは、1番人気が(3115)と、3歳戦としてはやや低調な成績だ。牝馬戦だけに、スタミナより素軽いスピードが求められるせいなのか、指数上位馬たちにも苦戦の跡が見える。

 今年の指数上位はフィリアプーラ、ホウオウカトリリーヌ、ウインターリリー、アマーティ、レディードリー、サンタンデールなど。

 スローペースの差し脚は、アゴベイ、アクアミラビリス、フィリアプーラ、エフティイーリス、アマーティなどが鋭いが、マイル以上の距離ではアクアミラビリス、フィリアプーラ、アマーティの差し脚が上位だ。連軸の中心は上記の3頭だと思うが、ここは、前走、厳しいペースを後方から追い込んだフィリアプーラに期待したい。

(フェアリーS)
       1着    2着    3着
09年      d   -     A a
10年     Zc   D     BXa
11年    -     A b    Ya
12年     Z    -     -
13年    -     -     CXd
14年    -      Xb   -
15年     Zc   A a   -
16年     X    -     A a
17年    -     A c   -
18年    D     -     -
(スローペース調整-20/-10)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年12月 | トップページ