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2019年1月24日 (木)

第1456回 人気薄の差し馬

 G1フェブラリーSを目指す馬たちの前哨戦、根岸Sが今週のメイン。
 ダートの短距離戦だけに、指数の上位馬の活躍が目立つ。なかでも過去10年のうち9年で連対している平均指数の上位馬が連軸の中心になりそう。
 1番人気は過去10年で3勝、2着3回、連対率60%と、まずまずの成績だ。

(根岸S)  1着    2着    3着
09年    BYa   A b   D
10年    -     AYa   -
11年    BXa   -     -
12年      a   -     -
13年      d   -     -
14年    C     -     -
15年    A a   BXb   -
16年    C     BZd   CYb
17年    A b    Za   D
18年    CYa   -     AXc
(地方競馬の成績は減戦して集計)

 今年の指数上位馬はクインズサターン、マテラスカイ、ワンダーリーデル、ユラノト、サンライズノヴァ、モーニン、メイショウウタゲなど。

 ダート1400メートルの短距離戦だけに、比較的ペースが速くなりがち。後方一気の鋭い差し脚がある馬たちや、前々でレースができて、粘るスタミナのある馬たちに流れが向くレースだろう。

 後方一気の差し脚なら、コパノキッキング、サンライズノヴァ、ワンダーリーデルなどが鋭い。先行力があり、スタミナで押し切るパワーがあるのはマテラスカイ、ユラノトなどだ。

 差し脚上位の4歳馬コパノキッキングは目下3連勝中。ただ、1000、1200メートル戦は合わせて6戦6勝を誇るが、1400では2戦して勝利がなく、(0101)の成績だ。距離を克服できるかが課題だろう。

 サンライズノヴァは昨年の2着馬。3連勝のあと、前走、ダートG1チャンピオンズCは追って届かずの6着に終わった。ダートの勝ち星は1400、1600に集中しており、合わせて(6302)だが、1800メートルは(1212)。距離が少し長かったのだろう。東京は(6302)。戸崎騎手とは(5404)と相性が良く、巻き返しを期待できるのではないか。

 ハイペースで逃げるのがマテラスカイだ。得意距離は(5204)のダート1200戦で、ダート1400は(1204)。ただ、昨夏にダート1400のプロキオンSを100を超す高指数で逃げ切り勝ちを収めており、距離適性に欠けるとは思えない。中央のダート戦を逃げたときには(4200)とパーフェクト連対を果たしており、ここでも楽にハナに立てるはず。

 先行馬のなかで注目はユラノト。ダート1700、1800戦(5111)で実績を積んできて、ダート1400は(1103)に過ぎないが、ハイペースもあるメンバー構成だけに、長目の距離でスタミナを鍛えてきたことが、生きてくるのではないか。ルメール騎手とは(5101)なのも心強い。人気は薄いと思うが、それだけにユラノトからの組み立てに妙味がありそうだ。

 京都のシルクロードSは、短距離のハンデ戦。過去10年、1番人気馬は2勝、2着1回とやや不振。とはいえ、2、3番人気馬が合わせて6勝しており、勝ち馬は上位人気馬から取るのがセオリーのようだ。トップハンデ馬は2勝、2着2回と4連対。成績はいまひとつだ。指数上は、ランク馬たちがよく健闘しており、前走指数の上位馬や、平均指数の上位馬が連軸向きだろう。

 今年は、ペイシャフェリシタ、ティーハーフ、キングハート、ナインテイルズ、アンヴァルなどが前走指数の上位馬。過去の指数や平均指数で、セイウンコウセイ、アレスバローズ、ラインスピリット、ダイメイプリンセス、リョーノテソーロ、ビップライブリーなどが上位だ。

 2年前の高松宮記念の勝ち馬セイウンコウセイが58キロのトップハンデを背負う。実績だけでなく指数上も最上位の馬だが、重ハンデは気になる。

 ペースは上がりそうで、差し脚のある馬たちに向く展開だろう。ハイペース気味のペースを追走して差し脚を使えるのはエスティタート、ティーハーフ、ペイシャフェリシタ、リョーノテソーロなどだ。

 注目は9歳馬ながら、前走、淀短距離Sを後方一気の差し脚で3着に上がってきたティーハーフ。休み明けで、おまけに59キロを背負ってのもので、直線、最後方から勝ち馬と差のないところまで詰めた。ペースや展開次第のところがある馬だが、京都の1200は(4115)と比較的安定しており、復活の兆しに注目したい。

 指数上はまだ物足りないが、ハンデ戦だけに恵ハンデの4歳馬リョーノテソーロにもチャンスがあるかもしれない。

 先行馬から軸馬を取るならダノンスマッシュだろう。札幌キーンランドC2着で見せたように、ハイペースに耐えるスタミナも豊富だ。前走の京阪杯も先行して差し切る横綱相撲で完勝。ここにきて、本格化を感じさせる4歳馬だ。常識的にはこの馬が中心になるのかもしれない。

 先行して粘る、ナインテイルズ、セイウンコウセイ、ペイシャフェリシタ、ラインスピリット、ラブカンプー、アレスバローズなどが連下候補。

(シルクロードS)
       1着    2着    3着
09年    -     -     A c
10年     Yd   DZb   A
11年    DXa   -     B
12年    -     AXc   -
13年    B a    Xb   D
14年    BYd   A c   -
15年    -     -     BZb
16年    AYd   -     -
17年      b   C      Zc
18年     X      d   -

 中京の愛知杯は2016年から1月の開催に変わった。牝馬限定のハンデ戦は、難解で波乱も多い。
 今年の指数上位馬は、レイズアベール、ティーエスクライ、レイホーロマンス、コルコバード、ウスベニノキミ、ランドネ、ノームコア、エテルナミノル、キンショーユキヒメなど。

 スローペース必至で、差し脚比べ。差し脚上位のレイズアベール、ノームコア、コルコバード、レッドジェノヴァ、レイホーロマンス、ウスベニノキミなどが連軸の有力馬に浮上してくる。

 指数上は4歳馬ランドネが最上位。ハンデも53キロに恵まれ、好スタートから、そのまま逃げ切りもありそう。

 差し馬なら、格上挑戦になるが、50キロの軽ハンデ馬レイズアベールに注目したい。2000メートルは(2110)と安定しており、軽ハンデを生かして中団からの差し脚が届くのではないか。

(愛知杯)  1着    2着    3着
16年     Za   -      Xa
17年     Yb    Y    -
18年     Yb   C     CYb

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