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2019年1月10日 (木)

第1452回 強い4歳馬から

 京都の日経新春杯はハンデ戦。
 トップハンデ馬は過去10年で1勝、2着1回、3着2回とやや不振。片や、1番人気馬は3勝、2着4回、3着1回と、比較的安定した成績を残している。1、2、3番人気馬が揃って連を外したのは1度だけ。ハンデ戦とはいえ、堅めの決着が多い。また、明け4歳馬が出走した9年間で、4歳馬が6勝をあげており、圧倒的に4歳馬が強い傾向にある。ハンデ戦とはいえ、指数上位馬も比較的健闘しており、前走指数や過去指数の上位馬たちが連軸向きだろう。

(日経新春杯)1着    2着    3着
09年    -     C b   -
10年    -     -     -
11年     Xa   B     -
12年     Xa   B b   -
13年    D     A b    Xc
14年    A a    Z    -
15年     Z    -     -
16年    A d   -     C c
17年    B     -       d
18年    -     DZ    A c

 今年の指数上位馬は、ルックトゥワイス、ウインテンダネス、シュペルミエール、グローリーヴェイズ、アフリカンゴールドなどが前走指数の上位馬たちだ。他に、過去の指数などでノーブルマーズ、ムイトオブリガード、ガンコ、ロードヴァンドールなどもピックアップされる。
 トップハンデは57キロのガンコ。

 前述のとおり、明け4歳馬が強いことからすると、菊花賞5着の4歳馬グローリーヴェイズに注目が集まる。ここまで6戦2勝、2着2回。古馬相手の準オープン戦、佐渡Sでも圧倒的な人気を集め、最速の上りタイムで完勝している。まだ重賞の勝利はないが、きさらぎ賞2着、京都新聞杯4着と、戦世代トップクラスのメンバー相手に好走してきた。

 菊花賞は不利な大外枠で、12番人気の低評価だったが、勝ち馬と同じ33秒9の最速の上りタイムで5着。勝ち馬とは位置取りの差だけともいえる結果で、能力の高さを示したレースだった。佐渡Sや菊花賞で示した鋭い差し脚が持ち味で、スローペースには強い。素直にグローリーヴェイズから入れば良いようにも思うが、ただ、ペースが上がってスタミナも問われるレースになると、少しもろさを見せるかもしれない。

 ペースが上がるようなら、先行して粘るスタミナがある馬たちが浮上してくる。とすると、目黒記念の勝ち馬で、前走ジャパンカップ8着のウインテンダネスや、ここは昇級戦ながら2400メートル以上の距離で(2201)と距離適性が高いルックトゥワイスなども有力馬として上がってくるのではないか。
 他では49キロと圧倒的にハンデが軽い4歳馬サラスの差し脚に要注意だ。

 クラシックを目指す馬たちの京成杯。過去10年の勝ち馬はすべて指数の上位馬で、前走指数の上位馬と過去の指数上位馬のXY馬が中心だ。1番人気は(3313)と信頼度もまずまず。

 今年の指数上位馬は、シークレットラン、ランフォザローゼス、カイザースクルーン、ダノンラスター、ナイママ、マードレヴォイス、カフジジュピター、クリスタルバローズなど。

 なかでも、前走、2歳レコードタイムで葉牡丹賞を快勝した指数上位のシークレットランが連軸の中心になりそうだ。スタート直後に他馬によられて後方からのレースになったが、3コーナー手前から動き出し、直線、鮮やかな差し切り勝ちを決めた。新馬戦こそ先行して2着だったが、未勝利、500万特別では長くいい脚を使って快勝している。しっかりとした差し脚に期待したい。

 他では、葉牡丹2着のランフォザローゼス、同5着のカイザースクルーン、あるいは札幌2歳S2着のナイママなどの巻き返しに注目。スローペースの差し脚が鋭いラストドラフト、ダノンラスターにも要注意だろう。

(京成杯)  1着    2着    3着
09年     Y    -     -
10年     Xa   A     CZb
11年    AYa   -     BYb
12年     Yc   BXa   C
13年    D     -     -
14年     Xd   AZ    -
15年    CY    A     -
16年    C     -     -
17年    B b    Y    A a
18年    C     -     -
(スローペース調整-20/-10)

 3歳牝馬のフェアリーSは、1番人気が(3115)と、3歳戦としてはやや低調な成績だ。牝馬戦だけに、スタミナより素軽いスピードが求められるせいなのか、指数上位馬たちにも苦戦の跡が見える。

 今年の指数上位はフィリアプーラ、ホウオウカトリリーヌ、ウインターリリー、アマーティ、レディードリー、サンタンデールなど。

 スローペースの差し脚は、アゴベイ、アクアミラビリス、フィリアプーラ、エフティイーリス、アマーティなどが鋭いが、マイル以上の距離ではアクアミラビリス、フィリアプーラ、アマーティの差し脚が上位だ。連軸の中心は上記の3頭だと思うが、ここは、前走、厳しいペースを後方から追い込んだフィリアプーラに期待したい。

(フェアリーS)
       1着    2着    3着
09年      d   -     A a
10年     Zc   D     BXa
11年    -     A b    Ya
12年     Z    -     -
13年    -     -     CXd
14年    -      Xb   -
15年     Zc   A a   -
16年     X    -     A a
17年    -     A c   -
18年    D     -     -
(スローペース調整-20/-10)

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