« 第1480回 スローペースの差し脚は | トップページ | 第1482回 4歳馬が中心 »

2019年4月23日 (火)

第1481回 スローの差し脚

201904210811
201904210511
201904200311
 超スローペースになったマイラーズカップは、先行した3頭が1、2、3着を占める結果だった。2番手を追走したダノンプレミアムが直線楽に抜け出し、危なげないレースぶりをみせ1馬身4分の1の差で勝った。逃げたグァンチャーレが2着に粘り、3番手で脚をためていたパスクアメリカーナが3着だった。

 上りタイムはストーミーシーの32秒0が最速だったが、その驚異的な上りタイムでも5着がやっと。先行した上位3頭の上りも軒並み32秒台の前半では、前をとらえることは不可能だっただろう。中団以降の馬たちには流れが向かなかったというしかない。

 開幕週の良馬場でタイムが出やすい馬場状態だったことが大きいと思うが、その高速馬場でスローペースになれば、この結果も当然といえるだろう。

ダノンプレミアムは実績や指数からも勝って当然の馬だが、もともと先行力があり、展開に左右されにくい脚質もプラスに働いたはず。もし、出遅れて後方からだったとしたら、結果は違っていただろう。先行力はそれだけでアドバンテージになる。

 東京のオークストライアル・フローラSもスローペースになった。
 勝ったのは、直線、内で包まれそうになりながらも外に持ち出し、鋭い差し脚を見せた ウィクトーリアだった。狭い最内をついて内ラチから2着に浮上したのがシャドウディーヴァ。この2頭がオークスへの切符を手にした。マイペースで逃げたジョディーが3着に残った。

 ウィクトーリアは出遅れて中団後方から、シャドウディーヴァは内で前が開かないという、それぞれスムースさを欠いたレースになったが、その不利を克服しての1、2着は評価したい。ただ、ペースは緩く、指数は低調。桜花賞組とは指数差が大きく、本番のオークスではどうだろうか。

 福島牝馬Sは、デンコウアンジュが快勝した。スローペースの流れをものともせず、後方から直線大外一気の差し脚が鮮やかに決まった。2着のフローレスマジックとは2馬身差だったが、スローペースの流れで、直線の差し脚だけでこの差をつけるのだから、見事な差し脚というしかない。3着はダノングレース。

 やっと暖かくなって、さわやかな競馬の季節になった。今週は平成最後のG1天皇賞(春)がある。盛り上がるといいな。

|

« 第1480回 スローペースの差し脚は | トップページ | 第1482回 4歳馬が中心 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 第1480回 スローペースの差し脚は | トップページ | 第1482回 4歳馬が中心 »