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2019年4月18日 (木)

第1480回 スローペースの差し脚は

 今週から東京、京都に開催が替わる。
 東京の開幕週はオークスの出走権を争うフローラSがメインだ。過去10年、1番人気は(4105)。連対率50パーセントとやや不振。波乱含みのレースだ。
 3歳重賞戦だけに前走指数上位の馬が連軸の中心になるが、牝馬限定戦はスローペースが多く、指数が低くても上がりの脚がある馬たちには注意が必要だ。

(フローラS)1着    2着    3着
09年     Zc   D     -
10年    -     AYb   DYc
11年    -     -     CZc
12年    A b   -     -
13年    C     -     A a
14年    A      Zc    Yb
15年     Xa   A      Y
16年    -     -     -
17年    -     -     A a
18年    B     -     -
(スローペース調整-20/-10)

 今年の指数上位馬は、レオンドーロ、フェアリーポルカ、シャドウディーヴァ、ジョディー、ウィクトーリア、イノセントミューズ、エアジーン、エトワールなど。

 2勝馬は5頭いるが、重賞勝ち馬は不在で、低調なメンバー構成になった。
 3歳牝馬の2000メートル戦だけに、スローペースは必至。スローペースで長く使える差し脚なら、シャドウディーヴァ、ローズテソーロ、セラピア、フォークテイル、クラサーヴィツァ、エトワールなどが上位だろう。

 ここはスローペースの差し脚が鋭いシャドウディーヴァに注目したい。シャドウディーヴァは10月にデビューして3戦目に初勝利をあげた。まだ1勝馬の身だが、年明け2月のフリージア賞は3着、前走は重賞フラワーCに挑戦して4着に好走している。フラワーCはスタートが遅く後方からになったが、直線は内に入れて鋭い差し脚を見せ、上りは出走メンバー中2番目の速さだった。

 安定した差し脚はここでは最上位にあり、距離もフラワーCの1800メートルより、フローラSの2000メートルのほうが合うはず。東京の2000メートル戦は4戦して(1210)。経験値は大きい。

 他では、1戦1勝のセラビアの差し脚が鋭く、この馬から入る手もあるたろう。

 京都のメインは読売マイラーズC。
 京都開催になった2012年以降の7年間で、1番人気は2着2回、3着2回と、まだ勝利がない。
 今年の指数上位はインディチャンプ、ダノンプレミアム、グァンチャーレ、パクスアメリカーナ、モズアスコット、ケイアイノーテック、ストーミーシーなど。

 中心は指数上位の実績馬ダノンプレミアムだろう。ここまで6戦して(5001)。朝日杯、弥生賞も勝って、唯一負けたのが1番人気に支持されたダービーでの6着だけ。皐月賞を挫跖で回避した影響が残っていたのかもしれないが、距離が少し長かったのも要因だったのではないか。

 休み明けの前走、2000メートルの金鯱賞は、先行して直線、難なく差し切る横綱相撲で快勝。改めて能力の高さを感じさせる完璧なレースだった。マイルは2戦2勝しており、距離に問題はないはず。

 逆転候補は4歳馬インディチャンプ。目下3連勝中で、前走はマイルの東京新聞杯を制して初重賞制覇。スピード指数も上位で、マイルは(4101)と、距離適性が高い。1番人気馬が勝てていないジンクスに乗るなら、インディチャンプからだろう。

 他にモズアスコット、ケイアイノーテック、パクスアメリカーナなどが有力な連下候補だ。

(マイラーズC)
       1着    2着    3着
12年    A     -     D d
13年    AXa   -      Za
14年     X    BYb   CZc
15年      d   D     A b
16年    -      Yc    Xb
17年    DYc    Ya    Yd
18年    C b     c   AXb

 福島牝馬Sは平均指数の上位馬の連対率が高い。
 今年の指数上位は、デンコウアンジュ、フローレスマジック、ダノングレース、ウインファビラス、ランドネ、カワキタエンカなど。

 小回りの福島だけに先行馬の前残りが有力だろう。ならば、前走、中山牝馬Sをハイペースで逃げて12着のカワキタエンカ、それを2番手で追走したランドネ(13着)の巻き返しに注目したいところ。とりわけ、直線で前がふさがる大きな不利があって、追うに追えなかったランドネに期待したい。

 ペースによっては、後方一気の差し脚が魅力のデンコウアンジュ、中団から脚を伸ばすダノングレース、ダート馬ながら差し脚鋭いビスカリア、ミッシングリンクなどにもチャンスはありそうで、少頭数ながら波乱含みだ。

(福島牝馬S)1着    2着    3着
09年    -     D b   -
10年    A     C b   C
11年(新潟)-     D b   -
12年    B     AZ     Yb
13年    D b    X    BYc
14年      d   -     -
15年     Ya     c   -
16年    C     A     B
17年     Xa   -     -
18年    -     BXb   -

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