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2019年5月14日 (火)

第1487回 レーン騎手の独り舞台

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 ヴィクトリアマイルは1番人気のラッキーライラック、2番人気アエロリット、3番人気レッドオルガなど、上位人気馬が馬券に絡めず、好配当になった。

 勝ったのは5番人気のノームコア。2着が4番人気のプリモシーン、3着が11番人気のクロコスミアで、3連単は17万円を超す配当だった。

 今年のヴィクトリアマイルはアエロリットの果敢な逃げで、思いのほかペースが速くなった。2番手にアマルフィコースト、3番手にミッキーチャームと続いたが、結果的には先行馬は粘り切れず、直線、中団から差し脚を伸ばしたノームコア、プリモシーンが浮上するレースになった。

 勝ったノームコアは4コーナーで7番手。直線半ばで前が詰まる場面もあったが、壁になっていたラッキーライラックが動いて進路が大きく開くと、馬場の中央から一気に差し脚を伸ばし、先行各馬をとらえていった。4コーナー10番手のプリモシーンが大外から馬体を合わせにかかるが、最後まで並ばせることもなく、ゴールを駆け抜けた。まさに快勝といえるレースだった。

 ペースにゆるみがなかったため、上位馬たちの指数は90台半ばを記録して、2006年に始まったヴィクトリアマイル史上、過去最高の高さになった。ペースが上がっても勝ち馬の上りは33秒2。最速の上りは2着のプリモシーンで33秒0だったが、ペースを考えれば、上りもしっかりとしており、上位馬たちの能力の高さを示す結果だったといえるだろう。また、逃げて5着のアエロリット、先行して4着のラッキーライラックも、今後とも大きな活躍を期待できるレベルの馬たちだ。

 京王杯スプリングCは1番人気のタワーオブロンドンが中団から4分の3馬身抜け出して勝利をつかんだ。大混戦の2着は6番人気のリナーテ、3着は2番人気のロジクライだった。タワーオブロンドンはこれで芝1400メートル3戦3勝となった。

 G1ヴィクトリアマイルもG2京王杯スプリングCも勝ったのはオーストラリアの若手D・レーン騎手だった。短期免許で4月28日から騎乗して、3週で目下44戦13勝。重賞は5戦3勝。先週は土日で7勝をあげ、レーン騎手の独り舞台のような東京だった。インタビューの受け答えもすがすがしく、すっかりファンになってしまった。

 今週末のオークスはコントラチェック、ダービーはサートゥルナーリア、宝塚記念はルックトゥワイスに騎乗予定とか。宝塚記念の週まで騎乗の予定で、まだ残り6週もある。あといくつ勝つのだろう。
 負けるな、頑張れ、日本の若手騎手たち!!

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コメント

京王杯SCは1番人気でしたけどタワーオブロンドンの単勝が的中しました。
ヴィクトリアマイルは枠連が的中しました。

投稿: 名古屋の伊藤 | 2019年5月14日 (火) 19時06分

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