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2019年8月20日 (火)

第1515回 G1馬たちの底力

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 G1馬4頭がそろった札幌記念。
 エイシンティンクルが逃げ、平均ペースの流れになった。2番手にクロコスミア、3番手にサングレーザーがつけた。4番手に2番人気のワグネリアン、中団後方の内ラチ沿いに3人気のブラストワンピースがひかえ、更にその後ろに1番人気のフィエールマンが収まった。

 直線に向くと大逃げを打ったエイシンティンクルが失速。先行していたサングレーザーが勢いにのって早々にトップに浮上した。しかし、内を突いて、狭いスペースをこじ開けるように差し脚を伸ばしたのがブラストワンピースだ。ゴール手前50メートル、ブラストワンピースがサングレーザーをとらえると、そのまま一気に差し切って、有馬記念以来の勝利をつかんだ。

 クビ差の2着にサングレーザー、3着は大外から追い込んできたフィエールマン。先行したワグネリアンは伸びあぐねて4着まで。

 ブラストワンピースは狭い内を突いて、きっちりと差し脚を使えたのが勝因だろう。逆に言うと、前が塞がっていたらどうだったか。大外強襲で最速の上りタイムを示したフィエールマンは、もう少し前だったら届いていたのかもしれないと思わせた。勝ち負けには多少の幸不幸があるにせよ、実力のある馬たちが持てる力を十分に発揮したレースで、G1馬たちの底力を感じさせた。

 今年の凱旋門賞には、ブラストワンピース、フィエールマンに加え、キセキも参戦の予定とか。彼らの活躍を大いに期待したい。

 例年、波乱気味のハンデ戦北九州記念。今年も3連単は11万超馬券になった。

 勝ったのは9番人気で、単勝3080円の6歳牝馬ダイメイプリンセス。前走、アイビスサマーダッシュは2番人気に押されたもののも6着と振るわず、ここでは人気を落としていたが、ハイペースの流れを味方に、後方一気の差し脚が見事に炸裂した。昨年のこのレースでも2着に好走しており、これで小倉は(2101)。コースの相性も良かったのだろう。

 2着は3歳牝馬の3番人気ディアンドル、最速の上りタイムで上がってきた5番人気の4歳牝馬アンヴァルが3着だった。上位は4着までを牝馬が独占した。
 「夏は牝馬」の格言を忘れてはいけない。

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