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2019年8月13日 (火)

第1513回 スローペースとハイペース

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 暑い暑い真夏の競馬が続く。  来年に迫った真夏のオリンピックの暑さ対策も大変だろうな。

 関屋記念は人気を集めたミッキーグローリーが快勝した。休み明けだったせいか、スタートが良くなく、後方からのレースになった。当然、スローペースで先行馬に向く流れだったはずだが、ミッキーグローリーは直線、ゴール手前200メートル地点から追い出されると、反応も鋭く馬場の真ん中を駆け上がり、ゴールでは2着のミエノサクシードに半馬身の差をつけ、重賞2勝目のタイトルをつかんだ。

 「ここでは勝つ自信があった」と、ミッキーグローリーの手綱を取ったルメール騎手のレース後のコメントがあったが、出遅れて思い通りの位置ではなかったにもかかわらず、32秒2の上りタイムで差し切った脚は、今は亡きディープインパクトを彷彿とさせる鋭さだった。差し脚にはよほど自信があったのだろう。

 2着に6番人気のミエノサクシード、3着は4番人気のソーグリッタリング。2番人気のケイデンスコールは後方のまま、いいところなく14着に大敗した。

 ダートの重賞、札幌のエルムSは、やっぱりというべきか、ハイペースになった。ハイペースを作ったのが逃げたドリームキラリと、2番手から競りかけていったリアンヴェリテ。さらに差のない3、4番手にマルターズアポジーとタイムフライヤーがつけ、後続を離してレースが進んだ。

 ただ、ダートで1000メートル通過が58秒6という芝なみのペースでは、先行馬は苦しい。まず4コーナー手前でドリームキラリ、マルターズアポジーが失速。直線半ばまで頑張っていたタイムフライヤー、リアンヴェリテの脚も上がった。

 直線半ば、先行馬を一気にとらえたのが2番人気のモズアトラクションだった。モズアトラクションはコースロスのない後方の内ラチ待機策。3コーナーから徐々に馬なりで順位を上げ、直線に向くと、内から外に持ち出し、最速の上りで完勝した。絵にかいたようなハイペースの差し切り勝ちのレースだった。

 昨年の勝ち馬、10番人気のハイランドピークが2着、3着が4番人気のサトノティターン。1番人気のグリムは中団のまま7着におわった。

 暑い暑いといっている間に、台風が来て、秋が来る。

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