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2019年9月26日 (木)

第1526回 不動の中心馬

 今週のメインは、秋のG1第一弾中山のスプリンターズS。
 中山で開催された過去9年、前走指数の上位馬が連軸の中心になっており、近走の好調さが問われるレースだ。1番人気は過去10年で4勝、2着1回。1番人気が連対できなかった5年間も、2、3番人気馬が連対しており、人気面からみると、1、2、3番人気から中心馬を取るのが賢い選択だろう。ただ、2桁人気の馬も2勝、2着2回、3着2回と、無視できない。

(スプリンターズS)
       1着    2着    3着
09年     X    BXb   C
10年    外     CYa   -
11年    A     A     -
12年    DZd   C d   -
13年    BXa   CZ    -
14年(新潟)  d   -     -
15年    AZ      a   -
16年    B     BZb    -
17年    A a   -     -
18年    DXa   -       d
(公営、海外での成績は除いて集計)

 今年はタワーオブロンドン、レッツゴードンキ、ダノンスマッシュ、ファンタジスト、モズスーパーフレア、ミスターメロディ、アレスバローズなどが指数の上位馬たち。

 注目はタワーオブロンドン。4走前に東京の芝1400京王杯スプリングCを切れる差し脚を使って快勝。その後、芝1200の函館スプリントS3着、札幌のキーンランドCで2着。前走は野芝の阪神セントウルSを快勝した。

 セントウルSはマテラスカイが平均ペースで逃げ、タワーオブロンドンは出遅れ気味のスタートも、徐々に位置を上げ4コーナーでは7番手。直線、外に出すと一気の差し脚で圧勝した。上りタイムは33秒2。勝ちタイムもレースレコード。2着のファンタジストに3馬身の差をつけたが、短距離戦での3馬身差はまさに大差だ。洋芝の函館、札幌は勝てなかったが、タワーオブロンドンの持ち味は鋭い瞬発力にあり、スピードが生きる高速馬場でこそだ。

 過去1年間の芝1200メートル戦の指数は、前走タワーオブロンドンが記録した97のスピード指数が最上位で、それに次ぐのがナックビーナスの93、モズスーパーフレアの91など。近年、芝短距離で安定したスピード指数の高さを示す馬がみあたらず、低調ともいえる短距離戦線だったが、タワーオブロンドンのスピード指数は芝1200としては近年出色の高レベルにあり、今後、短距離界のスターとして上りつめるのではないか。

 関東馬ながら中山コースは初見参になるが、スピードが生かせる野芝の中山は得意なはず。スプリンターズSでは不動の中心馬になるだろう。

 相手は、高松宮記念の勝ち馬ミスターメロディ、前走キーンランドCを勝ったダノンスマッシュなどを上位に取りたい。

 シリウスSはダート2000メートルのハンデ戦。この距離になってからトップハンデ馬はまだ勝っていない。1番人気は3勝、2着1回、3着1回と信頼感はやや微妙。指数上は平均指数の上位馬や前走指数上位馬の連対率が高いものの、ハンデ戦らしく、勝ち馬はランク外の馬も目につく。

 今年は、マッスルビーチ、ジョーダンキング、モズアトラクション、ロードゴラッソ、アングライフェン、キングズガード、タイムフライヤーなどが指数の上位馬たち。

 苦戦の続くトップハンデ馬は、57.5キロを背負うモズアトラクションとキングズガードの2頭。

 前走指数最上位はジョーダンキングだ。前走はダート1800の名鉄杯。前半は控えて後方になったが、向こう正面半ばから動いて、3コーナー過ぎには逃げ馬に並びかける積極策。ゴールまで2頭の叩きあいが続いたが、惜しくも2着だった。3着馬には3馬身半の差をつけており、地力高さを感じるレースだった。ダートの2000メートルは(3100)と、距離適性も高い。また、阪神ダートは(3400)と得意コース。条件がそろって、ここでは中心になる馬だろう。

 他では、先行力があり、差し脚もしっかりとしている4歳馬のロードゴラッソ。ダート路線に切り替えてからは(3102)と成績も安定している。まだオープンの勝利はないが、指数の高さはまずまず。3月のマーチS(G3)は6着。前走、公営盛岡のマーキュリーC(Jpn3)はハイペースを果敢に先行、直線失速して4着だったが、重賞でもペースが落ち着けば粘り込めるのではないか。

 差し脚上位はマッスルビーチ。50キロの軽ハンデを生かして、ペースによっては後方一気の差し脚が決まるかもしれない。

(シリウスS)1着    2着    3着
09年    B      Zb   -
10年     Z    B d   -
11年    -     DXa    Yb
12年    -     CXa   C
13年    B     BYb    Za
14年    A b   BXa   -
15年    -     A d   BXa
16年    DX    D c     d
17年    B d   B      Yb
18年    -     -     -
(公営、海外での成績は除いて集計)

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