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2019年9月18日 (水)

第1523回 本番に向けて

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 菊花賞のトライアル戦、セントライト記念は、1番人気のリオンリオンが直線、3番手から鮮やかに抜け出し、2着馬サトノルークス(8番人気)に2馬身差をつけて快勝した。3着は3番人気のザダル。この3頭が菊花賞の出走権を手にした。

 好スタートを決めたリオンリオンが、いつものように先頭に立つのかと思ったが、外から逃げる気配を見せたアトミックフォースを先に行かせて、リオンリオンは最内の3番手で流れに乗った。直線、ゴールまで残り200メートル地点で、逃げ馬をとらえ先頭に立つと、そのまま押し切った。手綱を取った横山典騎手の好判断、好騎乗が光ったレースだった。

 中山は深夜からの強い雨で、馬場状態は重馬場の状態だった。横山典騎手は「雨が降って馬場もちょうどよかった」とコメントしていたが、重馬場発表とはいえ、それほど悪くはかなったようで、洋芝をオーバーシードされた良馬場に近い状態だったのではないか。まだコースの内側も傷んでおらず、内コースの先行馬に向いた馬場だったといえそうで、上位陣はおおむね先行馬たちが占めた。

 後方からの追い込み馬たちは、苦戦を強いられ、2番人気のニシノデイジーは、最後方から大外に回して、メンバー最速の上りの脚を使って5着だったが、位置取りが少し後ろすぎたのかもしれない。

 秋華賞を目指す阪神のローズSは、1番人気馬ダノンファンタジーがコースレコードで差し切り勝ちを決めた。2着は6番人気のビーチサンバ、3着は2番人気のウィクトーリア。秋華賞の優先出走権はこの3頭がつかんだ。

 ダノンファンタジーは、好スタートも決めたが、控えて中団の後ろまで下げた。4コーナーでビーチサンバが先頭にたち、その外にウィクトーリアが続き、内からはシゲルピンクダイヤも差なく迫る。

 スローペースで先行馬たちの差し脚比べのレースで、激しい叩きあいになったが、大外から1頭だけ差し脚の違いを見せつけたのがダノンファンタジー。33秒1の最速の上りで、ゴール前、きっちり差し切って見せた。
 「本番の秋華賞でも」と思わせる強い内容だった。

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