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2019年12月 3日 (火)

第1544回 ベストレース

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 混戦のチャンピオンズカップは、インティが逃げ、能力の高い馬たちが果敢に先行、直線での激しい叩きあいになった。消耗戦を制したのは3歳馬クリソベリルだった。

 クリソベリルはインティのすぐ後ろ、3、4番手で先行して流れに乗った。直線では内ラチ沿いに粘るインティ、外から差し脚を伸ばすゴールドドリームの間に馬体を入れ、3頭合わせの叩きあいになったが、クリソベリルがググっと抜け出したところがゴールだった。これで6戦6勝。G1戦はジャパンダートダービーに続いて2勝目だ。わずかにクビ差とはいえ、着差以上に強い勝ち方で、一躍ダート界のトップに躍り出た。

 2着はゴールドドリーム、3着はインティ。前の馬たちとは道中の位置取りが少し後ろになったものの鋭い差し脚で迫ったチュウワウィザードが4着だった。

 それにしても見ごたえのある叩きあいだった。インティのペースはダート重賞としては平均ペース。そのペースで先行しても、直線、しっかりとした差し脚を使えるのが一流の証だろう。上位のみならず、10着のロンドンタウンまでが100の指数をクリアする力のこもったレースで、今年のダートのベストレースといえるだろう。

 中山のマラソンレース・芝3600メートルのステイヤーズSは、2周目正面、後方から一気に先頭に立ったエイシンクリックがペースを握る。最後の直線、エイシンクリックにオジュウチョウサンが迫るところ、3番手の内でじっと勝機をうかがっていたモンドインテロが鋭い反応を示して一気に先頭に立ち、そのまま押し切り、初の重賞タイトルをつかんだ。4分の3馬身差の2着に後方から追い込んだアルバート、エイシンクリックが3着に粘り込んだ。

 チャレンジCは、4連勝中だった3歳馬ロードマイウェイが直線、後方から鋭い差し脚を伸ばして快勝。5連勝へとさらに連勝を伸ばした。2着は逃げたトリオンフ。3着は後方から開いた内に入れて差し脚を伸ばしたプレステイキング。

 これまでの4連勝は先行して差し切るレースだったが、ここはスローペースで前残りの展開をものともせず、後方からしっかりと差し脚を伸ばしての勝利で、ロードマイウェイの成長を感じさせるレースだった。

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