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2019年12月 5日 (木)

第1545回 差し脚上位馬から

 春のクラシックを目指す2歳たちの戦いが本格化する。今週は牝馬のG1阪神ジュベナイルFがメインだ。
 指数上位馬たちが毎年連対しており、連軸の中心は指数上位馬から取るのがセオリーだが、スローペースで楽勝してきたランク外の馬たちや、上がり指数の高い馬たちには注意が必要だ。
 1番人気は過去10年で4勝、連対率は50%。勝ち馬はすべて5番人気までの馬たちが占めている。

(阪神ジュベナイルF)
       1着    2着    3着
09年    -     A b   D b
10年    A a   -     DYd
11年    -     B     -
12年    B a   -     -
13年      d   C     B
14年    D     D c   D
15年    A     DZ    DXb
16年    -      Yb   AXc
17年    B     -     -
18年    AY    -       a
(スローペース調整-20/-10)

 今年は、レシステンシア、ヤマカツマーメイド、クラヴァシュドール、ロータスランド、マルターズディオサ、ジェラペッシュなどが指数の上位馬たちだ。

 2歳の牝馬戦で、加えて直線の長い阪神の外回りのマイル戦なら、スローペースは必至だ。当然、長く使える上がりの脚が問われることになるだろう。

 スローペースでの差し脚では、ウーマンズハートが抜けた存在にみえる。ウーマンズハートはここまで2戦2勝。新馬戦の上りは32秒0。そのレースで上りタイムの2番手だったマルターズディオサが33秒3で、上りだけで実に1秒3もの差をつけた。前走の新潟2歳Sでも中団から32秒8の最速の上りで快勝しており、スローペースの鋭い差し脚なら断然上位だといえる。ここは3か月以上間が空いて、久々のレースになったが、素質の高さが魅力でもあり、連軸の中心に推したい。

 前走ファンタジーSを現2歳牝馬の最高指数で勝った2戦2勝馬レシステンシアが強敵。新馬戦は3番手から、ファンタジーSは2番手からと、いずれも先行して直線、楽に抜け出す完勝劇だった。スタートが良く楽に先手が取れるので、ペースに左右されにくい強さが持ち味だろう。

 他では、マイル戦を2戦2勝のリアアメリアに、差し脚の鋭いクラヴァシュドール、クリスティ、マルターズディオサなどの浮上もあるだろう。

 中山のダート重賞カペラSは、08年に創設されてから11年間で、1番人気馬が勝ったのは昨年の一度だけ。他の上位人気馬も不振が目に付く。指数上は平均指数上位馬や前走指数上位馬が健闘している。

 今年は、ゴールドクイーン、テーオージーニアス、レッドアネラ、オウケンビリーヴ、コパノキッキング、ヒロシゲゴールド、オールドベイリーなどが指数の上位馬たち。

 どうしても逃げたいのは牝馬のゴールドクイーンだろう。前走JBCレディスクラシック(ダート1400)も果敢に逃げたが、直線差されて2着。3着馬には6馬身差をつけており、底力は見せられたはず。2走前、ながつきSを100を超す高指数で圧勝したレースができれば、ここでも逃げ切れるだろう。

 同じく逃げるか先行したいのがコパノキッキングだ。前走JBCスプリント(ダート1400)は藤田菜七子騎手を背に、3コーナーで先頭に立ちそのまま押切りを図ったが、惜しいクビ差の2着だった。ここまでダート重賞は(3211)と、3勝をあげており、実績は最上位だ。

 先行馬たちのペースが上がるようなら、後方から一気に浮上してきそうなのがテーオージーニアスだ。前走オータムリーフSは勝った逃げ馬には届かず2着だったが、上りの脚は上々。素軽いスピードがあり、脚抜きの良いダートになればより勝機が上がるのではないか。

(カペラS) 1着    2着    3着
09年     Zd   D d   -
10年    A a   -     B b
11年    -      Zc   -
12年     Za   B c   -
13年    D d   D d   D
14年    -     -     -
15年    BZc    Y    A a
16年     Zc   B d   -
17年    A     -     AZc
18年    B     -     -
(公営、海外の成績は減戦して集計)

 中日新聞杯は芝2000メートルのハンデ戦。1昨年前から12月の開催に変わった。

 指数上位は、ロードヴァンドール、アイスストーム、ランドネ、カヴァル、ラストドラフト、アドマイヤジャスタ、ショウナンバッハ、マイネルサーパス、パリンジェネシスなど。

 トップハンデ馬は5頭いるが、55キロなら大きな負担にはならないだろう。

 中京コースは馬場も良好で、注目はあるていど先行できて、差し脚もある馬たちで、カヴァル、サトノソルタス、マイネルサーパス、ロードヴァンドールなどが浮上してくる。なかでも人気はなさそうだが、差し脚上位のカヴァル、サトノソルタスに期待したいと思っている。

(中日新聞杯)1着    2着    3着
17年     Xa    Yb   -
18年    -      Za    Xa

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