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2019年12月17日 (火)

第1548回 春の主役へ

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 朝日杯フューチュリティSは、レースレコードの1分33秒0のタイムで圧倒的1番人気に推されたサリオスが無敗で3連勝を決めた。

 ハイペースでレースを引っ張ったのはビアンフェ。サリオスは3番手で先行。ペースが上がって、直線、先行馬たちの脚が止まるなか、サリオスだけはムーア騎手のゴーサインに応え、一躍先頭に躍り出て、後続馬をぐんぐん引き離していった。まさにここではレベルが違うといわんばかりの圧勝劇だった。

 中団から追った2番人気のタイセイビジョンの差し脚も、サリオスの影を踏むことはできず、2馬身半の差をつけられて完敗の2着だった。最後方にいた14番人気のグランレイが最速の上りの脚を使って3着にあがって、3連単馬券は9万円を超す好配当になった。

 新馬戦はスローペース、サウジアラビアRCは平均ペース、そして朝日杯はハイペースと、それぞれ違うペースをいずれも楽々と先行して、堂々の差し切り勝ちをおさめる余裕十分のレースぶりは、2歳馬にしてすでに横綱相撲のよう。年末のホープフルSに回ったコントレイルともども、疑いなく春の主役を務めることになるだろう。

 牝馬限定のハンデ戦・ターコイズSは、マイペースで逃げたコントラチェックがそのまま逃げ切り勝ち。2着に2番手で先行したエスポワール、離された3着も先行したシゲルピングダイヤがギリギリ粘り込んだ。

 上位3着まで3歳馬たちが独占する結果だったが、牝馬戦は若さがものをいうことが多い。10代が活躍する女子のフィギアスケートの世界に似ている。

 今年もあとわずか。週末には有馬記念が迫っている。香港での出走を見合わせたアーモンドアイも参戦することになって、一段と面白くなった。アーモンドアイの相手探しか、アーモンドアイを正面から倒しにいって勝負になる馬はいるのか、今からあれこれ想いが巡る。有馬記念前のこの1週間が、こころが躍るようで一番楽しい。


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