« 第1550回 レーン騎手の強運 | トップページ | 第1552回 3歳重賞幕開け »

2019年12月26日 (木)

第1551回 完成度の高いコントレイル

 令和元年、今年、最後の重賞は2歳G1のホープフルS。
 以前はラジオNIKKEI杯2歳Sとして阪神競馬場で行われていたが、2014年から名称を改めて中山での開催になり、2017年からG1に格上げされた。
 中山開催になった2014年以降、1番人気は(3101)と安定しており、最近の3年間は3戦3勝、勝率100パーセントだ。

(ホープフルS)
       1着    2着    3着
09年(阪神)-     A a   -
10年(阪神)D d   A a    Xb
11年(阪神)-     D     AXb
12年(阪神)C     AXa   C
13年(阪神)AXb   C     AZa
----------------------
14年(中山)-      Xa   -
15年(中山)-     B     A a
16年(中山)A a    Y    -
17年(中山)AXb   -     -
18年(中山)-     B b   CXc
(スローペース調整値-20/-10)

 今年の指数上位は、コントレイル、ディアセオリー、ラインベック、ブラックホール、ブルーミングスカイ、クリノブレーヴなど。
 2歳重賞だけに、前走指数上位馬と、スローペースで長くいい脚を使ってきた馬たちが中心になる。

 今年の指数上位馬の中で、とりわけ目立つのがコントレイルの前走指数の高さだ。東スポ杯2歳Sで示したものだが、現2歳世代の最高指数で、過去10年、ホープフルSに出走した馬たち(ラジオNIKKEI杯2歳Sを含む)の中でも最も高指数だ。

 コントレイルの前走、東スポ杯2歳Sは平均ペースの流れを中団5番手で流れに乗り、直線ゴーサインが出ると反応鋭く先行馬たちを交わし、2着馬に5馬身差、3着馬には9馬身の差をつけて完勝している。

 その週の土日の芝戦では、コントレイルの指数が古馬を含めても最高レベルであり、能力の高さは疑いようもない。新馬戦のように道中のペースが遅くても、あるいは東スポ杯2歳Sのようにペースが上がっても、中団でじっと我慢ができ、折り合いにも心配がない。加えて直線の差し脚も圧倒的なスピードがあり、まるで古馬の一流馬のような完成度の高さを感じさせる。

 ホープフルSでは断然の人気馬になるだろうが、コントレイルに逆らってもいいことはなさそうで、ここは相手探しに徹したほうがいいだろう。

 相手は上りの脚がしっかりとした馬たちを上位に取りたい。その候補はヴェルトライゼンデ、ワーケア、オーソリティなど。いずれも指数のランク上位馬ではないが、上りの脚は見どころが十分で、将来性もありそうな馬たちだ。

 先行馬の前残りなら、ラインベック、ディアセオリー、ブラックホールなどに注意が必要だろう。

 「高田馬場日記」の年内の更新は今回が最後になります。
 今年1年、ご愛顧いただき、ありがとうございました。
 年明けの更新は1月9日の予定です。金杯の予想はありません。あしからず。
 基準タイム34版の「有馬記念グッズプレゼント」は抽選のうえ、1月8日には発送する予定です。
 それでは皆さん、お元気で、良いお年を!!

|

« 第1550回 レーン騎手の強運 | トップページ | 第1552回 3歳重賞幕開け »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 第1550回 レーン騎手の強運 | トップページ | 第1552回 3歳重賞幕開け »