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2019年12月10日 (火)

第1546回 圧倒的な勝利

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2歳女王を決定するG1ジュベナイルF。  好スタートを切ったレシステンシアが、そのまま先頭に立って逃げた。前半の3ハロンを33秒7、1000メートル通過は57秒5。馬場状態の良さを考慮してもレシステンシアのペースは速かったが、後続の2、3番手の馬たちも差なく追走している。

 驚きだったのは、直線に入ってからのパフォーマンスだ。レシステンシアは軽快に飛ばして後続馬たちを一気に引き離し、その差はどんどん広がっていっていった。追いすがる馬たちをしり目に、見事な差し脚も使ってゴールでは5馬身差の圧勝だ。上りタイムはメンバー最速の35秒2。ハイペースで逃げて、上りの脚も最速で決められては、他の馬たちはなす術もない。ウオッカが06年に記録した走破タイムを上回る2歳コースレコードだった。

 2着は3番手先行のマルターズディオサ、中団から脚を伸ばしたクラヴァシュドールが3着。4番手先行のウーマンズハートが4着。後方から追い込んだ1番人気のリアアメリアは6着に沈んだ。2着に5馬身以上の差をつけ勝ったレシステンシアの圧倒的な強さは見事というしかないが、厳しいペースを先行して2着のマルターズディオサ、4着のウーマンズハートの頑張りも評価に値するのではないか。

 ダート重賞カペラSは、4番手から、直線でも楽に抜け出したコパノキッキングが、2着のテーオージーニアスに2馬身半の差をつけて勝った。3着はシュウジ。コパノキッキングは58キロの重量を克服しての勝利で、先週のG1チャンピオンズカップの上位馬たちと比べてもそん色ない好レースだった。

 コパノキッキングの手綱を取った藤田菜七子騎手は、日本人女性としては初めてJRAの重賞を勝つ快挙をなしとげた。これまでの努力は並大抵のものではなかっただろうと思う。おめでとう。素晴らしい勝利だった。

 中日新聞杯は芝2000メートルのハンデ戦。スローペース気味の流れで、直線も先行馬が粘り込みを図るところ、ゴール前300メートルの位置にある急坂を登り切ると、様相が一変。後方から大外に回した馬たちが、先行馬たちを飲み込み込んでいく。一団となった馬場の真ん中、馬群のなかから抜け出したのがサトノガーネットだった。上りは33秒3。軽ハンデを生かして、鋭い差し脚が生きたレースだった。アタマ差の2着はラストドラフト、3着はアイスストーム。いずれも後方に位置していた馬たちだった。

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