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2020年6月30日 (火)

第1599回 圧巻の大勝

202006280911
 阪神の芝コースは、午前中は稍重だったが、午後には良にまで回復した。ところが10レースの前から急に降り出した激しい雨のため、宝塚記念の馬場は一変した。雨はレースのスタート時には上がったものの、レース後の騎手のコメントによれば、脚を取られるようなぬかるんだ馬場状態だったようだ。含水量から馬場状態は稍重の発表だったが、評価以上に馬場は悪かったのだろう。  その馬場を味方につけたのが、勝ったクロノジェネシス、2着のキセキだった。

 クロノジェネシスは中団から。3コーナー過ぎ、まくるように上がっていくと4コーナーでは早くも先頭に立った。直線、先行した各馬が後退する中、1頭だけ全く違う脚色をみせて、圧巻の大勝だった。

 2着にはキセキが浮上した。キセキは中団後方から、3コーナー過ぎにクロノジェネシスが動くとそれに合わせるように、大外から脚を伸ばした。しかし、直線はクロノジェネシスの勢いには及ばず、6馬身もの大差をつけられてしまった。3着は中団後方、クロノジェネシスを見ながら、直線、脚を伸ばしたモズベッロだった。
 2-6-12番人気の決着で、3連単は18万円を超す高配当になった。 

 1番人気のサートゥルナーリアは中団から。3コーナー過ぎ、クロノジェネシス、キセキが一気に動いていく場面で、サートゥルナーリアは仕掛けられず、後方に置かれそうになった。それでも直線に向くと、必死に差し脚を伸ばして4着まで上がってきた。ただ、上りの脚には余裕がなく、いかにも馬場と距離に苦しめられたというレースだった。

 3番人気のラッキーライラックは5番手で先行。3コーナー過ぎ、クロノジェネシスに合わせて上がっていったものの、直線で脚が止まった。

 今年はクロノジェネシスの強さばかりが目についた宝塚記念だったが、負けた多くの馬たちは馬場が合わず、馬場の巧拙が勝敗を分けた部分も大きかったはず。早計に力負けと評価する必要はないだろう。今後の巻き返しに期待しよう。

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