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2020年6月11日 (木)

第1594回 レイエンダの連覇は


 無観客での春のG1シリーズが終わって、今週のメインはエプソムカップ。
 1番人気は過去10年で4勝、2着2回。3着1回と、まずまずの連対率だろう。世代別では4歳馬が8勝をあげており4歳馬が強い傾向だ。5歳馬は2勝、6歳以上の勝利はない。
 指数上は、前走指数上位のABC馬や平均指数の上位馬が連軸の中心になっている。

(エプソムC)1着    2着    3着
10年    CYc    Y    -
11年    A a   -     B a
12年    -     A d   C
13年    C a    Xa   A
14年    A     CYa    X
15年    A d   C a   B d
16年    B d   AXa   D d
17年    -     -     -
18年    C     -     -
19年    -      Zc   B a

 今年の指数上位は、アイスストーム、ソーグリッタリング、レイエンダ、サトノアーサー、ダイワキャグニー、トーラスジェミニなど。

 梅雨入りした東京コースで、スタミナも求められそうだ。ここは渋った馬場でも対応できるルメール騎手のレイエンダに注目したい。

 レイエンダは昨年のエプソムCをルメール騎手の手綱で勝ち、初の重賞タイトルを手にした。雨で稍重のスローペースを2馬手で先行。直線は各馬、内をあけて追うところ、馬場の真ん中から力強く抜け出した。その後はマイルを中心に戦ってきたが、勝利からは遠のいている。ただ、前走、ダービー卿CT(芝1600メートル)はハイペース気味のペースを中団から、直線で内に入れ、馬群を割って2着とハナ差の3着に好走した。スピード指数も自己ベストの高指数で、復調を感じさせる内容だった。ここまで1800メートル戦は3戦2勝と、未勝利のマイルより距離は合う。

 他では中団からの差し脚が持ち味のサトノアーサーも有力馬の一角を占める。2年前のエプソムCの勝ち馬で、近走はオープン(L)を中心に戦っているが、近走は成績も指数も高く安定しており、勝利に近い1頭だろう。

 マーメイドSは波乱の多い牝馬限定のハンデ戦。3連単は10年の内7年で10万を超える高配当になっている。1番人気馬は2勝、2着1回、3着1回と不振で、トップハンデ馬も1勝、2着1回、3着1回と信頼は薄い。指数上は前走指数上位馬が連軸の中心のようだ。

 今年の指数上位は、ミスマンマミーア、リープフラウミルヒ、レッドアネモス、フィリアプーラ、リュヌルージュ、エアジーン、サトノワルキューレ、センテリュオ、リンディーホップ、ナルハヤなど。

 トップハンデは55キロのセンテリュオだが、他の馬たちは50キロ前後の軽ハンデ馬が多く、今年も波乱の気配が漂う。

 牝馬限定戦だけに、スローペースは必至で、長く使える差し脚は必須条件。とりわけスローペースの差し脚が問われそうだ。

 スローペースの差し脚は、サマーセント、リンディーホップ、エアジーン、バルクデラモール、ナルハヤなどが上位だろう。

 中心には4歳のサマーセントを取った。まだ3勝クラスの身で、ここは格上挑戦になるが、50キロの軽ハンデは魅力だし、先行脚質ながら、安定した差し脚があり、スローペースには強い。牡馬相手の前走も2番手で先行して、直線早めに先頭に立ち、そのまま押し切るかに思えたほど。結果は、外から伸びた2頭に交わされて3着だったが、牝馬のハンデ戦なら勝ち負けになるのではないか。

 他では5歳のリンディーホップも気になるところ。差し脚が安定しており、50キロの軽ハンデを生かせれば上位も狙えるだろう。

(マーメイドS)
       1着    2着    3着
10年    A     -     -
11年     Y    B a   C
12年    -     -     -
13年    BX     Z    AY
14年    A     -      Xa
15年    -     -     -
16年    DZa   A       c
17年    -     A a    Xb
18年    -     DYd    Y
19年    D     -     -

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