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2020年7月30日 (木)

第1608回 先行馬向き

 今週の札幌競馬は、牝馬の重賞クイーンSがメイン。
 1番人気馬は過去10年で(5212)と、安定した成績を残している。
 指数上は過去10年の内8年で連対する前走指数上位馬や、過去の指数上位馬たちが連軸向きだ。

(クイーンS)1着    2着    3着
10年    -     B b   -
11年    B     D      Yb
12年    A     -     -
13年(函館)AYa     d   CYb
14年    A a    X    CZb
15年     Zc   AXa     d
16年    -      X    -
17年    AZ      c    Yb
18年     Xa   -     CZb
19年    AXa   -     -

 今年は、タガノアスワド、フェアリーポルカ、オールフォーラヴ、ビーチサンバ、コントラチェック、スカーレットカラー、リープフラウミルヒ、ナルハヤなどが指数の上位馬たちで、重賞の勝ち馬はフェアリーポルカ、コントラチェック、スカーレットカラーの3頭。

 札幌の1800メートルはスタートして1コーナーまでの距離が短く、前半はスローペースになりがち。逃げ先行馬に加え、中団より前でレースができて、上りのしっかりとした馬たちに向くコースだろう。

 ここは前走指数の高さから充実がうかがえるフェアリーポルカに注目したい。ここまで(4114)の成績を残す4歳馬で、1800メートルはいずれも和田騎手が手綱を取って3戦3勝。距離適性も高い。そのうち2勝は、近走、中山牝馬S、福島牝馬Sを連勝で制したものだ。

 前走の福島牝馬Sは外枠だったせいか、中団後方から追走することになったが、直線は内に入れて最速の上りで快勝した。ただ、本来は先行するのが基本のスタイルで、ゆったりとした流れも合うだろう。古馬との対戦は3戦2勝、4着1回と安定している。古馬相手になってから指数もレース内容もよくなっており、ここにきて大きな成長を感じさせる。

 他ではサムシングジャスト、スカーレットカラーも鋭い差し脚があり、勝ち負けになる馬たちだろう。4歳馬サムシングジャストは前走3勝クラスを勝ち上がったばかりで、しかも休み明けだが、近走は4戦3勝、3着1回と成績が安定。堅実な差し脚は古馬重賞戦のここでも通用するだろう。 

 テンが速いのは前走指数最上位のタガノアスワドで、ここは楽にハナに立てるはず。マイペースの逃げ切りに要注意だ。また、近走、コントラチェックは逃げられずに大敗続きだが、4勝すべてが逃げ切ってのもの。大きな変わり身に注目したい。

 他では、先行できるカリビアンゴールド、リープフラウミルヒなどの前残りが気になるところ。

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2020年7月28日 (火)

第1607回 形勢逆転

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 アイビスサマーダッシュはジョーカナチャンが好スタートを決め、そのまま後続馬の追撃を許さず、逃げ切って勝った。

 ジョーカナチャンは9番ゲートから。素早く先頭にたつと、馬体を徐々に外ラチに寄せて、外ラチ沿いに逃げた。1馬身の差で追うのは、ラブカンプーとライオンボス。ゴール手前200メートルあたりでラブカンプーは失速。ジョーカナチャンとライオンボスとの差は徐々に詰まってきたが、ゴールはアタマ差でジョーカナチャンに凱歌があがった。3着は上り最速タイのビリーバーだった。

 ジョーカナチャンは、前走の韋駄天Sもライオンボスを抑えて逃げたが、2番手追走のライオンボスに差し切られて、アタマ差の2着だった。ハンデはライオンボスのが57.5キロに対して、ジョーカナチャンは53キロ。斤量差を考えればアタマ差とはいえ完敗だった。それが、アイビスサマーダッシュでは形勢逆転。重賞初制覇を果たした。これで新潟直線1000メートル戦は(3101)の成績になった。

 連覇を目指した5歳馬ライオンボスは惜しい2着だった。外ラチ沿いを2番手で追走するのも想定内のこと。ロスのない良い騎乗だったと思うし、力は出し切ったはず。新潟直線1000メートル戦は(4200)の成績になったが、直線1000のスペシャリストとしてのレースはできただろう。ただ、5歳牝馬ジョーカナチャンとは3キロの斤量差があったとしても、負けは負け。ここは相手をほめるしかないだろう。

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2020年7月23日 (木)

第1606回 直線1000の適性

 今週から真夏の新潟競馬が始まる。開幕週のメインは新潟名物、直線1000メートルのアイビスサマーダッシュ。
 1番人気は過去10年で7勝、2着1回と安定した好成績を残している。最近の7年では、1番人気馬は6勝、2着1回とパーフェクト連対だ。また、過去10年で5勝をあげている牝馬の活躍も目立ち、牝馬が連対しなかったのは過去10年間で1度だけ。
 指数上は、前走指数上位や、過去の指数が高い馬たちの連対率が高く、全体としても指数上位馬たちが活躍するレースといえそう。

(アイビスサマーダッシュ)
       1着    2着    3着
10年    -     CXb   -
11年    A     B a   -
12年     Xa     b   DZc
13年    AXd   -     B
14年    BYa   -     CYd
15年    -     A c   D
16年    AYb   BXa   C
17年     Z    A        B
18年    CZ    D     -
19年    B a   A b   -

 今年は、アユツリオヤジ、ライオンボス、ダイメイプリンセス、ビリーバー、ワンアフター、ナランフレグ、ジョーカナチャン、レジーナフォルテなどが指数の上位馬だ。

 新潟の開幕週で、野芝の良好な馬場なら、素軽いスピードが求められる。素軽いスピードでは、前走、韋駄天組が上位だ。

 韋駄天Sは直線1000メートルハンデ戦。57.5キロのトップハンデで韋駄天Sを勝利したのはライオンボスだった。昨年も韋駄天Sを勝って、アイビスSDでは1番人気に推されたライオンボスが勝利しており、今年も同じ路線でアイビスSD連覇に挑む。ここまで新潟の直線1000メートル戦は5戦4勝、2着1回と、ほぼパーフェクト。まさにスペシャリストというべき成績だ。その強さは絶対的なスピードだけでなく、積極的に先行して、差し脚を伸ばす脚質にもありそうだ。唯一の2着は稍重の馬場状態でのこと。良馬場での絶対的なスピードでは最上位だが、週末の雨予報は少し気になるところ。

 韋駄天Sでの2着はジョーカナチャン(ハンデ53キロ)、3着がダイメイプリンセス(56キロ)、5着はナランフレグ(55キロ)だったが、3頭の中で最も上り指数が良かったのが牝馬ダイメイプリンセスだ。7歳になったが、直線1000メート戦は(3011)。勝ち星は1昨年前に集中しているものの、前走の韋駄天Sを見る限り、衰えは感じられない。

 後方一気の差し脚が最も鋭いのが4歳馬ナランフレグだ。スタートに難があり、いつも後方からのレースになってしまうのは苦しいが、安定した上りの脚はここでも魅力的に思える。ハイペースが想像できるメンバー構成だけに、後方一気の浮上もありそうだ。

 韋駄天S組以外では、ダートから転戦してきたゴールドクイーン、モンペルデュに注目したい。ゴールドクイーンは18年の秋以来の芝戦になるが、芝1200は(2102)と結果も残している。直線1000メート戦は初挑戦だが、瞬発力が鋭く、逃げられれば勝機もあるかもしれない。同じようにダートから転戦の4歳馬モンペルデュも逃げて粘れて、しかも素軽い瞬発力もあり、初芝戦も要注意だ。

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2020年7月21日 (火)

第1605回 波乱を呼んだハイペース

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 先週の3重賞はいずれも大荒れだった。  中京記念を勝ったのは18番人気のメイケイダイハード。2着に6番人気のラセット、3着は9番人気エントシャイデン。3連単は330万を超す高配当になった。

 レースはトロワゼトワルの逃げで始まったが、1000メートル通過が57秒5のハイペースになった。直線、先行馬たちの脚色が鈍るなか、中団から外を回って上がってきたメイケイダイハードがじわじわと詰め寄って、ゴール手前で先頭に立つと、そのまま押し切って勝利を手にした。ラセットは最後方から最速の33秒9の上りタイムでメイケイダイハードに詰め寄ったが、クビ差届かず惜しい2着。内から伸びたエントシャイデンが3着を確保した。上位の3頭は上がり指数では上位エリアに位置する馬たちだった。

 メイケイダイハードはこの勝利で5勝目になったが、多少展開に恵まれた勝利だったのではないか。これまで大敗続きの後、突然、勝利することが多く、2走前の上がり指数は良かったといっても、現実的にはなかなかとらえにくい馬だった。いずれにしても、ハイペースが勝敗を分けたといえるだろう。先行馬の中では3、4番手で先行したギルテッドミラーが6着で最上位だった。

 函館記念も3連単は343万を超す大荒れ。
 勝ったのはブービー15番人気のアドマイヤジャスタで、2着も13番人気のドゥオーモ、3着は3番人気のバイオスパーク。

 中京記念と同様、函館記念も1000メートル通過が58秒8というハイペースになった。アドマイヤジャスタは中団から。3角過ぎから徐々に前に進出して、直線は勢いよく先行馬たちをとらえて快勝。ドゥオーモは最後方から最速の切れる差し脚を使って2着に浮上した。3着のバイオスパークは道中5番手、4角3番手から粘り込んだ。ハイペースで逃げたトーラスジェミニは4着だった。

 函館2歳Sもハイペースだった。圧倒的な人気を集めたモンファボリは3番手で先行したものの直線失速、13着に大敗した。

 勝ったのは上がり指数最上位で10番人気のリンゴアメだった。リンゴアメは4番手で先行。ゴール前、逃げ粘るファドラ、2番手から脚を伸ばすルーチェドーロをわずかクビ差で差し切った。2着はルーチェドーロ。後方から追い込んだラヴケリーが3着。3連単は57万円超の高配当になった。

 8-3-15-18-2番人気で決まったWIN5は的中なし。久々キャリーオーバーになった。WIN5も買ってみようかな。

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2020年7月16日 (木)

第1604回 波乱のハンデ戦

 今年は阪神競馬場で行われる中京記念。中京開催時は波乱の多いハンデ戦だった。中京競馬場が新しくなった2012年以降、8年間で1番人気馬が勝ったのは1度だけで、他には3着が2度あるだけだ。
 指数上は平均指数上位の連対率が高いものの、ハンデ戦らしくランク外の馬も多く、難解なレースだ。
 競馬場が変わって変化はあるだろうか。

(中京記念) 1着    2着    3着
12年     Yb   -      Xa
13年      d   -     -
14年    -     B      Zd
15年      d     d   C
16年    -     -     A a
17年    D       c   DZ
18年    CXa   CYc   A
19年    -     -     AXa

 今年の指数上位は、ソーグリッタリング、トロワゼトワル、ベステンダンク、ギルデッドミラー、ストーミーシー、ロードクエスト、ケイアイノーテックなどだ。

 トップハンデは57キロのソーグリッタリング、ベステンダンク、ロードクエスト、ケイアイノーテック、ブラックムーンの5頭。中京開催の過去8年、ハンデ57キロ以上の馬たちが5勝、そのうちトップハンデ馬も2勝しており、特に重ハンデを苦にする必要はない。たた、阪神外回りのマイル戦はスローペースになりがちで、直線の叩きあいになるとすると、重ハンデは影響するかもしれない。

 差し脚の戦いなら、ペプチドバンブーやケイアイノーテックなど長くいい脚を使える馬たちが浮上しそうだが、スローペースを想定すると、後方一気は難しいのではないか。ここはある程度前でレースができ、差し脚に見どころがある馬を中心に取りたい。

 注目は3歳牝馬ギルデッドミラー。ハンデは51キロと最軽量。ここまで(2221)の成績だが、アーリントンC2着、NHKマイルC3着は能力の証といえそう。前走、NHKマイルCは5、6番手から、1、2着馬(ラウダシオン、レシステンシア)をしのぐ上がりで3着に食い込んだ。ここも軽量ハンデを生かして、鋭い差し脚に懸ける。マイル戦は(1220)と適性も高い。

 デビューから(7739)の堅実な走りに好感が持てるソーグリッタリングも有力馬の一角を占める。重賞勝ちはないが、重賞は5戦して(0122)と、まずまず。前走の不良馬場のエプソムCも4角4番手から2着に好走している。ここは57キロのトップハンデだが、スタミナもあり、雨で渋った馬場も苦にしないタイプで、こなせる範囲のハンデだろう。

 函館記念もハンデ戦。
 1番人気は(1100)と厳しい戦いが続いている。トップハンデ馬も1勝、2着2回のみ。どちらも不振続きだ。過去10年、勝ち馬はすべて5番人気以内の馬たちだが、人気薄の馬たちの上位台頭もあって、3連単は高配当が多い。

 今年は、バイオスパーク、スズカロング、プレシャスブルー、トーラスジェミニ、レイエンダ、カウディーリョ、ニシノデイジー、レッドサイオンなどが指数の上位馬だ。

 トップハンデは57キロのレイエンダ。鞍上もルメール騎手で、ここは人気になりそうだが、前走、エプソムCで10着に大敗するなど、安定感に欠ける。また、先行馬に向く直線の短い函館だけに、後方からのレースが多いレイエンダにとっては、展開面からみても少し苦しいのではないか。

 先行力があり、差し脚からも注目したいのは、バイオスパーク、プレシャスブルー、レッドサイオン、トーラスジェミニなど。

 逃げるのは4歳馬トーラスジェミニだろう。逃げたレースは(4014)の好成績。2走前のエプソムCは不良馬場を平均ペースで逃げ粘り、2着にハナ差の3着に好走。指数も自己ベストを記録した。前走の巴賞はスローペースで逃げ、3コーナーから徐々にペースを上げ、後続の脚を封じ込んで完勝している。スローペースなら、後半もしっかりとした差し脚を使えるのが特長だ。ここもマイペースの逃げが打てるはずで、勝ち負けになるのではないか。

 トーラスジェミニを追って先行する馬たちのなかで、差し脚に見どころがあるのは、バイオスパーク、プレシャスブルー、レッドサイオンなど。なかでも、好調が続くバイオスパークの差し脚に注目したい。

(函館記念) 1着    2着    3着
10年    AYb   C     -
11年    A      Y    DXb
12年    -     B     -
13年    -     -      Z
14年      d   C     A
15年    -      Zb   -
16年    -     A     D
17年    CZ    AXa   A
18年    -      Xa   -
19年     Xc   -     -

 2歳馬たちの初重賞戦は函館2歳S。
 今年は、モンファボリ、カイザーノヴァ、フォドラ、リキサントライ、ホーキーボーキー、フォルセティ、ディープエコロジーなどが指数の上位馬たち。

 2歳の重賞戦だけに、スローペースの問題がなければ、前走指数上位馬が中心になるレースだ。
 前走指数最上位は新馬勝ちの牝馬モンファボリ。新馬戦は速いペースで逃げ、直線は後続馬を引き離す一方で、2着馬に5馬身もの差をつけた。指数も世代のトップクラスの高指数で、ここは不動の中心馬といえそう。

 相手の筆頭には、新馬戦で他馬と接触しながらも、直線の差し脚に見どころがあったカイザーノヴァを取りたい。ダートの新馬戦で上りの良かったルーチェドーロが穴っぽい存在。

(函館2歳S)1着    2着    3着
10年    -     AX    C
11年    B b   C c    Y
12年    A a   D     -
13年    A a    X    -
14年    C c   DXd   -
15年    B a   -     -
16年    -     B       c
17年    AYd   -     D c
18年    -     -     AYa
19年    BYb   -     C c
(スローペース調整値-20/-10)

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2020年7月14日 (火)

第1603回 福島巧者の面目躍如

202007120311
202007120911
 重馬場の七夕賞は、休み明けでトップハンデ57をキロ背負った3番人気クレッシェンドラヴが快勝した。クレッシェンドラヴは昨年の七夕賞も2着に好走しており、昨年秋の福島記念に続いて、福島での重賞制覇になった。福島得意の内田騎手ともども、福島巧者の面目躍如だ。

 平均ペースで逃げたのは戸崎騎手のパッシングスルー。内田騎手のクレッシェンドラヴは先行できず、後方からの追走になったが、向こう正面から徐々に進出して、4コーナーでは5番手。多くの馬たちが荒れた内をさけて外に回す中、スペースがあいた馬場の中央に駒を進めると一気に加速。外から馬体を合わせにきたブラヴァス、ヴァンケドミンゴの追撃も許さず、2着馬ブラヴァスに1馬身の差をつけて勝利を手にした。3着はヴァンケドミンゴ。

 トップハンデながらクレッシェンドラヴの上りは36秒6の最速タイムだった。後方からとはいえ大外に持ち出すことなく、ギリギリ馬場のいいところを選んだ内田騎手の好判断の結果だろう。上りタイムの2番手は2番人気の4着のヒンドゥタイムズだったが、最後方から大外に回したのでは、距離のロスが大きすぎたのではないか。

 3番人気、7番人気、6番人気の決着で、3連単は11万超えの高配当。今年も波乱の結果だった。

 ダートの重賞プロキオンSは、別定重量で59キロを背負ったサンライズノヴァがG1馬の底力を誇示する圧巻の走りを見せた。

 サンライズノヴァは後方から2頭目。3コーナー過ぎから徐々に進出して、4コーナーでは9番手に上がった。直線、大外からグングン加速して、ゴール手前80メートルあたりで一気に先頭に躍り出ると、2着のエアスピネルに1馬身の差をつけての完勝劇。3着はヤマニンアンプリメ。5-8-9番人気順の入線で、3連単は82万円を超す高配当になった。

 サンライズノヴァは力は認めても、さすがに59キロは厳しいだろうと思ってみていたが、なんの何の。後方一気の差し脚にはびっくりするほど。断然の速さ、鋭さだった。御見それしました。

 1番人気のレッドルゼルは先行したものの、直線、内ラチで前が壁になる場面もあって、脚を伸ばせず8着に後退した。

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2020年7月 9日 (木)

第1602回 波乱の七夕賞

 福島のメインは波乱の多いハンデ戦、七夕賞。
 1番人気馬は過去10年で2勝、2着1回、3着2回。10番人気以下の馬が上位に浮上することが多く、3連単は高配当になりがちだ。
 ハンデ戦だけに、指数上もランク外の馬の活躍が目に付く。指数上位馬なら、平均指数や過去の指数が高い馬たちが中心だろう。

(七夕賞)  1着        2着        3着
10年    -     -     CZb・Cd同着
11年(中山)-     AYa   -
12年    B c    Yb   -
13年    C c    Xc   -
14年    -     -     CYa
15年     Xa   -     A
16年    -      Xa   -
17年    B a    Y    -
18年    -     B     -
19年     Xa   D c   -

 今年の指数上位は、ジナンボー、マイネルサーパス、ヴァンケドミンゴ、ウインイクシード、レッドローゼス、クレッシェンドラヴ、ソールインパクト、ノーブルマーズなど。

 梅雨時だけに馬場状態が気になるが、スローペースはなさそうなメンバー構成で、有力なのは中団からの差し馬だろう。

 注目は4歳馬ヒンドゥタイムズ。ここは昇級戦になるが、ハンデは55キロとそこそこ高く評価された。これまでデビューからすべて芝2000メートル戦を使って、(4221)の好成績を残してきた。前走の下鴨S(3勝クラス)はトップハンデの57キロを背負って、中団から差し切り勝ちを決め、1番人気にこたえた。スローペースだったから結果としてスピード指数は高くはないが、直線半ばから2着馬に1馬身以上の差をつけた差し脚は見どころ十分だった。福島コースは初めてだが、中団から差し脚を伸ばす脚質なら問題はないだろう。

 馬場が悪化して、よりスタミナが問われるレースなら、4歳馬オセアグレイト(55キロ)の浮上があるかもしれない。ここまで2400以上の距離で好成績を上げており、福島では昨年の夏に2600メートルの信夫山特別を勝っている。

 他では、56.5キロのハンデは気になるものの、福島コースは(2100)と大得意な4歳馬マイネルサーパスにもチャンスはあるだろう。

 ダートの重賞プロキオンSは、昨年まで中京競馬場で行われてきたが、今年は阪神での開催になった。中京で行われてきた過去8年、1番人気は(2222)と比較的安定した成績を残している。ダート重賞だけに、前走指数上位馬の連対率が高い。

 今年の指数上位は、スマートアヴァロン、ミッキーワイルド、ワンダーリーデル、サクセスエナジー、ヤマニンアンプリメ、サンライズノヴァ、レッドルゼルなど。

 ダート短距離戦といっても、極端なハイペースはないメンバー構成で、先行馬が中心になるだろう。

 重賞の実績では盛岡のダートG1南部杯、G3武蔵野S、G3ユニコーンS勝ちのあるサンライズノヴァが最上位だが、59キロの負担重量は厳しいだろう。

 連軸の中心は4歳馬レッドルゼルとした。レッドルゼルは芝の新馬戦3着のあと、ダートに戦いの場を移して(5401)と、高いダート適性を示している。距離も1200、1400メートルの短距離に絞った戦いに好感が持てる。

 マイペースで逃げるサクセスエナジーや、後方一気の差し脚が鋭い8歳馬スマートアヴァロン、カフジテイクに、7歳馬ワンダーリーデルなど、高齢馬たちの鋭い瞬発力に要注意だ。

(プロキオンS)
       1着        2着        3着
12年    -     D b   B
13年    -     B     C c
14年    A c   A     -
15年     Zc   B     -
16年    D     BZ    -
17年    B b   AXa    Yc
18年    D     AXa     B
19年    A a   B     C
(海外、地方競馬を減戦して計算)

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2020年7月 7日 (火)

第1601回 逃げ馬に凱歌

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202007050911
 先週の重賞戦はラジオNIKKEI賞もCBC賞も、内枠から逃げた人気薄の馬が逃げ切り勝ちを収め、波乱の結果になった。

 逃げ馬が多く揃った福島のラジオNIKKEI賞は、最内の1番枠からバビットがスタートを決め、そのまま逃げる体制に持ち込んだ。4コーナーは2番手にパンサラッサ、ルリアン、グレイトオーサーが並ぶ中からパンサラッサが抜け出し、逃げるバビットを追ったが、逃げ馬との差は広がる一方だった。

 結局、バビットが逃げ切って勝ったが、2着パンサラッサに5馬身もの差をつける圧勝だった。中団から差し脚を伸ばし、パンサラッサにハナ差にまで迫ったディープキングが3着だった。

 逃げ切ったバビットの上りタイムがメンバー最速の35秒8では、後続馬たちはなす術がなかっただろう。1番人気のパラスアテナは4着、2番人気のグレイトオーサーは10着に負けた。

 勝ったバビットは8番人気、2着のパンサラッサは7番人気、3着のディープキングは5番人気。3連単は17万を超す高配当になった。

 阪神競馬場のCBC賞は、3番ゲートから飛び出した13番人気のラブカンプーが大逃げを打った。後続に大きな差をつけたまま、直線も危なげなく、2着のアンヴァル(11番人気)に1馬身4分の3の差をつけて、逃げ切り勝ちを決めた。51キロの軽ハンデを生かし切った2年目斎藤新騎手の大金星といえそう。3着は3番人気レッドアンシェル。3連単は244万円を超す高配当だった。

 ラブカンプーが逃げたのは18年9月のセントウルS以来で、その時も2着に好走していたが、これでデビューからの3勝すべてが逃げ切り勝ちとなった。逃げたレースは(3402)と安定しており、逃げて3着以下に負けたのは2度だけ。今後も、逃げられれば好レースが期待できるかもしれない。

 1番人気に推されたのは、高松宮記念で1着入線を果たしながら、走路妨害で4着に降着となったクリノガウディー。ただ、前走のような積極的な先行策が取れず、終始、中団のまっただ中でもまれるレースになった。直線では前が詰まる場面もあったとはいえ、差し脚も不発で、着順を上げることもできず12着に大敗した。やはり58キロのトップハンデが厳しかったのかもしれない。

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2020年7月 2日 (木)

第1600回 最強の1勝馬

 今週から函館、阪神に加え、福島競馬も始まる。
 福島の開幕週は3歳限定のハンデ戦・ラジオNIKKEI賞が注目のレースだ。
 指数上は、前走指数上位馬や平均指数上位馬、過去の指数上位馬たちが中心になっているものの、ハンデ戦だけに傾向はつかみにくい。
 1番人気は、過去10年で2勝、2着3回、3着1回と連対率は50パーセント。2番人気も(4105)と、50パーセントの連対率だが、勝利数では1番人気を上回る成績をあげている。

(ラジオNIKKEI賞)
       1着    2着    3着
10年    C     -     AYb
11年(中山)A b    Yc    Xa
12年    -      Yc   -
13年    -     A d   -
14年    DZ    DXa   C d
15年    DY     Xa   -
16年    C     B     -
17年    -     -     -
18年    BXa   B     -
19年     Xa   BYb   -
 今年は、サクラトゥジュール、パンサラッサ、アルサトワ、ディープキング、コンドゥクシオン、ベレヌスなどが指数の上位馬たちだ。

 トップハンデが54キロで、軽ハンデでも51キロまで。ハンデ差はあまり気にしなくてよいだろう。 
 ハイペースは考えにくいメンバー構成で、流れは落ち着きそう。更に小回りの福島コースだけに、中心になるのは先行馬だろう。

 先行馬で差し脚もしっかりとしているのは、アルサトワ、アールクインダム、グレイトオーサー、バビット、パラスアテナ、ルリアンなど。ただ、梅雨時のレースだけに、素軽いスピードだけでは苦しいのではないか。過去の勝ち馬は1800や2000メートル以上の距離で好走してきた馬たちで、ある程度スタミナの土台がある馬を中心にとりたい。

 注目はルリアン。指数上はランク外になったが、ここまで3戦2勝、2着1回と好成績を残している。新馬戦2着の後、骨折のため8カ月以上休養したが、3月の復帰初戦を勝って、前走は阪神の2000メートル戦も快勝。大きく離れた2番手から、直線、楽に差し切ったが、先行して長くいい脚を使えるので、福島コースも合うだろう。

 スタミナもありそうな逃げ馬アルサトワ、バビット、パンサラッサたちにも上位のチャンスがありそうだ。
 先行差し馬ではハビットにも要注意。差し脚も鋭い2戦2勝のクレイトオーサーは梅雨時の馬場が合うかどうか。スタミナの点から少し評価を下げた。

 CBC賞は、従来は中京競馬場で行われてきたが、今年は京都競馬場の改修に伴なうスケジュールの変更で、阪神競馬場での開催になった。  今年の指数上位は、クリノガウディー、ディメンシオン、タイセイアベニール、ノーワン、ショウナンアンセム、グランドロワ、アウィルアウェイ。レッドアンシェル、ロケットなど。

 注目は、前走、高松宮記念で1着入線を果たしながら、走路妨害で4着に降着となったクリノガウディー。まだ新馬戦を勝っただけの1勝馬の身だが、新馬勝ちの後はすべて重賞戦に出走し、朝日杯2着、中京記念2着、東京新聞杯3着など、好成績も収めている。

 前走、重馬場の高松宮記念は4コーナー3番手から、直線、鋭い差し脚を使って、ゴール手前100メートル地点で逃げるモズスーパーフレアをとらえ、ゴールまで続いた激しい叩き合いを制した。残念ながら1着入線も降着という裁定だったが、内容も指数も自己ベストのパフォーマンスだった。

 高松宮記念は初の1200メートル戦だったが、距離適性を示せたのは大きな収穫だっただろう。阪神の内回り1200メートルは、比較的先行力が生きるコース。先行力が身上のクリノガウディーには阪神コースも味方しそうだ。課題は58キロのハンデだろう。1勝馬とは思えない重ハンデになったが、高松宮記念の結果からは当然克服しなければならないハンデだろう。

 他では先行できるレッドアンシェル、ロケット、ディメンシオンなどに加え、差し脚鋭いアウィルアウェイ、タイセイアベニール、エイシンデネブ、ジョイフルなどに注目したい。

(CBC賞) 1着    2着    3着
12年    A c   C     A b
13年    CXa   A       d
14年    -      Yc   D
15年    A a    X     Yd
16年    -     -     DXc
17年    B c    Zd   -
18年    -     D      Xb
19年      a    Xd   C b

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