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2020年7月 2日 (木)

第1600回 最強の1勝馬

 今週から函館、阪神に加え、福島競馬も始まる。
 福島の開幕週は3歳限定のハンデ戦・ラジオNIKKEI賞が注目のレースだ。
 指数上は、前走指数上位馬や平均指数上位馬、過去の指数上位馬たちが中心になっているものの、ハンデ戦だけに傾向はつかみにくい。
 1番人気は、過去10年で2勝、2着3回、3着1回と連対率は50パーセント。2番人気も(4105)と、50パーセントの連対率だが、勝利数では1番人気を上回る成績をあげている。

(ラジオNIKKEI賞)
       1着    2着    3着
10年    C     -     AYb
11年(中山)A b    Yc    Xa
12年    -      Yc   -
13年    -     A d   -
14年    DZ    DXa   C d
15年    DY     Xa   -
16年    C     B     -
17年    -     -     -
18年    BXa   B     -
19年     Xa   BYb   -
 今年は、サクラトゥジュール、パンサラッサ、アルサトワ、ディープキング、コンドゥクシオン、ベレヌスなどが指数の上位馬たちだ。

 トップハンデが54キロで、軽ハンデでも51キロまで。ハンデ差はあまり気にしなくてよいだろう。 
 ハイペースは考えにくいメンバー構成で、流れは落ち着きそう。更に小回りの福島コースだけに、中心になるのは先行馬だろう。

 先行馬で差し脚もしっかりとしているのは、アルサトワ、アールクインダム、グレイトオーサー、バビット、パラスアテナ、ルリアンなど。ただ、梅雨時のレースだけに、素軽いスピードだけでは苦しいのではないか。過去の勝ち馬は1800や2000メートル以上の距離で好走してきた馬たちで、ある程度スタミナの土台がある馬を中心にとりたい。

 注目はルリアン。指数上はランク外になったが、ここまで3戦2勝、2着1回と好成績を残している。新馬戦2着の後、骨折のため8カ月以上休養したが、3月の復帰初戦を勝って、前走は阪神の2000メートル戦も快勝。大きく離れた2番手から、直線、楽に差し切ったが、先行して長くいい脚を使えるので、福島コースも合うだろう。

 スタミナもありそうな逃げ馬アルサトワ、バビット、パンサラッサたちにも上位のチャンスがありそうだ。
 先行差し馬ではハビットにも要注意。差し脚も鋭い2戦2勝のクレイトオーサーは梅雨時の馬場が合うかどうか。スタミナの点から少し評価を下げた。

 CBC賞は、従来は中京競馬場で行われてきたが、今年は京都競馬場の改修に伴なうスケジュールの変更で、阪神競馬場での開催になった。  今年の指数上位は、クリノガウディー、ディメンシオン、タイセイアベニール、ノーワン、ショウナンアンセム、グランドロワ、アウィルアウェイ。レッドアンシェル、ロケットなど。

 注目は、前走、高松宮記念で1着入線を果たしながら、走路妨害で4着に降着となったクリノガウディー。まだ新馬戦を勝っただけの1勝馬の身だが、新馬勝ちの後はすべて重賞戦に出走し、朝日杯2着、中京記念2着、東京新聞杯3着など、好成績も収めている。

 前走、重馬場の高松宮記念は4コーナー3番手から、直線、鋭い差し脚を使って、ゴール手前100メートル地点で逃げるモズスーパーフレアをとらえ、ゴールまで続いた激しい叩き合いを制した。残念ながら1着入線も降着という裁定だったが、内容も指数も自己ベストのパフォーマンスだった。

 高松宮記念は初の1200メートル戦だったが、距離適性を示せたのは大きな収穫だっただろう。阪神の内回り1200メートルは、比較的先行力が生きるコース。先行力が身上のクリノガウディーには阪神コースも味方しそうだ。課題は58キロのハンデだろう。1勝馬とは思えない重ハンデになったが、高松宮記念の結果からは当然克服しなければならないハンデだろう。

 他では先行できるレッドアンシェル、ロケット、ディメンシオンなどに加え、差し脚鋭いアウィルアウェイ、タイセイアベニール、エイシンデネブ、ジョイフルなどに注目したい。

(CBC賞) 1着    2着    3着
12年    A c   C     A b
13年    CXa   A       d
14年    -      Yc   D
15年    A a    X     Yd
16年    -     -     DXc
17年    B c    Zd   -
18年    -     D      Xb
19年      a    Xd   C b

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